キャノンデールから新型ロードバイク「SuperSix EVO CX/SE」発売
キャノンデール・ジャパン株式会社(本社:大阪府吹田市、代表取締役:樫村 浩史、以下 キャノンデール)は、ダートをより速く駆け抜けるために進化を遂げた新型ロードバイク「SuperSix EVO CX(スーパーシック スエボシーエックス)」と「SuperSix EVO SE(スーパーシックスエボエスイー)」を発売する。この新型ロードバイクは世界中のロードレースシーンで勝利を収めるSuperSix EVOのパフォーマンスと、伝説のシクロクロスバイク SuperXがもつ優れたジオメトリーを組み合わせ、そこへタイヤのクリアランスとフレーム、フォークの頑丈さを加えたダート決戦用マシンだ。
目次
キャノンデールの名バイク「SuperSix EVO」が、オフロードへ進出
キャノンデールのレースバイク「SuperSix EVO」の名を冠した、新型ロードバイクが新たに発売される。新型ロードバイクの名は「SuperSix EVO CX」と「SuperSix EVO SE」だ。SuperSix EVO CX/SEは、2台ともオフロードレースで勝つためのバイクだ。ロードレースで大活躍してきたSuperSix EVOと、伝説のシクロクロスバイク SuperXのノウハウを取り入れ、レーシーなオフロードバイクに仕上がっている。「SuperSix EVO CX」がシクロクロス用、「SuperSix EVO SE」がグラベル用だ。フレームやジオメトリーは共通だが、コンポーネントやタイヤサイズが異なる。
時代はエアロ
オフロードバイクでは後回しにされがちな「エアロダイナミクス」。今回の新しいフレームは SystemSixやSuperSix EVOの開発で培ったエアロチューブプロファイルとフレームレイアウトを応用し、シクロクロスとハードなグラベルレースで必要な剛性と耐久性を高めて微調整を加えた。ロードレースホイールを装着すると、ほとんどのロードレースバイクを凌ぐ性能を発揮するため、このバイクは最も用途の広いレースバイクと言えるだろう。SuperSix EVO CX/SEは、オンロードもオフロードも最高の機材で走りたいという、わがままを叶えてくれる。
さよなら、泥詰まり
45㎜幅のタイヤを楽々履けるタイヤクリアランス。シクロクロスUCI規定の33mm幅のレースタイヤを装着しても、左右に13mm以上の余裕があり、泥詰まりや余計なピットストップの必要がない。ライドシーンに合わせてさまざまなサイズのタイヤを選択することができ、一切の妥協をすることなく走りたい場所を、走りたいだけ楽しむことができる。
オフロードに最適なジオメトリー
このバイクのジオメトリーは、より高い安定性とコントロール、強力なグリップ力に加え、正確なハンドリングと敏捷性を備え、オフロードで走るために必要なすべてを揃えている。ヘッドアングル(上画像D)は70°とロードバイクとしては寝た角度のため、安定性は抜群。55mmの非常に長いフォークオフセット(上画像M)は俊敏でイキイキとしたハンドリングが特徴。マウンテンバイクのようなヘッドアングルと長めのフォークオフセットの組み合わせが、優れた直進安定性と敏捷性の高いハンドリングを両立させた。キャノンデールのAi(アシンメトリックインテグレーション)オフセットドライブトレインにより、422mmの短いチェーンステーと 45mm幅のタイヤを悠々と履けるタイヤクリアランスを実現してる。 ロードバイクの一般的なタイヤ幅が25mmであることを考えると、45mm幅のタイヤは極太だ。不安定なオフロードで、効果を存分に発揮するだろう。
SuperSix EVO CX|決戦用シクロクロスバイク
CXは新世代のシクロクロスバイクとしてスムーズな乗り心地と大きなタイヤクリアランスを特徴とした シクロクロスレーシングバイク。1xドライブトレイン、33mm幅のシクロクロスタイヤ、ダイレクトなパワー伝達を可能とするゼロオフセットシートポストを搭載。
SuperSix EVO CX
- 変速:SRAM Force 1
- ギア:フロント 40T, リヤ 11-36, 11-speed
- タイヤ:Vittoria Terreno Mix, 700 x 33c, チューブレスレディ対応
- カラー:パープルヘイズ
- サイズ:46, 51, 54
- 価格:440,000円(税込)
SuperSix EVO SE|決戦用グラベルバイク
SEは近年高速化しているクレイジーなグラベルレースのために開発されたグラベルレーシングバイク。2xドライブトレイン、40mm幅のタイヤ、100kmを越えるライドでも快適に過ごせるセットバックシートポストを搭載している。 ホイールをロード用に変えれば、ほとんどのロードレースバイクを凌ぐ性能を発揮するという。
SuperSix EVO SE
- 変速:SRAM Rival eTap AXS
- ギア:フロント 46/33, リヤ 10-36, 12-speed
- タイヤ:Vittoria Terreno Dry, 700 x 40c, チューブレスレディ対応
- カラー:クールミント
- サイズ:46, 51, 54
- 価格:528,000円(税込)
▶SuperSix EVO CX / SE ウェブサイトはこちら
キャノンデールについて:
1971年にアメリカのコネチカット州で創業したスポーツバイクブランド。1983年、クロモリフレーム全盛の時代に先進 的な大径アルミチューブのツーリングバイクが、大ヒット。その後もアルミの製造技術で業界をリードするとともに、リ アサスペンション、ヘッドショック、レフティ、BB30などの斬新な機構を生み出して市場を拡大。多くの自転車競技をサポートし、今やレースの現場になくてはならない存在となっている。現在のハイエンドバイクはカーボン製だが、今なおアルミ製フレームの開発の手を止めないメジャーブランド。2021年、ブランド創業50周年を迎える最も歴史の長いアメ リカン・スポーツバイクブランド。
LINK:キャノンデール・ジャパン株式会社
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WRITTEN BYFRAME編集部
FRAME編集部はロードバイク、MTB、ミニベロ、トライアスリートなど、全員が自転車乗りのメンバーで構成されています。メンテナンスなど役立つ情報から、サイクリングのおすすめのスポット情報、ロードレースの観戦まで、自転車をもっと楽しくするライフスタイル情報をお届けします。 https://jitensha-hoken.jp/blog/