コスプレ衣装が引っかかって怪我!自転車保険でカバーできる?
「自転車保険ってレース中の事故でも補償してくれるのかな…?」「自転車の破損でも補償してくれるの?」とお悩みの方、多いと思います。そこで、FRAMEで「パンツとスニーカーを履いてロードバイクを買いに行こう!-今日からはじめる自転車女子入門」で登場してもらったコスプレイヤーでサイクリストの林檎蜜紀さんと、実業団メンバーとして活躍しているロードレーサーの栗栖嵩さんに集まってもらい、疑問を一緒に解消していきたいと思います。
第1回の今回は、コスプレイヤーの林檎蜜紀さんが、コスプレイヤーならでは悩みを織り交ぜながらFRAME姉妹サイトの「マサルでもわかる自転車保険」担当の青木さんにズバズバ質問していきます。イベントレーサーやオタクライダーの皆様、必見です。
プリキュアおじさんでも補償される
まずは林檎さんについて教えてください。今もっとも弱ペダの東堂尽八に近い女性としてコミケや自転車界隈で話題沸騰中の林檎さんですが、そもそも自転車に乗ろうと思ったきっかけは何ですか?
元々アニメや漫画が好きなんですが、ちょうど2年くらい前に弱虫ペダルのアニメが注目を浴びていて気になったんですよ。そこから漫画も読み始めてみたらハマってしまい、今では自転車にも乗るようになりました。そこで聞いてみたいんですが、コスプレしたまま自転車に乗って衣装が引っかかって転んでケガしてしまった場合、傷害保険でカバーされるのですか?
安心してください、補償されますよ
されるの!?ヒラヒラついたコスプレ衣装って危ないですけど、それでも補償されるんですか!?
されます。
ウェアじゃなくても!?
ウェアじゃなくても
プリキュアおじさん※でも!?
(※単語について・侮辱や皮肉としては使用していません)
プリキュアおじさんでもです。というのも、最近傘を指して運転してはいけないというのが全国的に広まりましたよね。そこでお母さん達はレインコートを着るようになったんですが、あれも結構ヒラヒラしていますよね。ですから服装に関わらず、怪我をした場合には保険が適用されます。
確かに、傘差し運転規制されたので代わりにレインコートいいなって思ったこともあったんですけど、そういう危険性もありますもんね。でも、全然自転車と関係ないもので転んだらダメなんだって思っていました。関係ないんですね。
携行品補償は盗難された時も補償される
例えばイベントに行く途中に衣装用のスーツケースが壊れたという時も補償してもらえるんですか?
携行品損害補償特約の付いている保険であれば、補償されますよ。
じゃあ、コンタクトや付け爪が割れたって時にも?
残念ですが、メイク道具を含め身体につけるものは補償の対象外になるんですよ。
そうなんだ…
しかし携行品補償は、盗難されたときも適用されるんです。
ちなみに、転んだ時にサイクルジャージが破れてしまった時は保険で補償してくれるんですか?
それは補償されません。自転車を走らせる上で必要なものは、補償されないんです。ですから、サイクルコンピュータが壊れたりホイールが曲がってしまっても、保険では補償されません。自転車は除外されてしまうんですよ。
他には、個人賠償責任補償がついている保険であればイベントで飾ってある物品や展示品を倒してしまった時でも補償されます。
それは安心ですね!でもそんなにたくさん補償してもらっちゃえば、やっぱり保険料は高くなっちゃうんじゃないんですか?
いえ、先ほど紹介したものは自転車だけではなく日常生活やレジャー中の事故も補償してくれる保険なんですけれども、一番高いもので年間10,000円、一番安いものだと4,300円なので月々約390円くらいなんです。
お小遣いで払える!
お小遣いで払えちゃうんです。
最後に
保険が適用されるケースや注意すべき点など、様々なことが学べましたね。第2回では本格的なロードレーサーの視点から、実業団所属の栗栖嵩さんが青木さんにズバッと質問をぶつけていきます。