2019年最新!MERIDA(メリダ)クロスバイクおすすめモデル全7台
MERIDAがつくるクロスバイク、高スペック×低価格の良コスパはさすが世界2位の実力だ。走りを追求したグランスピードは全モデルでディスクブレーキ採用。より利便性の高いクロスウェイは、キックスタンド標準装備モデルに、小柄な女性にも嬉しい専用ジオメタリーなど細やかな配慮が見られる。メリダ自転車の特徴とあわせて、最新モデル全7台をチェック!
MERIDA(メリダ)とは
メリダは1972年、アイク・ツェンにより台湾で創業された自転車メーカーだ。その使命は「クオリティの高い自転車を作ること」。いつまでも乗れる高品質な自転車の製造を志し、今日では年間に150万台を出荷するまでになった。GIANTに次ぐ世界第2位の台湾メーカーである。
▲ロードバイクでは、レースシーンにも積極的に関わっている。現在は「バーレーン・メリダ・プロ・サイクリングチーム」に名を刻み、世界を舞台に戦っている。
メリダをもっと知る。メリダのバイクを駆るプロチームや最新ロードバイクをまとめてチェック
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メリダクロスバイクの特徴
メリダは世界第2位という規模を誇る台湾の大手メーカーだが、設計は本場ヨーロッパのドイツで行われている。ドイツ機械産業の中心地でもあるシュツットガルトのセンターで、企画・設計が成され、台湾の本社工場で熟練の職人の手によりメリダのバイクは具現化されるのだ。
製品はロードバイクからEバイクまで幅広いラインナップを抱え、今回クローズアップするクロスバイクも含め、その特徴はコストパフォーマンスが高いところだ。
メリダクロスバイクの選び方
メリダのクロスバイクのシリーズは2つ。グランスピードとクロスウェイだ。
グランスピードは名の通り、スピード重視でオンロードを颯爽と走ってくれる。本格的なフィットネス目的にも十分対応可能だ。全モデルが32cタイヤとディスクブレーキ装備により、街乗りや雨天時の通勤・通学にも使える懐の広さが魅力。
対してクロスウェイは、実にクロスバイクらしい仕上がり。値段もグランスピードより手ごろで、キックスタンドの標準装備やより実用的にシティライドしたい人にはこちらを選んでもらいたい。
最新クロスバイク全7台
GRAN SPEED
速くて快適な「グランスピード」シリーズは、ロードバイク由来の走りを持ったフラットハンドルバイク。長めのヘッドチューブを持つジオメトリーはアップライトなポジションを実現。コミューティングやフィットネス用途に最適だ。
GRAN SPEED 80-MD
シリーズのローエンドモデル。レーシングバイクのテクノロジーを取り入れたアルミフレーム&カーボンフォークに機械式ディスクブレーキを搭載する。装備を見直すことで手に入りやすい価格を実現したハイコストパフォーマンスな一台だ。キックスタンドの装着にも対応している。
価格 | 73,900円(税抜) |
コンポーネント | シマノ・アセラミックス |
サイズ | 47、50、52 |
カラー | シルクブラック、レッド |
GRAN SPEED 100-D
上位機種と同じアルミフレーム&カーボンフォークに油圧式ディスクブレーキを搭載しながら、控えめな価格設定の快速コミューター。フロント3速のドライブトレインにより坂道の多い街中で乗車するときの利便性や、峠道を走るフィットネスでの使用も考慮されたモデルだ。
価格 | 79,900円(税抜) |
コンポーネント | シマノ・アセラミックス |
サイズ | 47、50、52 |
カラー | 銅色カッパー |
GRAN SPEED 200-D
上位機種譲りのハイドロフォーミング製法によるアルミフレーム&カーボンフォークに油圧式ディスクブレーキを搭載。軽い走りと幅広い路面に対応する性能を両立したロードコンポーネントSORAと32Cサイズのタイヤを採用し、フィットネスから通勤・通学の足替わりまで高い性能を発揮する。
価格 | 94,900円(税抜) |
コンポーネント | シマノ・ソラ |
サイズ | 47、50、52 |
カラー | メタリックブルー |
GRAN SPEED 300-D
スタイリッシュな見た目と少ないメカトラブルを両立したフロントシングル車。コンポーネントはスラムのApex1を搭載する。メリダのレーシングバイク設計で培った技術を応用したハイドロフォーミング製法によるアルミフレームとフルカーボンフォークが、長距離でも余裕のある軽い走りと快適性を提供する。
価格 | 117,900円(税抜) |
コンポーネント | スラム・Apex1 |
サイズ | 47、50、52 |
カラー | ANTHRACITE |
CROSSWAY
実用性あふれる軽快な走りが期待できるシリーズ。上記「グランスピード」がロードバイク寄りでスピード重視なのに比べ、こちらはまったりと街中を流したくなるような王道中の王道をゆく「ザ・クロスバイク」だ。
CROSSWAY 100-R
走りの基本にこだわった独自のTFS製法によるアルミフレームを採用したベーシックモデル。好みに合わせて選択可能な4色のカラーリング展開や、日常の生活での利便性を考えたキックスタンドを標準装備するなど、クロスバイク初心者には嬉しい一台だ。軽快かつ快適なライドを実現する28Cタイヤを採用。
価格 | 55,900円(税抜) |
コンポーネント | シマノ・ターニー&アルタス |
サイズ | 41、46、50 |
カラー | メタリックブルー、シルクチタン、マットブラック、レッド |
CROSSWAY 110-R
上記「CROSSWAY 100-R」をベースに、小柄な人のために短めのリーチや乗り降りしやすい低めのトップチューブを採用した専用ジオメタリー仕様。ハンドル、ステム、サドルなどの各部に特製サイズのパーツをアッセンブルし、使いやすさのためにサイドスタンドを標準装備した日本国内向けモデルだ。
価格 | 55,900円(税抜) |
コンポーネント | シマノ・ターニー&アルタス |
サイズ | 38、41 |
カラー | パールホワイト、ライトパールブルー |
CROSSWAY 200-MD
制動に優れた機械式ディスクブレーキを搭載。TFS製法によるトリプルバテッド・アルミフレームや走りの軽さを意識した28Cタイヤ、シマノ製のリヤ8速ドライブトレインなど、快適なシティライドを最優先に考えて設計された一台だ。便利さと美しさを両立したサイドスタンドマウントがオプションで準備されている。
価格 | 61,900円(税抜) |
コンポーネント | シマノ・ターニー&アルタス |
サイズ | 38、41、46、50 |
カラー | マットブラック、ダークシルバー、モスグリーン、パールホワイト |
まとめ
フラットバーロードとも呼んでいい「グランスピード」シリーズ。そしてポタリングなどで乗りたい「クロスウェイ」シリーズ。ふたつのシリーズを擁したメリダのクロスバイクだが、どちらも財布に優しいのが魅力的だ。とは言え、決して手を抜いているわけではない。再度記すが、同社が掲げる使命は「クオリティの高い自転車を作ること」だ。その使命を背負ったバイクに隙はない。長く乗れる一台を探し求めているならば、メリダの自転車はうってつけ。いつまでも快適な自転車ライフを送りたい——そうした気持ちを抱いていれば、きっと良い「相棒」になるだろう。
All photos (C)MIYATA CYCLE
LINK:MERIDA