今回は私がスポーツ自転車にあまり詳しくない人と自転車の話をするときによくあるケースをご紹介します。
仕事柄、初対面の人とのコミュニケーションをとる方法として、自転車の話をよくするのですが、必ず驚かれることがあります。
相手「自転車でどれくらいの距離を走るのですか?」
私「週に100kmくらいで、多い時は1日で200km走ることもありますよ。」
相手「そんなに走れるんですか!膝とか大丈夫ですか?」
私「ええ、全く問題ありません。慣れれば思ったよりも楽に100kmは走れますよ。」
という具合に、サイクルスポーツを趣味としない人にとって、自転車に乗る=近場を移動する、通勤で使うくらいにしか認識していないからか、私が週に100km走ると言うとビックリされるのです。
私からしてみれば、1度のライドで100km以上走るのは当たり前なので、普通のことだと思っていましたが、自転車に乗らない人にとっては、100kmは車や電車を使う距離であり、ちょっとした旅行という認識なんですね。
また、
相手「いくらくらいの自転車に乗っているのですか?」
私「全部で4,50万円くらい掛かりました。」
相手「そんなにするんですか!自転車ってそんな高いものもあるんですね!」
私「そうなんです。よくそのように言われるんですよ。」
といったケースもあるのですが、相手は高くても10万円くらいと思っていたのか、これにもビックリされると同時にちょっと引かれます…。
私自身、車やオートバイを買うよりは安い方だし、スポーツ自転車は趣味性の高く、値段が高いのは当然だと考えているので、そこまで驚かれるとは思いませんでした。
ごく稀に、
「そんな高い自転車を使って競輪の練習をしているんですか?」
「自転車をこいで何が楽しんですか?」
と聞かれることもあります。スポーツ自転車が詳しくない方は、ロードバイクのドロップハンドルと競輪のハンドルが似ているためドロップハンドル=競輪で覚えてしまってる方もいるようです。
何が楽しんですかと聞かれるとちょっとムッとしますが、運動にもなるし、仲間と走ると楽しいし、遠出することできれいな景色を楽しむことができるなど、自転車をこいだときの魅力をお話しします。
他には、タイヤが細い自転車と太い自転車は太い方が早く走れると思っている人が意外に多くてちょっとがっかりすることもあります。
このように、スポーツ自転車にあまり詳しくない人に対して、スポーツ自転車に興味を持ってもらい、実際に乗ってもらえれば良いと思い、初めて会う方には積極的にスポーツ自転車の良さを伝えています。
皆さんも同じような経験がありませんか?