トレック「セッション9.9」をフルモデルチェンジして発表
ワールドカップ常勝DHマウンテンバイク「セッション」がフルモデルチェンジして登場!!
トレックは、マウンテンバイク・ダウンヒルレースバイクのフラッグシップモデルとなる「セッション9.9」をフルモデルチェンジして発表した。
新しく登場するセッション9.9は、現世界チャンピオンでワールドカップ14大会連続優勝中(記録更新中)のレイチェル・アサートン選手や、Trek Factory Racing DHライダーのフィードバックを基に、従来モデルに比べよりレース用ジオメトリーに変更されている。よりアグレシッブな乗車姿勢を可能にするためにリーチをやや長くし、同時に安定性を高めるために新しく登場するスラッカーヘッドアングル調整機能や低めのBBハイトが採用されている。スラッカーヘッドアングル調整機能とは、完成車の状態ではヘッドアングルが63度に設定されているが、±1度の可変式となり、同時にミノリンクでもヘッドアングルを0.5度調整可能となり、またその際のBBハイトは8mmの調整幅を持っている。
アップデートされた特徴の一つに、新しいFox Float X2 air shockの採用が挙げられる。R&Dチームは、この新しいフレームで採用されるFox Float X2 air shockが最大限のパフォーマンスを引き出すためにFox社と共同で最適なチューンが施されており、実際最もサスペンションが機能するミッドストロークでのコントロール性を大きく高めている。エアーショックのパフォーマンスが高くなったで、新セッション9.9ではフルフローターの採用が見送られた。エアーショックのチューン技術はもはやフルフローターのアドバンテージを越えるものであり、それにより強度、剛性を高めると同時に軽量化にも成功しているのだ。
新しいセッション9.9 は10月頃の納車を予定している。
同時に新しく登場する29インチはフレームセットのみの販売。
■ Session 9.9 DH 27.5 RSL ¥920,000(税抜)
■ Session 9.9 DH 29 フレームセット ¥649,000(税抜)
LINK:トレック・ジャパン
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WRITTEN BYFRAME編集部
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