こんにちは!サラリーマンローディーの栗栖です。
前回は「エアポート&サイクルライドその1」と題して、羽田空港における輪行の記事を書かせていただきました。今回は、出先を拠点とした自転車の楽しみ方として、新千歳空港でのケースをご紹介します。
新千歳空港直結のエアターミナルホテルはとても便利
新千歳空港には空港直結の「エアターミナルホテル」という便利なホテルがあります。輪行で降り立った先の空港から拠点となるホテルに行くのに、さらに鉄道で輪行・・・といったケースは良くあることですが、結構面倒だったりします。その点、空港直結となるとカートで自転車を押しながらホテルに直行できるため、サイクリストにも大変便利です。今回実際にエアターミナルホテルに宿泊してみました。
新千歳空港発着サイクリングを満喫
翌朝、新千歳空港発着のサイクリングを行いました。しかし、そのまま自転車を押して空港内をうろつくことはできないので、少し工夫が必要でした。午前10時にチェックアウト後、私服のまま一旦空港1Fの30番バス乗り場横にあるサイクルラックに自転車を置き、空港2Fでウェアに着替え、コインロッカーに荷物を格納してから、ようやく出発となりました。最近空港にサイクルラックが設置された空港が多くなってきましたが、サイクルラック+更衣室+コインロッカーがセットで無ければシームレスさが失われると実感しました。このあたり、サイクリスト目線からもう少し改善が必要そうです。
さて、この日は新千歳空港から定山渓方面へぐるっと周回する180kmのライドでした。北海道の道路は首都圏とは違い、道は広く直線的で、どこまでも開放的です。天候にも恵まれ最高のサイクリングを楽しみました。
支笏湖から千歳間には「支笏湖公園自転車道」という延長26.5kmの自転車専用道路が整備されています。支笏湖方面から千歳に向かう道は下り坂になっていることもあり、帰り道は大変快適でした。しかし、北海道ならでは、「ヒグマ注意」の看板がいくつもあり、若干の恐怖を覚えました。
17:00に新千歳空港に戻ってから、空港内の温泉で疲れを癒し、締めの海鮮丼を堪能して20:00の飛行機で帰京しました。その気になれば、日帰り北海道サイクリングもできそうですね。
サイクリングの活動範囲を飛躍的に高める「輪行」。その究極ともいえるエアポート&サイクルライド。みなさんも楽しんでみませんか?
執筆:パシフィックコンサルタンツ株式会社 栗栖