「富士急サイクルトレイン」実証実験6月26日(土)よりスタート

富士急サイクルトレイン

“鉄道×自転車”という富士山の新しい観光スタイル

富士急行株式会社(山梨県富士吉田市、取締役社長:堀内光一郎)では、“鉄道×自転車”という富士山の新しい観光スタイルの確立を目指して、自転車やロードバイクと一緒に電車に乗ることができるサービス「富士急サイクルトレイン」の実証実験を、2021年6月26日(土)よりスタートする。

東京2020オリンピック自転車競技ロードレースのコースとなっている山中湖をはじめとして、富士五湖周辺は、富士山の豊かな自然に囲まれており、サイクリストの中でも年々人気が高まっている。「富士急サイクルトレイン」の運行を通して、鉄道利用による新たな移動手段の選択肢を提供することで、富士五湖観光のさらなる活性化につなげる狙いがある。また、このサービスは、観光誘客の側面だけでなく、沿線地域にお住いの皆さまの買い物や、お出かけなどにおける日常生活の利便性向上という面も併せ持っており、幅広いお客様に利用してもらうことを目指している。

より多くの方に実証実験に参加してもらい、様々な意見をいただくことで、本格導入時により良いサービスを提供できるよう努めていく。

実証実験の詳細は以下の通り。

専用ベルトで固定
専用ベルトで固定

「富士急サイクルトレイン」実証実験について

(1)概 要
自転車を専用の袋に入れてお持ち込みいただく従来の方法ではなく、電車にそのまま自転車やロードバイクと一緒に乗車できるサービスである。

(2)期 間
2021年6月26日(土)~7月16日(金)
※7月9日(金)~11日(日)は除外日

(3)区 間
富士急行線「大月~河口湖間」

(4)乗降可能駅
大月駅(富士急行ホームのみ)、都留市駅、谷村町駅、都留文科大学前駅、三つ峠駅、下吉田駅、月江寺駅、富士山駅、河口湖駅の9駅(これ以外の駅では乗降できない)
※実施区間外および乗降可能な駅以外では従来どおり自転車を解体または折りたたんで専用の袋に入れる必要がある。

(5)利用時間帯、対象列車(平日、土休日共通)
以下の時間帯の富士急行線車両の普通電車のみ利用できる。
下り 大月発  9時13分発~14時17分発 まで
上り 河口湖発 8時57分発~14時20分発 まで
※特急列車(富士回遊、富士山ビュー特急)及びJR線直通列車(河口湖10時40分発高尾行き)は利用できない。

(6)料 金
無料

(7)持ち込みについて
①持込車両
 ・大月~富士山間での大月寄りの1両のみ持込可
 ※一般のお客様の乗車も可能。

対象車両掲出ステッカー
対象車両掲出ステッカー

②持込可能台数
 ・1列車最大6台(一人1台まで)
 ※最大積載数を超えた場合は後続の列車をご利用いただきたい。
③禁止する自転車
 ・原動機付自転車、補助輪付自転車等や運行上支障する恐れのある特殊な自転車での利用はできない。
④乗車上のご注意

<乗車前>
・列車が混雑している場合、持ち込みをお断りする事がある。その際は後続列車をご利用いただきたい。
・事前に列車の混雑が予想される場合、終日または時間帯を定めて自転車の持ち込みをお断りすることがある。その際は事前にホームページ等でお知らせする 。
・持ち込みは中学生以上の方に限定する。小学生以下のお客さまが自転車を持ち込む際は、保護者の同伴が必要である。

<車内>
・スタンドのない自転車は 、専用ベルト等で自転車を手すりに固定したうえで、思わぬ揺れや急停車に備え、お客さま自身で自転車を手で支えていただきたい。
・スタンド付き自転車はベルト等での固定は不要だが、お客さま自身で自転車を手で支えていただきたい 。
・一般の方も同車両を利用するため 、迷惑とならないよう配慮をお願いする。
・車内やホーム上、駅構内を移動する際は絶対に自転車に乗らないでいただきたい。
・車内での自転車の分解・整備はできない。駅構内での分解・整備は可能だが、広い場所を利用し通路を塞がないなど、周囲のお客さまへの配慮をお願いする。

<その他>
・お客さまが自転車を車内へ持ち込まれたことにより事故等が発生し、お客さま自身あるいは他のお客さまに何らかの損害が発生した場合でも、当社では一切責任は負いかねるのでご留意いただきたい。

(8)お問合せ

富士急行線お問合せ窓口:0555-22-7133

LINK:富士急行

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WRITTEN BYFRAME編集部

FRAME編集部はロードバイク、MTB、ミニベロ、トライアスリートなど、全員が自転車乗りのメンバーで構成されています。メンテナンスなど役立つ情報から、サイクリングのおすすめのスポット情報、ロードレースの観戦まで、自転車をもっと楽しくするライフスタイル情報をお届けします。 https://jitensha-hoken.jp/blog/

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