ナイキも注目!?水泳、ランの美人コーチが語り合うトライアスロンの魅力
自分自身が体験したことを教える楽しさ
– お二人とも色々な背景があって今に至るんですね。しかも、トライアスロンへ挑戦しているんですよね?
伊藤:私は自分がやっていないことに対して教えるのが嫌なんです。ある時、ジョギングをする方から「ランに効果のあるヨガを教えてください」という依頼があって、そこから走りはじめました。当時は、5キロを走ることすら難しかったですね(笑)
でも、その過程で、走れない自分だからこそ教えられることがあると思って走る習慣を身につけ、マラソン大会に出場したりジョギング指導の資格を取得したり……実はトライアスロンも、お客様からトライアスロンに効果的なヨガを教えてほしいという依頼があって始めたんです。そこからロードバイクをはじめたりヒルクライムに出たり、体験して教えるスタイルが自分の色にもなってきたかな。
ちなみに、現在もトライアスロンやランに効くヨガを教えているので興味のある方はお知らせ下さいね!
中村:私も最初のきっかけはトライアスロンをしたい人に水泳を教えるからには、自分もやっておかないとなって思ったことですね。特に海と競技用のプールでは、泳ぎが全然違うんです。プールはコースが整っていて、波もない静水がメインですが、海の場合は、波や風、潮の流れを読むことが必要で、天気もその日にならないとわからないしといった中を泳ぐので、コンディションによって変わる対策を都度、自分で考える必要がありました。
– お二人のお話を聞いていると共通点が多いなと思うのですが、ちなみに出会いはいつだったんですか?
伊藤:女性のアスリートばかり集まったナイキのCM撮影でたまたま話しかけたんです。待ち時間がかなりあったので(笑)それからスポーツイベントでたまたま出会ったり。そして、お互いトライアスロンをはじめたことでより連絡を取り合うようになって、ヨガのスクールに来てもらったりして。
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Posted by Nike Japan (ナイキ) on Monday, April 20, 2015
二人が登場しているナイキのCM
– そうだったんですね!トライアスロンって参加するにはハードルが高いイメージがありますが、実際どのあたりに魅力を感じますか?
中村:トライアスロンってとてもエキサイティングだと思いますよ。費用もそれなりにかかるので40代~50代で始める方も多いのですが、私自身は充実したアイテムを揃えるなどの形から入らなくてもしっかり練習して成果を出そうと思って始めました。
例えば、自転車レースではビンディングペダルを付けた方がもちろんスピードは上がりますが、私は意地でもビンディングペダルを付けずにタイムを出そうと思って普段は付けていません。
実際に付けたらもっと速いんだぞ!という余力を残しておきたくて。乗っている自転車も高いものではありませんが、ちょっとダサくても強いくらいがかっこいい。それが自分のカラーかな。DHバーなんてタイガー柄だし!こんなバイク見たことないでしょ?(笑)
伊藤:本当だ、そういえばいつもビンディングしてないよね!そういうところすごいなぁ。でも、私も少し重めなアルミのバイクでヒルクライムの大会に出場してる(笑)好きな自転車に乗るのはポリシーだし、その方が楽しいよね。
あと、当たり前のことですが速くなるには練習するしかなくて、練習がしっかり結果に反映されることがトライアスロンの面白さだと感じます。
トライアスロンって、種目が3つあるので身体の疲れ具合のバランスがよく、人によってはオリンピックディスタンスであれば、フルマラソンより疲れにくいないと感じる事もあります。3つあることで飽きずに練習できるところもいいと思います。
– スポーツを仕事にフリーランスで活動している2人だからこそ、わかり合えることは多そうですね。そして、トライアスロンに挑戦した2人。今回の記事では、そんな伊藤さんと中村さんから、水泳やランニングが上達するコツもお聞きします。が……それは後編で。
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WRITTEN BY松田 然
合同会社スゴモン代表兼ライター。旅をしながら仕事をするスタイルを取り入れ、自転車で日本全国47都道府県を走破。働き方や旅、自転車を中心にこれからのライフスタイルのヒントをブログなどで発信中! http://moyulog.com/