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ボントレガーのヘルメットはシンプルで機能的。TREKユーザー以外にも!

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Bontrager(ボントレガー)のヘルメットはどれもシンプルで美しい。加えてライトやカメラをワンタッチで装着できるブレンダーマウント、アジア人に向けたASIA FIT形状など嬉しい機能がそろう。
ヘルメットを選ぶ基準の大前提は安全性。ただし同じくらい必要なのが見た目と機能性だろう。そのすべてが手に入るボントレガーのヘルメットラインナップは、TREKユーザーでなくても必見だ。

TREKショップでよく見る「b」マーク、それがボントレガー


トレック傘下にある自転車用品総合ブランドのBontrager(ボントレガー)。アパレルからホイール、ハンドル、ステム、サドル、シートポスト、タイヤ、ライト、ブレーキパッド、ツールキット、バーテープ、バッグ、キャリアラック、そして今回紹介するヘルメットなど、多彩なパーツ&アクセサリーを送り出している。

▲自社工場で一切妥協のない製品開発が行われているホイールも人気製品のひとつ。

創設は1980年。キース・ボントレガーにより、カリフォルニア州サンタクルーズのガレージからすべては始まった。エンジニアリングにおいてまったく妥協しない姿勢、細部までのこだわりと確固とした品質への情熱、革新的なアイデアと斬新な制作方法で、現在に至るまで良質な製品を作り上げている。

▲創業者キース・ボントレガーの実験好きで好奇心旺盛な心は、現在の開発の礎ともいえる

トレックの自転車にはボントレガーのパーツが使われることが多いが、トレック以外の自転車に乗っている人にも訴求力があるのがブランドの強み。シンプルで主張を抑えて飾らないパーツ&アクセサリー群は、どんな自転車にも似合う。かつ即戦力となり、あなたの走りをアップグレードしてくれるのが魅力のひとつだろう。

今回紹介するヘルメットのみならず、ボントレガーアクセサリの魅力が詰まったこちらの記事も必見だ。
→「ショップでしか買えない!昭島店店長が語る「ボントレガーの知られざる名作」

ボントレガーヘルメットの特徴


ボントレガーのヘルメットに搭載された幾多の機能を確認しておこう。

MIPS防護システム搭載

MIPS(Multi-directional Impact Protection System)とは、多方向からの衝撃に対する防護システム。長年の研究から開発されたもので、脳自体が持つ防護性とMIPSの組み合わせが、斜めからの衝撃に対して高い保護性を提供する。

▲実際の事故状況は決して平面からだけの衝撃ではない。斜めからの衝撃に対応する設計だ。

具体的には、ヘルメットのアウターシェルとインナーライナーとの間に低摩擦層を付加。衝撃を受けた際に、外層と内層が滑り合うことで頭へのダメージを和らげることとなる。これまでヘルメットの製品テストは平坦な面にヘルメットを落とすことのみで行なわれていたが、MIPS搭載ヘルメットは実際の事故状況で起こりうる様々な衝撃に対応するよう設計されている。

6カ国、計2000人以上の頭部を計測した「ASIA FIT」

ヘルメットで特に大事なことは「頭部にしっかりフィットするか?」ということ。しかし欧米人とアジア人では頭部の形状が異なることが多い。欧米人の頭部は横幅が狭く、前後に細長い楕円形の形状が多い。一方、アジア人の頭部は円形に近い「お椀型」の形状が多い
そのため、欧米人向けに作られたヘルメットには、アジア人の頭部がぴったり収まらないというお悩みは「ヘルメットあるある」と言えるだろう。
そこでボントレガーでは、6カ国で合計2000人以上の頭部の形状を計測・研究し、アジアフィットのヘルメットを作り上げている。ヘルメット内部の形状は円形に近く、日本人ライダーの頭部形状の大半にフィットしてくれる。

▲Bontrager Velocis MIPS Asia Fit Road Helmet、内部は円状に近い形状となっている

また、ヘルメットのフィッティングを調整するクロージャーシステムにはBOAダイヤルを採用。素早く簡単に細かく調整でき、アジアフィットの装着感がより一層高まる。

▲片手で簡単に固定し、調節できるBoaシステム

ブレンダーマウント

▲新型「Circuit」には、磁石で着脱できるライトマウントが標準装備

新型モデル「サーキット」は、ブレンダーマウント・システムを採用。ライトやウェラブルカメラを取り付けられるマグネット式マウントを付属し、よりアクティブなライドに向けた装備ができるようになっている。

▲マグネット式で着脱は実に簡単

▲取り付けイメージ(前方)

▲取り付けイメージ(後方)

1年間のクラッシュ保証制度

クラッシュリプレイスメントプログラムなら、ヘルメットが購入後1年以内に破損した場合において無償で新品に交換できる。ヘルメット破損時には、購入店にそのヘルメットと購入時のレシートを持ち込んで、破損状況を説明することが必要だ。

ボントレガーの理念と信念が感じられる動画を是非とも確認してみてほしい。

ヘルメットおすすめ8選


ボントレガーでは、エアロモデルのAeolusやBallista、キッズラインまで幅広く手掛けているが、今回は割愛。
シリアスライダー向けの「Velocis」、ライトマウントつきの万能タイプ「Circuit」、あらゆるレベルで使えるスタイリッシュな「Starvos」、コスパに優れた「Solstice」の4つのラインを紹介していこう。

Velocis MIPS Asia Fit Road

▲ブラック

ハイグレードな冷却性とエアロダイナミクス性の利点を求める、シリアスなライダーのための最新鋭ヘルメット。とても軽くて細身の形状を持ち、頭を涼しく保ちながら走れるので、オーバーヒートすることなく出力を高められる。

サイズ:S/M(51〜58cm)、M/L(55〜61cm)
カラー:ブラック、ヴァイスピンク、ヴィッパーレッド、ホワイト、ヴィジビリティイエロー、マイアミグリーン、アズール
価格:23,149円(税抜)

Circuit MIPS Asia Fit Road Helmet

▲ヘザーグレー

軽く、涼しく、細身の形にMIPSの保護性を加え、ライトやカメラを一体化できるブレンダーマウントシステムの利便性を備えた万能ヘルメット。

サイズ:S/M(51〜58cm)、M/L(55〜61cm)
カラー:ブラック、ウォータールーブルー、ヘザーグレー、ホワイト、ヴィジビリティイエロー×デニスターブラック
価格:19,445円(税抜)

Asia Fit Circuit MIPS Bike Helmet


軽くて涼しい滑らかな形状に、MIPSの保護性も加わったホビーレーサー向けヘルメット。内蔵埋め込みチャンネルが内部と頭上の空気の流れをコントロールする。

サイズ:S/M(51〜58cm)、M/L(55〜61cm)
カラー:ウォータールーブルー
価格:15,649円(税抜)

Asia Fit Circuit Women’s MIPS Bike Helmet


女性ホビーレーサー向けヘルメット。インモールド・コンポジットスケルトンにより、ヘルメット全体のまとまりが高まり、大きめのベンチレーションの種類が増えている。

サイズ:S/M(51〜58cm)、M/L(55〜61cm)
カラー:ブラック×ヴァイスピンク
価格:15,649円(税抜)

Starvos MIPS Road Bike Helmet

▲ヴァイパーレッド

さらなる快適性とMIPSによる防護性が加わった、スタイリッシュなロード用ヘルメット。頭上に空気を流して、頭を涼しくドライに保つチャンネルが特徴だ。

サイズ:M(54〜60cm)、L(58〜63cm)
カラー:ブラック、ヴァイパーレッド、ホワイト×ウォータールーブルー
価格:11,945円(税抜)

Starvos MIPS Women’s Road Bike Helmet


上記「Starvos」の女性用ヘルメット。多様な通気口の形状とジャストなサイズを実現している。上下位置と周囲を片手で直感的に調整できるヘッドマスター・フィットシステム搭載。

サイズ:S(51〜57cm)、M(54〜60cm)
カラー:ブラック×ヴァイスピンク
価格:11,019円(税抜)

Starvos Road Bike Helmet

▲ホワイト

カッコよさと最高のフィッティングを両立。防護性、通気性、快適性に優れている。様々な頭のサイズにも対応し、適切な装着感を提供。

サイズ:L(58〜63cm)、XL(60〜66cm)
カラー:デニスターブラック、カリフォルニアスカイブルー、パープルロータス、ホワイト
価格:7,315円(税抜)

Solstice Asia Fit Bike Helmet

▲グレー×ヴィジビリティイエロー

パフォーマンスと快適さを兼ね備え、あらゆるライドで活躍するヘルメット。ストラップをすっきりと管理し、調整が簡単なロックダウン・ディバイダー付き。

サイズ:S/M(51〜58cm)、M/L(55〜61cm)
カラー:ブラック、グレー×ヴィジビリティイエロー、ロアランジ×パシフィック、ホワイト×スプリントミント
価格:6,019円(税抜)

カラー展開の多さも特徴。5つの新色を取り上げた記事も一読してほしい。
→「ボントレガーのヘルメット『Solstice Asia Fit』に5つの新色が登場

まとめると

インナーパッドやBOAシステムの交換品も用意しているボントレガー。ジュニア向けのヘルメットもラインナップに加えており、隙のない展開を行なっている。細やかな配慮が感じられるブランドだ。また、欧米産のヘルメットが合わない人は、ぜひアジアフィットの製品を一度試してもらいたい。きっとあなたの頭にジャストフィットするだろう。すべての特長は安全性と快適性の賜物。万が一の事故に備えて、ヘルメットは信頼できるブランドを選ぶようにしたい。

All Photos(C)Trek Bicycle

監修:Viking the Maintenance石橋
B!

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