2019年版!FUJI(フジ)クロスバイクおすすめ4選

FUJI(フジ)の2019年クロスバイクの注目は2つ。定番「PALETTE」から進化した「RAIZ」に、よりアドベンチャーテイストになった「RAFFISTA」が目新しい。そして今年も、クラシカルなクロモリフレームがオシャレな「BALLAD」に、レーシーなフラットバーロードの「ROUBAIX AURA」も健在。どれもフジらしく、それでいて各々が違った個性を放つ2019年モデルを紹介しよう。

FUJI(フジ)のクロスバイクの特徴

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日本の遺伝子を持ったアメリカンブランドのFUJI(フジ)。現在ではグローバル展開し、本格レースシーンからストリートまで、幅広い自転車を送り出している。

FUJIというメーカーの背景をもっと知るなら
→「FUJI(フジ)バイクの特徴

日本ではシングルスピードをはじめとしたストリートバイクのイメージも強いが、今回紹介するクロスバイクもFUJIらしいクールなモデルが揃う。

▶トレンドのe-bikeも登場した2020年モデルもあわせてチェック

2019年はRAIZとRAFFISTAが新しい!

FUJIのまっしろバイク!PALETTEでも象徴的だったカラーリングはRAIZでも健在。

2019年のクロスバイクラインナップ。まず注目すべきは、昨年まで定番クロスバイクとしてラインナップされていた「PALETTE」がモデルチェンジして「RAIZ」として生まれ変わったこと。細いチューブによるスキニールックなフレーム、軽快かつダイレクトな乗り味はそのまま、テンションが上がる乗り心地がコンセプトの新型クロスバイクとなった。

よりビビッドなカラーリングで誕生した「RAIZ」。没個性など無縁だ。

次に「RAFFISTA」だが、昨年度モデルからの変更点は油圧式ディスクブレーキを装備するとともに、650Bホイール、フロントシングル×10速になり、よりアドベンチャーテイストな一台となった。さまざまなコンディションの道を走るSUB(Sports Utility Bike)として活躍してくれるだろう。

グラベル走行もこなす「RAFFISTA」シリーズ、今年は650Bホイールにスキンサイドタイヤでよりオフロードな印象に。

最新モデルおすすめ4台

2019年の最新クロスバイク全4種(ひとつはフラットバーロード)をまとめて紹介していこう。

RAIZ(ライズ)

カラー:ライムグリーン

バイクとライダーの一体感を追求すべく、フレーム設計からアッセンブルするパーツひとつひとつにまでこだわり、ダイナミックかつ軽快なライドフィールを実現。スムース処理されたチューブの接合箇所も美しい。駆動系はシマノ製パーツで統一されて、優れた操作性とメンテナンス性をもたらしている。ビビッドで質の高いカラーリングも魅力。

価格 59,000円(税抜)
コンポーネント シマノ・アルタス
サイズ 15″、17″、19″、21″、23″
カラー マットブラック、オーロラホワイト、ライムグリーン、ファインブルー、ブリリアントレッド

RAFFISTA(ラフィスタ)

カラー:カーキ

生まれ変わったラフィスタ。エアロシェイプされたトップチューブが特徴の高強度フレームはそのまま、グラベル・アドベンチャーでは定番の1×10ドライブトレインと油圧式ディスクブレーキ仕様にすることで、悪路をいとわない走破性と高い拡張性を獲得している。650Bホイールに27.5×1.75の太目なタイヤを標準装備。

価格 89,000円(税抜)
コンポーネント シマノ・デオーレ&アルタス
サイズ 15、17、19、21”
カラー マットブラック、カーキ

BALLAD(バラッド)

カラー:ネイビー

FUJIが誇るアーバンバイクの決定版。スキンサイドタイヤにポリッシュリムなどクラシカルなパーツを多用しながらも、ロードジオメタリーで組まれたバテッドクロモリフレームがスポーティかつスタイリッシュな走行性能を見せる。女性にもフィットする多サイズ展開しているのも特徴だ。

価格 74,000円(税抜)
コンポーネント シマノ・アルタス
サイズ 43、49、52、54、56、58cm
カラー シルバー、ネイビー、ボルドー

ROUBAIX AURA(ルーベオーラ)

カラー:ガンメタル

FUJIのフラッグシップアルミロードの名を冠したフラットバーモデル。アシンメトリックなチェーンステーなどを採用したレースジオメタリーに、カーボンフォーク、ケーブル内蔵仕様となっている。流麗なフレームワークにスムース処理された溶接箇所がクラスを超えた高級感を演出。ブラックアウトされたパーツと相まって、クールなライディングが可能だ。

価格 92,000円(税抜)
コンポーネント シマノ・クラリス
サイズ 46、49、52、54、56cm
カラー マットブラック、ガンメタル

2020年モデルはこちらから

上記RAIZのディスクブレーキモデルや、トレンドのe-bikeも登場した2020年モデルもあわせてチェックしてみよう。

まとめ

少数だが厳選された味わい深さをみせるFUJIのクロスバイク。乗ってみれば個性的な雰囲気を醸し出してくれる。その「渋さ」は他のメーカーにあまりない長所。見た目から性能まで、きっとあなたを満足させてくれるだろう。長年のお気に入りになること間違いなし!

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WRITTEN BY増渕俊之

出版社勤務を経て、フリーランスの編集/ライター。編著に『これがデザイナーの道』『自転車ファンのためのiPhoneアプリガイド』『岡崎京子の仕事集』がある。現在、編集を手がけた岡崎京子の単行本『レアリティーズ』が発売中。

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