けんたさんも試乗!2018新作アルミロードバイク「スペシャライズド・アレー」、街乗りも本気のライドもこれ一台でイケちゃいます

スペシャライズドの多彩なラインナップの中でも、特に初心者のエントリーモデルとして人気が高いのが「アレー(Allez)」だ。2018年モデルからリニューアルするニュースが発表され、初心者ならずとも気になる存在である。街乗りからレースまでこなす、そのポテンシャルをイチ早く紹介しよう。

街乗りを楽しめるロードバイクに大事な条件、実はありました

まずは街乗りに適している新型アレーの魅力を検証する。スタイリッシュに生まれ変わったモデルを街中で颯爽と走らせてみた。試乗したのはYouTubeでおなじみのけんたさん。
「まずは外見から入りましょう(笑)。インナーワイヤーにこのマットブラック、高級なカーボンバイクくらいでしか今までなかったこのカッコよさが手に入る。アーバン系の男性にも女性にも受けるんじゃないでしょうか。普通に私服も合わせやすいですよね。レーシーなデザインじゃなくて、スペシャライズドと書かれているだけのシンプルさ。なのに走りはバリバリです。信号の多い町中だからこそ、キュキュッと立ち上がりのいいアレーはいいと思います」(けんたさん)

では街乗りロードに大事なポイントを挙げていこう。

見た目が大事

モデルチェンジして、まず変わったのはフレーム設計。従来「ターマック」のジオメタリーを譲り受けてきたが、新型ではエンデュランス系の「ルーベ」に近づけている。よりシャープで質実剛健なスタイルになった。カラーも豊富に用意され、特にオススメはこのマットな質感の黒。どこにでも馴染み、どんな服装にもシックに決まる。

シンプルな外観、シックな色合いは普段着で走って、気の向いた場所で仕事するノマドスタイルでも活躍しそう(c)Kazuhiro Koide
シンプルな外観、シックな色合いは普段着で走って、気の向いた場所で仕事するノマドスタイルでも活躍しそう(c)Kazuhiro Koide

小回りが利く

強化されたE5アルミ製のテーパードヘッドチューブと、専用設計のフルカーボンフォークにより、フロント周りの剛性が上がった。それによって〝しっかり感〟が生まれ、クイックなハンドリングにも対応。長い時間乗っていても疲労しづらく、乗り心地もよくなっている。

安心のブレーキ

フロントとリアともに、ブレーキは「Tektro Axis caliper」を搭載。ストップ&ゴーの多い街中では、感触として「キュッ」と締まるブレーキングが必要だが、そうした要求にも応えているのが新型アレーである。

ブレーキはTektro Axis caliper(c)Kazuhiro Koide
ブレーキはTektro Axis caliper(c)Kazuhiro Koide

タイヤのホールド感

標準タイヤは700×25mmの「Espoir Sport」を採用。700×28cまでのタイヤ・クリアランスを持ち、用途によって太目のタイヤを履かせることができる。より強いグリップ力でアスファルトの上を不安なく走らせることが可能だ。

DTスイスR460が標準装備(c)Kazuhiro Koide
DTスイスR460が標準装備(c)Kazuhiro Koide

本気の走りにも答えてくれるポテンシャルもあります

You Tuberのけんたさんが新型アレーを試乗(c)Kazuhiro Koide
You Tuberのけんたさんが新型アレーを試乗(c)Kazuhiro Koide

単なる街乗りに終わらないのが新型アレー。日々のトレーニングからロングライド、ヒルクライムやレースなどで活用できる「本気」の性能を秘めている。
「すべてにおいて80点の優等生と元プロの竹谷さんが言ってたんですが、それって実はものすごく優秀ですよね。フレームは硬めで、踏んだらすぐ応えてくれ、それが推進力に変わるのがわかります。良いフレームだなという率直な感想を、僕は持ちました。え、これで15万円なの?って。反応がいいし、走行中安定しているし、もちろん下りも安定。これからロードバイク始めますという人は100%満足するバイクだと思います」(けんたさん)

アルミという素材の反応の良さ

先代機より450gの軽量化を実現した新型アレー。アルミ素材としては、なかなか果たすことのできない大幅な軽量化である。その走りはアルミらしく「カチッ」としたダイレクトさがあり、瞬発性の高い走行感を味わえるだろう。

アルミという素材の可能性を感じる(c)Kazuhiro Koide
アルミという素材の可能性を感じる(c)Kazuhiro Koide

初心者に優しい

初めて乗るロードバイクに不可欠な高いコントロール性と安定性、振動吸収性に富み、不安要素の排除がなされて初心者にも優しい造りとなっている。フロント周りの強化はここで活かされており、コーナーリングでもスムーズにリアがついてくる。

グラベル(?)試乗帰りに満足そうなけんたさん(c)Kazuhiro Koide
グラベル(?)試乗帰りに満足そうなけんたさん(c)Kazuhiro Koide

ライドの拡張性が抜群

キャリアラックやフェンダーも装着可能で、荷物が多くても安心。日帰りのツーリングから宿泊込みのバイクパッキング、そしていま話題のグラベルなど、一台でなんでもこなせる汎用性を持っているのが特徴だ。

高い完成度

整備性の高いインナーケーブルルーティングを採用。美しく処理されたワイヤー導入口は機能美を追求した結果だ。高級感あふれるスムースな仕上がりとグラフィックも、高い運動性能とあいまって見る者を魅了する。

インナーケーブルの美しさ(c)Kazuhiro Koide
インナーケーブルの美しさ (c)Kazuhiro Koide

結論、新作アレーは万能ロードバイクだ

新型アレーのキャッチフレーズは「King of Standard—限りなき可能性」。その謳い文句にたがわず、リニューアルされたアレーは様々なシーンで活用できるものだ。初心者がロードバイクを選ぶ際に抑えておきたい大切なポイントを網羅している他、経験者のトレーニング用などにも最適な万能モデル。そのポテンシャルは〝未知〟なるものだ。

日常ユースにも、本気走りにも。新型アレーは万能型 (c)Kazuhiro Koide
日常ユースにも、本気走りにも。新型アレーは万能型 (c)Kazuhiro Koide

新型アレーは2モデル展開

新型アレーのシリーズ・ラインナップは「アレー・エリート」と「アレー・スポーツ」の2機種。下記、スペックを参考にしてほしい。

■ALLEZ ELITE

LTBLU/RKTRED
LTBLU/RKTRED

TEAMYEL/TARBLK
TEAMYEL/TARBLK
BLK/WHT
BLK/WHT
CLGRY/HTPNK
CLGRY/HTPNK

フレーム:Specialized E5 Premium Aluminum
ヘッド:1-1/8” to 1-3/8”
フォーク:Specialized FACT full Carbon
ディレイラー:Shimano 105
ホイール:DT R460
タイヤ:700×25mm
サイズ:49、52、54、56、58、61
カラー:LTBLU/RKTRED、TEAMYEL/TARBLK、BLK/WHT、CLGRY/HTPNK
価格:150,000円(税抜)

■ALLEZ SPORT

CSMWHT/BLK
CSMWHT/BLK

NVY/NRDCRED
NVY/NRDCRED

フレーム:Specialized E5 Premium Aluminum
ヘッド:1-1/8” to 1-3/8”
フォーク:Specialized FACT full Carbon
ディレイラー:Shimano Sora
ホイール:Axis Sport
タイヤ:700×25mm
サイズ:49、52、54、56、58
カラー:CSMWHT/BLK、NVY/NRDCRED
価格:100,000(税抜)

さらに詳しい情報はこちら>>ALLEZ2018モデルが初心者におすすめのアルミロードバイクである理由

問い合わせ先
提供:スペシャライズド・ジャパン
企画制作:FRAME編集部

Y’s Road オンライン アウトレットコーナー

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WRITTEN BYFRAME編集部

FRAME編集部はロードバイク、MTB、ミニベロ、トライアスリートなど、全員が自転車乗りのメンバーで構成されています。メンテナンスなど役立つ情報から、サイクリングのおすすめのスポット情報、ロードレースの観戦まで、自転車をもっと楽しくするライフスタイル情報をお届けします。 https://jitensha-hoken.jp/blog/

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