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けんたさんが輪行マイスターに聞く!「完璧な輪行のやり方」そのポイント

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輪行マイスターに聞く、完璧な輪行のやり方

FRAMEの動画ディレクターとしておなじみですよね、You Tuberけんたさん。この動画では、自称「輪行マイスター」 岩田さんが輪行袋の使い方について、わかりやすく解説しています。輪行経験のある方も、意外なコツや目から鱗の方法が見つかるかもしれません。動画のポイントを、記事にまとめてみました。

ステップ1 輪行の準備

駅に着いたら、まず「自転車をばらす所」を探しましょう

ポイントは、
駅の外で邪魔にならないところ
壁際
点字ブロックのないところ

ステップ2 自転車をばらす

1)サイコンやライト、スマホ・ホルダー等を外す
2)ボトルに中身が入っていたら、空にしておく
(ボトルは、ハンドルを曲げた時にぶつかるようなら、外す)
3)ギアをアウタートップ(一番重く)にする

なぜアウターにするのか?
アウターが剥き出しだと、チェーンリングの歯が痛い。輪行袋の傷防止のため

4)ブレーキのクイックレバーを緩める
5)後輪を外す

後輪の外し方

  1. 自転車の左側に立つ
  2. 右手でクイックレバーを緩める(回さなくて良い)
  3. 右手で後輪を地面に着けたまま抑え、左手でサドルの後ろを持ち、20cmくらい上方に引く
    右手で後輪を地面に着けたまま抑え、左手でサドルの後ろを持ち、20cmくらい上方に引く
  4. チェーンが引っかかった状態で、緩めながら車輪を手前に引く

6)外したホイールは壁際に立てかけておく
7)シートチューブ、フロントフォークを持って、車体をひっくり返す

シートチューブ、フロントフォークを持って、車体をひっくり返す

8)前輪は、クリックレバーを緩め、少しナットを緩めてから外し、壁ぎわに立てかける

ステップ3 輪行袋に入れていく

1)ハンドルを右側に置く
2)フレームカバ−1枚をシートチューブとトップチューブの角に巻く

フレームカバ−1枚をシートチューブとトップチューブの角に巻く

3)後輪のクリックレバーを外す
4)エンド金具を組み待て、チェーンをエンド金具に引っ掛けてはめる(エンド金具の向きは、シートステーとだいたい直線になるように)

エンド金具を組み待て、チェーンをエンド金具に引っ掛けてはめる

5)変速機を二、三回動かして、ディレーラーを内側にする

変速機を二、三回動かして、ディレーラーを内側にする

6)スプロケカバーをつける
7)エンド金具とサドルで地面に立てる
8)ペダルの位置を、シートステイに沿って、右を上に左を下に調整する
9)ハンドルは、左に倒す
10)前輪はクイックレバーを外側に

ステップ4 自転車の縛り方

1)ダウンチューブとホイールの一番近い場所を、メスの裏側を右で持って、ワイヤーの下を通し、一度フレームの下でクロスした後、車輪の下を通し二重にして縛る

ダウンチューブとホイールの一番近い場所を、メスの裏側を右で持って、ワイヤーの下を通し、一度フレームの下でクロスした後、車輪の下を通し二重にして縛る

2)シートステイと車輪を固定(バックルは広いところに配置)
3)サドルの前側を巻き込んで縛る
4)3か所を本締め。サドル・エンド金具、前後車輪の4か所が地面に接するように。

3か所を本締め(タイヤの横を挟んで引っ張る)

ステップ5 肩紐の縛り方

1)肩ひもの片方を輪にしておく
2)輪をBBに通す

輪をBBに通す

3)紐のあまりは、フォークに引っ掛けておく
4)収容袋はハンドルに引っ掛けておく
5)巾着袋を外側にめくっておき、穴と肩ひもの位置が一緒になるように自転車を置く

巾着袋を外側にめくっておき、穴と肩ひもの位置が一緒になるように自転車を置く

6)肩ひもを穴から出し、ステムに通す
7)ディレーラーに注意して巾着袋で自転車を包み込み、紐を締める

ディレーラーに注意して巾着袋で自転車を包み込み、紐を締める

自転車を下ろすときはエンド金具に気をつけましょう!

ステップ6 輪行袋からの出し方

1)邪魔にならないところで出す
2)巾着紐を完全に緩める
3)肩ひもを外す
4)ストラップを下からはずす
5)ホイールを外す。
6)カバーを外す
7)ギアをトップに戻す
8)エンド金具を外し、クイックリリースをはめる
9)ディレーラーを少し持ち上げ、後輪をはめる

ディレーラーを少し持ち上げ、後輪をはめる

10)前輪をはめる
11)ブレーキのクイックを締める
12)輪行袋を畳む

輪行袋を畳む

13)付属品を輪行袋に巻き込み、収納袋に入れる

付属品を輪行袋に巻き込み

収納袋に入れる

おすすめ輪行袋

輪行するには、鉄道会社の規定に従って車両内に持ち込む必要があります。
例えばJR東日本では、次のように定められています。(出典:JR東日本 旅客営業規則

(無料手回り品)
第308条
旅客は、第309条に規定する以外の携帯できる物品であって、列車の状況により、運輸上支障を生ずるおそれがないと認められるときに限り、3辺の最大の和が、250センチメートル以内のもので、その重量が30キログラム以内のものを無料で車内に2個まで持ち込むことができる。ただし、長さ2メートルを超える物品は車内に持ち込むことができない。
2
旅客は、前項に規定する制限内であっても、自転車及びサーフボードについては、次の各号の1に該当する場合に限り、無料で車内に持ち込むことができる。
(1)自転車にあっては、解体して専用の袋に収納したもの又は折りたたみ式自転車であって、折りたたんで専用の袋に収納したもの
(2)サーフボードにあっては、専用の袋に収納したもの

輪行袋からサドルなど、飛び出た部分がある場合は収納されているとは言えないので、輪行袋を選ぶときには気をつけましょう。

以下に場所をとらない縦型のお勧め輪行袋を紹介します。

GUEE 縦型軽量輪行袋


前後輪をはずす巾着タイプ。

  • 付属品:ワンタッチストラップ付き収納袋×1、ワンタッチストラップ×3、ショルダーストラップ×1、スプロケカバー×1、フレームプロテクター×1 枚
  • 巾着タイプ、中仕切り無し、エンド金具別売
  • 重量:320g
  • カラー:ブラック、レッド、ブルー
  • ※エンド金具は付属いたしません。
  • (出典:AKI Corporation Limited

GUEE(グイー) 縦型軽量輪行袋をAmazonで見る

OSTRICH(オーストリッチ) 輪行袋 超軽量型 [L-100]

輪行袋のスタンダード版。縦型で場所をとりません。

  • 付属品:ショルダーベルト、中締めベルト
  • 巾着タイプ、中仕切り無し、エンド金具別売
  • 重量:235g
  • カラー:ブラック、レッド、ロイヤルブルー
  • ※エンド金具は付属しません。
    (出典:OSTRICH

OSTRICH(オーストリッチ) 輪行袋 超軽量型 [L-100] ブラック をAmazonで見る

OSTRICH(オーストリッチ) 輪行袋 [SL-100]


オーストリッチから発売されている輪行袋の中で、史上最軽量。ボトルケージにも収容できます。

  • 付属品:ショルダーベルト、中締めベルト
  • 巾着タイプ、中仕切り無し、エンド金具別売
  • 重量:200g
  • カラー:ブラック
  • ※エンド金具は付属しません。
    (出典:OSTRICH

OSTRICH(オーストリッチ) 輪行袋 [SL-100] をAmazonで見る

TIOGA (タイオガ) ロード ポッド


薄くて軽い70デニールナイロン素材を使用している、縦型輪行袋です。

  • 付属品:収納ポーチ、固定用ストラップ4本、ショルダーストラップ、チェーンカバー
  • 巾着タイプ、エンド金具別売
  • 重量:235g(ブラック)、405g(シルバー)
  • カラー:ブラック、シルバー
  • ※エンド金具は付属しません。
    (出典:TIOGA

TIOGA (タイオガ) ロード ポッド をAmazonで見る

エンド金具もお忘れなく


▲ オーストリッチ エンド金具 エンド幅130mm
輪行時にリアディレイラーやフレームを保護、自立させるために必要なエンド金具は別売りの物が多いのでチェックしておきましょう。マウンテンバイクや一部のクロスバイクではリアエンドの幅が135mmの場合もありますので、ご自身のバイクのリアエンド幅を調べてからご購入ください。

OSTRICH(オーストリッチ) エンド金具 [リア用] エンド幅130mm ロード向け 110mm対応 をAmazonで見る
OSTRICH(オーストリッチ) エンド金具 [リア用] エンド幅135mm MTB向け 110mm対応 をAmazonで見る

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