赤城山をロードバイクで楽しみつくせ!―ヒルクライム&グルメ

関東近県でサイクリストに人気のあるヒルクライム大会の一つが開催される「赤城山」。
群馬県では榛名山、妙義山と共に「上毛三山」の一つで、百名山にも数えられ、ヒルクライムだけではなく、観光やトレッキング、スキーを手軽に楽しめる人気のあるエリアです。
今回は群馬でも代表的なヒルクライムコースがある赤城山の楽しみ方を色々ご紹介します!

http://100-japan.at.webry.info/
http://100-japan.at.webry.info

赤城山ってどこにあるの?

赤城山は関東の北西部「群馬県」のほぼ中央に位置し、1,800m級の山々と白樺の高原の広大な山麓を有しています。

アクセスと駐車場情報

自動車では、関越自動車道の場合は赤城ICもしくは前橋IC、東北自動車道~北関東自動車道利用の場合は、前橋南ICから向かうことになります。
駐車場は、赤城山の大沼湖畔に公共の無料駐車場が幾つかあります。また、まえばし赤城山ヒルクライム試走者用に「前橋合同庁舎エリア」が用意されています。(試走用の駐車場は変更される場合がありますので、必ず事前に確認してください:まえばし赤城山ヒルクライム大会
輪行での最寄駅は、JR前橋駅になります。改札口を出て直進すると、コインロッカーがありますので、不要な手荷物は駅に預けることができます。

サイクリストを応援する「まえばしサイクルオアシス」を活用しよう

「自転車のまち前橋」という程、自転車に力を入れている前橋市。
前橋市内、赤城山、利根川周辺におもてなしスポット「まえばしサイクルオアシス」を配置し、サイクリストに便宜を図っています。

まえばしサイクルオアシスのサイン
引用:まえばしサイクルオアシスfacebook

休憩、トイレスポットはもちろん、簡易工具や空気入れ等の貸し出しを行っていますので、緊急の場合の駆け込み所としてマークしてはいかがでしょうか?
詳細は、「まえばしサイクルオアシス公式HP」をご参照ください。

赤城山のヒルクライムコースを登ってみよう

まずは定番、誰もが目指す「まえばし赤城山ヒルクライム大会」のコース

前橋市街地から県道4号線をひたすら真っ直ぐ走って赤城山頂まで登るコースです。

ヒルクライム大会では、上細井町交差点から約50m上から計測開始になり、赤城山頂の赤城山総合観光案内所がゴールになります。
距離は20.8km、標高差1,313m。平均勾配は6.4%、最大勾配は9.4%で、極端な勾配の変化はなく、どちらかというとペースを維持して登りやすいコースと言えます。

ここからスタート
ここからスタート。前橋市街地から来る場合は、もう既に登りに入っています。

最初はひたすら真っ直ぐ登って行く直線的なコース。
最初はひたすら真っ直ぐ登って行く直線的なコース。
トウモロコシ屋さんが右手に見える姫百合駐車場辺りから九十九折りになり、コーナーが連続していきます。コーナーには「カーブ○○」という標識があり、どこまでも続く標識が、サイクリストの気力をくじきます。(実はカーブ69迄あります)

ゴールの観光案内所
ゴールの観光案内所からは、大沼沿いを走ったり、パワースポットの赤城神社など観光スポットがありますので、散策してみては?


(出典:赤城山ポータルサイト
赤城山からの下りは長く、標高差が大きいので、防寒対策は必須です。
特にゴール付近は地上と比べて気温が低く、ヒルクライムで発汗した後の下りは思った以上に冷えることがあります。真夏でもウィンドブレーカー等の防寒具は準備しておきましょう。

上電サイクルトレインに乗ってサイクリングも楽しい

赤城といっても、必ずしも登るばっかりのサイクリングだけではありません。前橋市の上毛電鉄には、自転車ごと乗れるサイクルトレインがあります。
サイクルトレインで中央前橋駅から粕川駅まで移動し、赤城山の南麓を走る約35kmのコースはいかがでしょうか?ルート上には、春には見頃の「千本桜」や、年間を通じて花が咲いている「ぐんまフラワーパーク」、道の駅などの立ち寄り所があり、最後は利根川沿いを快走して戻ってきます。


(Link:上毛電気鉄道株式会社サイクルトレイン

赤城旧道(上級者向け)

たまには違ったルートも試したいヒルクライム好きの方には、大胡から赤城温泉を経由して小沼側から赤城山に登る旧道コースはいかがでしょうか?


距離約18.2km、平均斜度5.1%ですが、赤城温泉から先は見通しが悪い九十九折れになり、平均斜度も9%を超える道が10km以上続きます
県道4号線と比べると空いていますが、狭い林道でも車は通りますので、視認性のよいウェアやライトの点灯するなど、存在をアピールするようにした方が無難です。
(2017.9.20現在、コースの大胡赤城線は山頂付近での崩落により、小沼から赤城温泉の区間で全面通行規制になっています。)

赤城山で食べたいグルメなお楽しみ補給

赤城山に登るだけではもったいない。せっかくですから、赤城山ならではのグルメも楽しみたいところ。

観光案内所のソフトクリーム

赤城山を訪れるサイクリストの間で有名といえば、これじゃないでしょうか?赤城山総合観光案内所の売店のソフトクリーム!種類はバニラと抹茶、ミックスの三種類。
一見普通のソフトのように思えるのに、なぜそんなに有名なのかと言えば、サイクリストにはソフトクリームの「巻き」をおまけしてくれるのです。
なお、おまけの具合はソフトクリーム担当や、その日のもろもろの事情によって異なるようで、必ずしも毎回同じになるとは限りません。

これは私の最高記録に入る巻きです。
これは私の最高記録に入る巻きです。登った後のご褒美に最高ですね。

思わず立ち寄りたくなるお手軽グルメ

赤城山の4号線を登っていると、道の両側には誘惑がいっぱいです。特に夏から秋にかけての季節は、トウモロコシの香ばしい匂いが...。
登り途中で立ち寄るもよし、登り切った後のご褒美に下りで立ち寄るのもOK。コース上に何軒かあるので、お気に入りを探してみてください。

ジューシーな焼きトウモロコシ
焼きトウモロコシならではの香ばしさ、ジューシーな甘さ。季節限定の味覚ですね。

「山菜まんじゅう本舗 武本」さんの山菜まんじゅう
こちらはやはりヒルクライムコース沿いにある「山菜まんじゅう本舗 武本」さんの山菜まんじゅう。
「まいたけ味噌」とか「山菜」、「小倉あん」などのお饅頭。補給食にも最適です。

上州名物も…

(出典:TonTonのまちまえばし)
(出典:TonTonのまちまえばし)

ソースカツ丼
広大な自然のある赤城南麓地域では養豚が盛んだそうで、いろいろな豚肉料理を楽しむことができます。ソースカツ丼は前橋が発祥とも言われています。

(出典:赤城山ポータルサイト)
(出典:赤城山ポータルサイト)

焼きまんじゅう
群馬県の郷土料理のひとつ。蒸した白いまんじゅうに、甘い味噌のたれを塗って焼きあげてあります。餡の入っているものもあります。

ヒルクライムを楽しんだ後は温泉の立ち寄り湯へ

ヒルクライムの後は、さっぱり汗を流して帰りましょう。車載組には道の駅、輪行組には駅前温泉をご紹介します。他にも立ち寄り湯はありますので、お気に入りを探してみてください。

道の駅ふじみ「富士見温泉ふれあい館」

国道353号沿いに位置し、道の駅「ふじみ」の併設する立ち寄り湯。
群馬県前橋市富士見町石井1569-1
営業:午前10:00〜午後9:00
休館日:毎月第1・3木曜日 (但し祝祭日の場合は営業)
入館料:大人1日510円(平日・祝祭日含)、貸しタオルレンタル有
(出典元:道の駅「ふじみ」富士見温泉ふれあい館

前橋荻窪温泉「あいのやまの湯」

道の駅「赤城の恵」内施設の立ち寄り湯。
群馬県前橋市荻窪町530-1
営業:午前10:00〜午後9:00
休館日:毎月第1・3火曜日
入館料:大人1日510円(平日・祝祭日含)、タオルセットレンタル有
(出典元:あいのやまの湯

まえばし駅前 天然温泉「ゆーゆ」

JR前橋駅から徒歩約2分の温泉。岩盤浴もあり。
群馬県前橋市表町2-10-31
営業:午前10:00〜午後11:00
入館料:大人(平日)630円、(土、日、祝日、特定日)730円、タオル・館内着等レンタル有
(出典元:まえばし駅前温泉ゆーゆ

まえばし赤城山ヒルクライム大会について

今年で7回目になる「まえばし赤城山ヒルクライム大会」。2016年から、前日にキッズクリテリウムやJプロツアーのJBCFまえばしクリテリウムも含めた「クリテリウム大会」も催されるようになり、県下での自転車熱が更に高まっています。
まえばし赤城山ヒルクライム大会は、毎年エントリー枠がすぐに埋まってしまう程人気がありますが、インターネット受付が終了しても、郵送枠やスタンプラリー枠が用意され(抽選)、エントリーするチャンスが残されているのがうれしい所です。
今年のエントリーは既に終了していますが、沿道で応援してくれるたくさんの地元の方々の温かい声援を聞きながら登るのは、また来たいと思うこと請け合いです。

(LINK:Mt.AKGI HIll Climb

おわりに

自転車人口が増えるにつれ、ヒルクライム人気も高まってきているような気がします。20km以上の距離をヒルクライムできるコースというのは、関東近県でもそんなになく、しかも急な勾配の変化がない赤城山は登りやすいコースだと思います。
更に、赤城山からは榛名山や沼田、吹き割りの滝まで足を伸ばすことができ、まだまだ見所いっぱいです。ぜひ群馬を訪れて、好きなコースを探してみてください。

トップ画像出典:https://www.facebook.com/maebashi.aoneco/posts/1393055017482653

猫ちぐら

WRITTEN BY猫ちぐら

翻訳会社のDTPオペレータからフリーランスへ。ダイエットのためにママチャリでサイクリングロードを走って自転車にはまる。登りは好きだが下りは嫌いなのが困った所。現在はヒルクライムや山岳系ロングライドでロードバイクを楽しんでいます。

他の記事も読む

関連記事