雨の日はロードバイクに乗れず、もやもやする……結構ありますよね。そこで頼りになるのがローラー台。固定ローラーや三本ローラーなど、室内でもロードバイクに乗ることができるのは非常に嬉しいですよ。
しかし、ここで問題になるのが置き場所。固定ローラーはともかく、三本ローラーは大きくて場所を取るため困ってしまいますよね。
畳んでもかさばるし……。
そのまま置いたら邪魔になる……。
ペダリングとバランス感覚が鍛えられるので本格的なサイクリストに好まれる三本ローラーですが、上記の収納の問題から足踏みをしていることかと思います。特にお部屋が狭い場合はかなりの死活問題です。
そこで今回は、「床に置いたり隅へ寄せれないのなら壁に掛ければいいじゃない!」ということで、自称収納の匠である筆者が三本ローラーを壁掛けするためのDIY術を伝授いたします。
以前筆者が執筆した「狭くて賃貸でも大丈夫!室内にロードバイクを壁掛け保管する方法」と同様ディアウォールを使用しているため、壁や床を傷つけません。
賃貸の方も必見ですよ!
下準備
まずは設置する壁面の床から天井までの距離を計ります。この時、mm単位で正確に計らないと設置した木材が緩くなったりキツくてはまらないという事態に陥る可能性があるのでピッタリと測定しましょう。
次に、ディアウォールに対応している2×4材を2本ホームセンター等で購入します。
これに、先ほど測った長さからディアウォール分40mmを引いたところへ印をつけ、
ノコギリで切断していきます。
ちなみに、「家にノコギリがない」「切るのに自信がない」という方はホームセンターで切断サービスを行っていますので、そちらをご利用ください。
設置
次に、木材の上下へディアウォールを取り付けて壁へ設置ます。万一この段階で思ったよりも木材が緩かった、などの問題が発生した場合は100円ショップで販売されているコルクマットなどを噛ませてみてください。ある程度の誤差であれば、問題なく対応できるはずです。
ここに三本ローラーを引っ掛けるため、
- 固定金具
- ハンガー
- ネジ
を用意します。
壁へ取り付けた木材の側面、3本ローラーを吊るす適切な位置へ固定金具をセットしてネジで固定します。
三本ローラーを掛ける
ここまで製作を行えばあとは三本ローラーを掛けるだけ。
非常にスタイリッシュに、かつ場所をとらず収納できました。使用したい時も簡単に持っていけるのでストレスフリーですね。
ここでワンポイント、木材の表面に100円ショップで売っている引っ掛けを埋め込むと、簡易的なサイクルジャージディスプレイにもなります。
どうせならお気に入りのサイクルジャージは綺麗にカッコ良く見せたいですもんね!
最後に
上記の方法を応用すれば、三本ローラー以外にもメンテナンス道具やヘルメットなども吊るせるようになりますね!
狭いお部屋の収納術は、「掛けれる物は掛け、吊るせるものは吊るす」です。いかがでしたでしょうか、あなたの中のDIY心、くすぶってきましたか?