自転車のヘルメットは義務?法改正で変わったことやおすすめの商品20選を紹介
【2023年1月更新】自転車のヘルメットは子どもがかぶるもの、もしくは本格サイクリストが自転車を楽しむ際にかぶるもの、と思っていませんか?
けれどそんなことはありません。ヘルメットは、自転車に乗るすべての人の頭部を守る大切なものです。自転車に乗る際にはヘルメットの着用が義務化されたというニュースを聞いたことがある人もいるかもしれませんね。
この記事ではヘルメットの義務化について解説します。そして、街乗りでもかぶりやすいおしゃれなデザインも備えたヘルメットを20選紹介します。
目次
自転車「ヘルメット」は義務?
バイクに乗るならヘルメットは必ず着用しないといけませんね。では自転車に乗る場合はどうでしょうか?
大人もヘルメット着用が義務化!道路交通法が改正
2022年4月に公布された改正道路交通法によって、2023年4月からは年齢を問わずヘルメットの着用が努力義務化されます。
これまでは大人に対するヘルメット着用の決まりはなく、13歳未満の子どもに対してのみ、保護者がヘルメットをかぶらせるよう努めなければならないとされていました。
しかし2023年4月からは、大人を含め自転車に乗るすべての人にヘルメット着用の努力義務があります。
また、他人を自分の自転車に乗せるときもヘルメットをかぶらせるように努めなければなりません。
子どものヘルメット着用は保護者の努力義務
児童や幼児は今までと変わらず、保護者が子どもにヘルメットをかぶせるよう努めなければなりません。チャイルドシートに乗せるときはもちろん、子どもが自転車を運転するときも同じです。
また法改正で自転車に乗るすべての人が対象となったため、「13歳未満の児童・幼児」だけでなく中学生や高校生もヘルメットを着用する努力義務があります。
自治体によってはすでに義務化されているところも
全国的にヘルメットの着用が義務化されるのは2023年4月からですが、地域によってはすでに義務化されているところもあります。
たとえば愛知県では、2021年から全年齢にヘルメット着用の努力義務が課されるとともに、自転車損害賠償責任保険などへの加入も義務付けられました。東京都でも同様に、ヘルメット着用と保険の加入を義務付けています。
義務化の状況は自治体によって違いがあるので、住んでいるエリアのルールを確認しておくとよいでしょう。
参照:自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例について – 愛知県
自転車用ヘルメットの着用 警視庁
自転車「ヘルメット」義務化の理由
ではなぜヘルメット着用が義務化されたのか、その理由を知ることも大切です。
交通事故と聞くと自動車の事故を思い浮かべる方が多いかもしれません。けれど全交通事故の約2割は、自転車の交通事故なのです。
そして、自転車の交通事故の約8割が自動車との交通事故です。事故を起こさないためにルールを守って安全に乗車するのはもちろんですが、もしも事故となった場合に自身を守ることも大切です。
自転車の交通事故では、頭部をケガするケースが少なくありません。ヘルメットを着用していない場合の致死率は、着用している場合と比べると約2.2倍も高いというデータがあります。
子どもだからヘルメットを着用したほうが良いということではありません。すべての世代で自転車用ヘルメットを着用しましょう!
補助金が出る自治体も
自転車用ヘルメットを購入する際には、補助金が出る自治体もあります。
愛知県では自転車事故のケガ人の割合が多い子どもと高齢者を対象に、安全基準を満たした自転車用ヘルメットの購入を補助する制度が創設されました。
例えば名古屋市では、県内在住の満7歳以上18歳以下、満65歳以上の方(2022年3月31日現在)を対象に、自転車用ヘルメット1個につき最大2,000円の補助が受けられます。
自治体により補助金が上乗せされる場合があるので、お住まいの自治体に問い合わせてみましょう。
参照:自転車乗車用ヘルメットの着用を促進するため、児童生徒等及び高齢者のヘルメット購入を支援する補助制度を創設しました – 愛知県
自転車ヘルメットの義務化に関するQ&A
大人も義務化されるのはいつから?
全国で大人のヘルメットの着用が努力義務となるのは、2023年4月1日からです。年齢を問わず、自転車に乗る人はすべてヘルメットの着用が努力義務化されます。
義務化されたのはヘルメットだけ?
愛知県ではヘルメット着用が義務化されましたが、同時に自転車損害賠償責任保険等への加入も義務化されました。自転車乗車時は、被害者となるだけでなく加害者になることもあるからです。
自転車事故で相手方を死傷させ、高額の損害賠償を命じる判決が相次いでいます。自身の安全を守るためのヘルメット着用と、もしも自転車事故で相手方を傷付けてしまった場合の補償と、どちらにも備えておくことが大切ですね。
自転車保険の加入を義務づけている主な自治体
種類 | 都道府県 |
義務 | 宮城県、秋田県、山形県、福島県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、長野県、新潟県、静岡県、岐阜県、愛知県、三重県、福井県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、香川県、愛媛県、福岡県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県 |
努力義務 | 北海道、青森県、茨城県、富山県、和歌山県、鳥取県、徳島県、高知県、佐賀県 |
義務に違反!罰則はある?
前述したように、ヘルメットの着用は努力義務です。「努力義務」は違反したからといって罰則があるわけではありません。
けれど子どもの安全のために、自身の安全のために着用するわけですから、罰則があるかないかは関係なく着用したほうが良いですね。
かぶりやすいデザイン!自転車ヘルメット おすすめ20選
自転車乗車用ヘルメットと聞くと、スポーティな競技用ヘルメットをイメージしませんか?
確かにスポーティなヘルメットも多いですが、通勤・通学に使えるデザインや、街乗りになじみカジュアルな服装ともコーディネートしやすいおしゃれなヘルメットもたくさんあります。
ここからは選び方のポイントとおすすめの自転車用ヘルメットを紹介していきます。
選び方のポイント
自転車用ヘルメットを選ぶ際には、5つのポイントに気をつけながら選ぶとお気に入りに出会うことができます。
ポイントを順番に説明していきますね。
頭の形・サイズに合ったものを選ぶ
オージーケーカブト レクト(RECT)は日本人の頭部形状にあわせた設計
ヘルメットのかぶり心地は、頭の形やサイズに合っているかどうかが大きく影響します。かぶり心地が悪いと不快感があり、そのうちヘルメットに手が伸びなくなってしまうかもしれません。
日本人の頭の形は丸くて横幅が広い人が多いと言われているため、海外メーカーのモデルではフィットしにくい場合があるようです。
その点、日本メーカーのヘルメットは日本人の頭の形に合わせて作られているモデルが多く、頭にフィットするヘルメットを見つけやすいという特徴があります。
また、海外メーカーの中には「アジアンフィットモデル」を展開しているメーカーもあります。
レーザー(LAZER)ヘルメット ブレイド(Blade)+ AF アジアンフィットモデル
アジアンフィットモデルは丸みがあり横幅広めに作られていることが多く、日本人もフィットしやすいのが特徴です。
海外メーカーの自転車用ヘルメットを探すなら、アジアンフィットモデルを検討すると良いでしょう。
安全性
自転車用ヘルメットを選ぶ際には、安全基準を満たしているかをチェックします。
安全基準マークといえば、日本では「SGマーク」が有名ですね。SGマークは、一般社団法人の製品安全協会が安全性を認めた製品にのみ表示されています。
SGマークが付いたヘルメットは品質が保証されているだけでなく、製品の欠陥が原因で人身損害が発生すると補償を受けられるという特徴があります。
日本ではSGマークが有名ですが、EUが認定している「CEマーク」もあります。他にはアメリカの消費者製品安全委員会が認定している「CPSCマーク」などがありますので、安全基準をクリアしたヘルメットを選びましょう。
街になじむデザイン
オージーケー カブト キャンバス アーバン(Canvas Urban)
もちろんデザインも大切ですよね。ロードバイクなどに乗るわけではなく、街乗りを気軽に楽しみたいと考えている人のなかには、速そうで派手なカラーリングのヘルメットは抵抗があるという人も少なくありません。
近頃はカジュアルな自転車用ヘルメットも多く展開されており、街になじむデザインのヘルメットが増えています。
丸みがあるデザインや落ち着いたカラーはファッションともコーディネートしやすく、気軽にかぶりやすいのが特徴です。
自分好みのデザインか、ファッションとコーディネートしやすいか、街乗りで浮かない形とカラーかどうか、などもチェックしたいポイントです。
重量
首や肩の負担を考えると、自転車用ヘルメットの重量にも注目しなければいけません。軽量タイプのヘルメットであれば、長時間の着用でも首や肩の負担を軽減できます。
そして、重さを感じてしまうヘルメットでは頭部を動かしにくく、後方確認などの機動性も低下してしまうので注意が必要です。
ただし軽ければ良いというわけではありません。軽すぎて強度が低くなるようでは安全面に不安が残ります。
自転車用ヘルメットの重量の目安は200~500g程度と言われています。軽さと強度のバランスを考えて選びたいですね。
通気性
かぶり心地につながるポイントとして、通気性の良さも重要です。
ベンチレーション(空気穴)が空いているヘルメットを選ぶと、空気が通り抜けるのでヘルメット内の蒸れを防いでくれます。
それだけでなく、空気抵抗を減らしてくれるため快適な走行のサポートまでしてくれます。
通学におすすめのヘルメット 4選
それではおすすめヘルメットを紹介していきます。まずは通学におすすめのヘルメット4選です。
KG-005 ドルフィンヘルメット
シンプルでベーシックなデザインの「ドルフィン」は、中高生に似合うデザインと日本製の安心を備えた自転車用ヘルメットです。
シンプルでベーシックなデザインとカラーリング、そしてマットな質感だからこそ、通学にも休日のお出かけにもなじんで重宝します。
髪を束ねていても抵抗なくかぶれるよう、後頭部にはヘア用の空間が設けられています。側面のカーブラインにより雨水を後方に送る工夫や、ベンチレーションを前後のみに配置して雨の降込みを最小限にする工夫もされていますよ。
税込価格 | 4,950円(執筆時楽天市場価格) |
サイズ | M~L(頭位約56-60cm) |
重量 | 約460g |
規格 | SG規格 |
カラー | ブラウン、ネイビー、ホワイト、ブラック |
オージーケーカブト SB-03
自転車用ヘルメットで国内シェアNo.1を誇るオージーケーカブト。オージーケーカブトは日本のブランドだからこそ、日本人の頭にフィットするという定評があります。
SB-03は樹脂製バイザーの付いたスポーティな軽涼ヘルメット。ポリカーボネイト製のソフトシェルと発泡スチロール製の衝撃吸収ライナーを一体化する「インモールド成型」で旧来のハードシェルヘルメットの半分ほどの軽さを実現しています。
エアホールを風が通り抜けるエアスルー設計だから、内部の温度上昇が抑えられ、夏も蒸れずに快適です。
税込価格 | オープン価格 |
サイズ | 「M」54?56cm、「L」57?60cm未満、「XL」60?62cm未満 |
重量 | 「M」250g、「L」280g、「XL」300g |
規格 | SG規格 |
カラー | ホワイト、ブラック、ネイビー |
オージーケーカブト SN-13
オージーケーカブト SN-13は、軽量で快適な通学用ヘルメットのスタンダードモデル。競技用と同じ「インモールド成型」の採用により、軽さと耐久性がグレードアップしています。
後部と左右に大型のリフレクターステッカーを装備。ドライバーに存在をアピールできるので、夕方や夜間の交通事故防止に役立ちます。
また、16個のエアホールで不快な蒸れを軽減し、「重くて蒸れるからかぶりたくない」という通学用ヘルメットの問題点をクリアしています。
税込価格 | オープン価格 |
サイズ | 「M」56?58cm、「L」57?59cm、「XL」59?61cm |
重量 | 「M」270g、「L」295g、「XL」325g |
規格 | SG規格 |
カラー | ホワイト、ブラック |
※テープ付きモデルもあり(テープカラー:ブルー、レッド、シルバー)
キアーロ T-KS10-M/L
キアーロのT-KS10-M/Lは中高生から大人までかぶれる軽量ヘルメットです。
230gと軽量ですが、CEマークが付いているので安全面でも安心。CEマークはEU加盟国の安全基準をクリアしていることを示します。
インモールド成型で高い衝撃吸収力を発揮し、軽量でありながら頑丈。そして、たくさんの通気口が内側の熱を発散させてくれるのも魅力です。内側のパッドは手洗いもOK!
税込価格 | 3,999円 |
サイズ | 56~60cm |
重量 | 約230g |
規格 | CE規格 |
カラー | マットブラック、マットネイビー、マット・ブラウン、マットホワイト |
通学におすすめのヘルメット【比較表】
▼表は横にスクロールしてご覧いただけます。
商品画像 | ||||
商品名 | KG-005 ドルフィンヘルメット | オージーケーカブト SB-03 | オージーケーカブト SN-13 | キアーロ T-KS10-M/L |
税込価格* | 4,950円 | オープン価格 | オープン価格 | 3,999円 |
サイズ | M~L(頭位約56-60cm) | 「M」54~56cm 「L」57~60cm未満 「XL」60~62cm未満 | 「M」56~58cm 「L」57~59cm 「XL」59~61cm | 56~60cm |
重量 | 約460g | 「M」250g 「L」280g 「XL」300g | 「M」270g 「L」295g 「XL」325g | 約230g |
規格 | SG規格 | SG規格 | SG規格 | CE規格 |
ショップ | ・楽天市場 ・Yahooショッピング | ・Amazon ・楽天市場 ・Yahooショッピング | ・Amazon ・楽天市場 ・Yahooショッピング | ・楽天市場 ・Yahooショッピング |
通勤・街乗りにぴったりのヘルメット 13選
続いては通勤・街乗りにぴったりのヘルメットを13選紹介します。
クモア(kumoa)
クモアは街乗りを楽しむ大人のためのヘルメットです。頑丈なハードシェルですが、レースでかぶるような流線型ではなく丸みのあるデザイン。
街になじみ、普段着にもなじみ、さらに日本人の頭にフィットしやすい幅が広めのデザインだから、大人が気軽にかぶりやすいですね。
バイザーの角度を変えたり、外して使うこともできます。
税込価格 | 10,450円 |
サイズ | 約56~60cm |
重量 | 約390g(バイザー未装着時) |
規格 | CE規格 |
カラー | ブラック、ネイビー、オリーブ、バーガンディー |
※レザーバイザータイプもあり
オージーケーカブト キャンバス アーバン
こちらはオージーケーカブトのキャンバス アーバン。スポーティ過ぎず、キャンバスバイザー付属でスタイリッシュな印象です。
後部と左右に大型リフレクターが付いているから、車のライトを反射してドライバーに存在をアピールできます。アジャスターはダイヤル式で使い勝手の良さも◎。多彩なカラーから選べるのも魅力ですよ。
税込価格 | 6,380円 |
サイズ | 57~59cm |
重量 | 290g |
規格 | JCF規格 |
カラー | マットオフホワイト、マットブラック、マットグレー、マットネイビー、マットオリーブ、マットアッシュブルー、マットワインレッド、マットフラッシュイエロー、マットフラッシュレッド、マットターコイズ |
▼同じシリーズの「キャンバス スポーツ」も人気!
オージーケーカブト コーフー(KOOFU)CS-1
オージーケーカブトが展開するブランド、コーフーからクラシカルテイストの普段着ヘルメットCS-1です。
コーフーは街乗りで気軽に着用できる高いデザイン性や、大人のプレミアム感を演出するブランド。
CS-1はシンプルで丸みを帯びたフォルムをしており、女性人気の高いヘルメットです。フロントバイザーは着脱式で、ファッションやシーンに合わせることができます。
税込価格 | 7,920円 |
サイズ | 「S/M」55~58cm、「M/L」57~60cm |
重量 | 「S/M」220g、「M/L」235g(バイザー未装着時) |
規格 | JCF規格 |
カラー | マットブラック、マットネイビー、マットオフホワイト、マットヘリンボーングレー、マットヘリンボーンブルー、マットヘリンボーンレッド、マットヘリンボーンカーキ、グレー |
オージーケーカブト リベロ(LIBERO)
オージーケーカブトから販売されているリベロは、ヘルメットに見えないカジュアルな見た目が特徴です。キャップスタイルのデザインで帽子のようにかぶれるため、普段着とも合わせやすく街中の景色とも馴染みます。
見た目だけでなく、安全性や快適性にこだわって作られている点もポイントです。軽量でコンパクトなヘルメット本体は、かぶり心地が良く安全基準(SG基準)も満たしています。後頭部には光を反射するリフレクターもついており、夜間の走行でも安心ですね。
スポーティすぎるヘルメットが苦手な人や、デザイン性と機能性どちらも求めたい人におすすめです。
税込価格 | 9,680円 |
サイズ | 54~57cm |
重量 | 315g |
規格 | SG規格 |
カラー | チャコール、ベージュ |
オージーケーカブト デイズ(DAYS)
オージーケーカブトのデイズは帽子タイプのヘルメット。アウトドアテイストの帽子に見えますね。
カジュアルに街乗りを楽しめる見た目ですが、しっかりとSG基準にも適合しています。
ツバが顔から後頭部までをカバーしてくれるので、日差し対策もOK。ツバのフチにはワイヤーが内蔵されており、日差しに合わせたりニュアンスを好みに合わせたりと、形状の調節も可能です。ひもを使ってツバを跳ね上げることで、走行時のバタつきを抑えることもできます。
価格 | 9,240円 |
サイズ | 54~57cm |
重量 | 325g |
規格 | SG規格 |
カラー | カーキ、ブラック |
オージーケーカブト シクレ(SICURE)
シクレもオージーケーカブトが展開する帽子タイプのヘルメットです。こちらはバックに細めのリボンが付いており、上品な女性らしいデザイン。
軽量コンパクトなソフトシェルに、立体的なパターンの帽子(ヘルメットカバー)を装着しているから、快適なかぶり心地でありながらエレガントさも演出してくれます。
後頭部とツバの後部には反射素材が使われており、夜間走行時の被視認性も高めています。
税込価格 | 9,240円 |
サイズ | 54~57cm |
重量 | 350g |
規格 | SG規格 |
カラー | ベージュ、チャコール、ブラウン |
ベル スパーク(BELL SPARK)
1954年設立のベルは、さまざまなヘルメット製品を展開し続けてきたパイオニア的存在です。高性能で幅広いモデルをラインナップしているのが特徴。
スマートで洗練されたデザインが豊富なため、おしゃれなヘルメットを探しているならチェックしたいメーカーです。
スパークはMTBアクティビティにピッタリなモデルですが、デイリーユースにもなじむすっきりとしたデザイン。斜めカットのベンチレーションは空気を取り込みやすい形状をしており、ヘルメット内部にも空気を流す溝が設けられ通気性を確保しています。
ベルはアメリカのメーカーですが、スパークはワイドな作りなので、多くの日本人にもフィットしやすくなっていますよ。
税込価格 | 7,730円(執筆時Amazon価格) |
サイズ | UA54~61cm |
重量 | 300g |
規格 | CE EN規格 |
カラー | マットブラック、マットブライトブルー/ブラック、マットブライトグリーン/ブラック、マットダークグリーン/ブラック、マットグレー/ガンメタル、マットスレート、マットクリムゾン/ブラック、マットサンド/ブラック |
※マットブラックとマットサンド/ブラックのみUXL56~63cmサイズあり
ベル デイリー(BELL DAILY)
こちらもベルのヘルメットですが、スパークよりも丸みを帯びたデザインのデイリーです。
通勤・通学・日常と、どんなシーンにも合わせやすいのが魅力。短いツバがスタイリッシュで、スポーティに偏りすぎることなくかぶることができます。
ベンチレーションは9つあり、後方の穴は大きくなっているので通気性の心配もなし。
税込価格 | 10,346円(執筆時楽天市場価格) |
サイズ | UA54-61cm |
重量 | 290g |
規格 | CE EN規格 |
カラー | マットグレー/ブラック、マットブラック、マットセメント、マットハイヴィズ |
バーン FL-1 リブレ(BERN FL-1 LIBRE)
こちらはアメリカのメーカー「バーン」のFL-1 リブレです。
バーンはBMXやスケーターのユーザーが多いヘルメットメーカー。オリンピックをきっかけにスケートボードやBMXが注目され、注目度が高まっているメーカーでもあります。
FL-1 リブレはベンチレーションの数が18個と多く、通気性が魅力のモデル。ヘルメットインナーのフィット感はダイヤルで調整でき、軽さも特徴のため長時間着用してもストレスを感じにくいのがポイントです。
税込価格 | 12,100円 |
サイズ | M55.5~59cm、L59~62cm |
重量 | M265g、L265g |
規格 | CPSC規格、EN規格 |
カラー | サテンフーシャ、マットブラック、サテンシアン、グロスホワイト、マットミュートティール |
※欧米人の頭の形に多い楕円形設計
バーン メーコン バイザー(BERN MACON VISOR)2.0
バーン メーコン バイザー(BERN MACON VISOR)2.0
バーン屈指の人気モデルといえば、メーコン。メーコンに着脱可能なバイザーが付いたのが「メーコン バイザー 2.0」です。
無駄のないスタイリッシュなフォルムが特徴で、抜群のフィット感とかぶり心地が魅力。こちらは日本人向けのジャパンフィットモデルなので、頭の形に合わないという問題をクリアしています。
バーン独自の素材を使った最高の通気性と弾力も自慢です。
税込価格 | 12,650円 |
サイズ | S54~55.5cm、M55.5~57cm、L57~59cm、XL59~60.5cm、XXL60.5~62cm、XXXL62~63.5cm |
重量 | S312g、M312g、L312g、XL317g、XXL322g、XXXL325g |
規格 | – |
カラー | マットブラック、マットネイビー、マットサンド、マットホワイト、マットレトロフォレストグリーン、マットミント、マットレトロピーチ、マットシャンパン、マットレトロラスト、サテンディープパープル、マットレトロマルーン |
カスク アーバン(KASK URBAN)R
カスクはサイクルスポーツやスキー、乗馬用のセーフティギアを手掛けるイタリアのメーカーです。
街乗りにぴったりなファッション性と機能性が絶妙にバランスされた「アーバン R」は、スタイル重視の人にもピッタリ。ヘルメット上部には3つのベンチレーションがあり、レバーで開度を調節することができます。雨の日はベンチレーションを閉じると雨の降り込みを防げますね。
また、バイザーは雨天時に活躍するだけでなく、UV400の紫外線カット効果も備えています。目へのダメージ軽減効果を期待でき、アイウエアを必要としません。
税込価格 | 28,600円(執筆時Amazon価格) |
サイズ | M/L54~59cm、L/XL60~63cm |
重量 | 410g(M/Lサイズ・バイザー未装着時) |
規格 | – |
カラー | オニキス、アイボリー、ネイビー |
カスク メビウス(KASK MOEBIUS)
こちらはカスクのメビウスです。都市部の自転車利用者のために作られたメビウスはシンプルで上品。日常使いから通勤用としておすすめです。
着脱可能な小さなバイザーがデザイン上のアクセント。ベンチレーションは多くありませんが、前頭部から後頭部へと効率良く空気を送り、ヘルメット内部の蒸れを防いでくれます。また、後頭部の反射素材が夜間の被視認性を高め、安全面にも配慮されています。
税込価格 | 13,200円 |
サイズ | M52~58cm、L59~62cm |
重量 | 420g(Mサイズ) |
規格 | WG11規格 |
カラー | アッシュ、シャンパン、アイボリー、ジェイド、オニキス |
レイザー カメレオン(LAZER CAMELEON)
ベルギー発祥のヘルメットブランド「レイザー」は、100年を超える歴史があります。カメレオンはカジュアルな服装にマッチするデザイン、フィット感の調節が簡単なシステム、そして13のベンチレーションと、デザイン性と機能性の両立をかなえるヘルメットです。
オプションのLEDライトを装着すると、後方からの被視認性がアップ! 夜間走行する方におすすめです。フィッティングシステムは上位モデルから引き継いでおり、頭部のフィット感の調整が簡単なのも魅力です。
税込価格 | 10,010円 |
サイズ | M55~59cm、L58~61cm |
重量 | 265g(Mサイズ) |
規格 | CE規格 |
カラー | マットダークブルー、マットブラックレッド、マットブラックグレー、マットホワイト |
通勤・街乗りにぴったりのヘルメット【比較表】
▼表は横にスクロールしてご覧いただけます。
商品画像 | |||||||||||||
商品名 | kumoa(クモア) | キャンバス アーバン | コーフー(KOOFU)CS-1 | リベロ(LIBERO) | デイズ(DAYS) | シクレ(SICURE) | ベル スパーク | バーン デイリー | バーン FL-1 リブレ | バーン メーコン バイザー 2.0 | カスク アーバン R | カスク メビウス | レイザー カメレオン |
税込価格* | 10,450円 | 6,380円 | 7,920円 | 9,680円 | 9,240円 | 9,240円 | 7,730円 | 10,346円 | 12,100円 | 12,650円 | 28,600円 | 13,200円 | 10,010円 |
サイズ | 約56~60cm | 57~59cm | 「S/M」55~58cm、「M/L」57~60cm | 54~57cm | 54~57cm | 54~57cm | UA54~61cm | UA54-61cm | M55.5~59cm、L59~62cm | S54~55.5cmからXXXL62~63.5cmまで6サイズ | M/L54~59cm L/XL60~63cm | M52~58cm L59~62cm | M55~59cm L58~61cm |
重量 | 約390g(バイザー未装着時) | 290g | 「S/M」220g 「M/L」235g(バイザー未装着時) | 315g | 325g | 350g | 300g | 290g | M265g L265g | S/M/L312g XL317g XXL322g XXXL325g | 410g(M/Lサイズ・バイザー未装着時) | 420g(Mサイズ) | 265g(Mサイズ) |
規格 | CE規格 | JCF規格 | JCF規格 | SG規格 | SG規格 | SG規格 | CE EN規格 | CE EN規格 | CPSC規格、EN規格 | – | – | WG11規格 | CE規格 |
ショップ | ・Amazon ・楽天市場 ・Yahooショッピング | ・Y’s Road ・Amazon ・楽天市場 ・Yahooショッピング ・サイクルスポット | ・Y’s Road ・Amazon ・楽天市場 ・Yahooショッピング ・Probikeshop | ・Amazon ・楽天市場 ・Yahooショッピング | ・Amazon ・楽天市場 ・Yahooショッピング | ・Amazon ・楽天市場 ・Yahooショッピング | ・Amazon ・楽天市場・Yahooショッピング | ・Amazon ・楽天市場 ・Yahooショッピング | ・Amazon ・楽天市場 ・Yahooショッピング | ・Y’s Road ・Amazon ・楽天市場 ・Yahooショッピング | ・Amazon ・楽天市場 ・Yahooショッピング | ・Amazon ・楽天市場 ・Yahooショッピング | ・Y’s Road ・Amazon ・楽天市場 ・Yahooショッピング |
最新機能を搭載したモデル 3選
最後に、最新機能を搭載したモデルを3選ご紹介します。
スペシャライズド アライン II ミップス(Specialized ALIGN II MIPS)
スペシャライズド アライン II ミップス(Specialized ALIGN II MIPS)
1つめはアメリカの三大メーカーのひとつ、スペシャライズドのアライン II ミップスです。
スペシャライズドは自転車フレームメーカーとして知られていますが、フレームに限らず自転車関連製品を多数展開しています。
シンプルで美しいデザインに惹かれるアライン II ミップスには、最新機能の魅力もあります。頭部に受ける衝撃を分散して保護するシステム「ミップス(MIPS)」を搭載しており、万が一の事故でも脳への衝撃を減らし頭を守ることができます。
アジア人の頭にフィットするラウンド フィット(Round Fit)サイズの新採用で、多くの日本人がフィットしやすくなりました。お手頃な価格でコストパフォーマンスの高さにも注目です。
税込価格 | 6,050円 |
サイズ | S51~56cm、M55~59cm、L58~62cm |
重量 | – |
規格 | – |
カラー | グロスフローレッド/マットブラック、サテンホワイト、グロスキャストブルーメタリック/ブラックリフレクティブ、ブラック/ブラックリフレクティブ、ハイパービズ/ブラックリフレクティブ |
ジロ サットン ミップス(GIRO SUTTON MIPS)
ジロ サットン ミップス(GIRO SUTTON MIPS)
2つめはジロのサットン ミップスです。
アメリカのスポーツブランドであるジロは、スポーツタイプだけでなく街乗りタイプのヘルメットも展開しています。
スポーツブランドであるからこそ、ジロのヘルメットの安全性は折り紙つき。トップライダーたちにも人気のブランドです。
なかでもサットン ミップスには前述したアライン II ミップスと同じ、転倒時に斜めからの衝撃を逃す「ミップス(MIPS)」を搭載。より安全性を高めたモデルとなっています。
頑丈なアウターシェルと目を守るソフトレザーバイザーなど、必要な機能と街乗りになじむ落ち着いたデザインが揃っています。
税込価格 | 18,480円 |
サイズ | M55~59cm、L59~63cm |
重量 | 370g(Mサイズ参考値) |
規格 | CE規格 |
カラー | マットブラック、マットグレイ、マットダークフェードティール |
ジロ コーミック ミップス(GIRO CORMICK MIPS)
ジロ コーミック ミップス(GIRO CORMICK MIPS)
3つめも同じくジロのヘルメットです。こちらはコーミック ミップス。
「ミップス(MIPS)」を搭載している点はサットン ミップスと同じですが、1つ1つのベンチレーションが大きく通気性の良さも魅力です。丸みがあるデザインで落ち着いた印象を保ちつつ、安全面などの機能性も充実させたい方におすすめ。
着脱式のショートバイザーは洗うことも可能です。
税込価格 | 13,200円 |
サイズ | 54~61cm |
重量 | 275g |
規格 | CE規格 |
カラー | マットブラック-ダーク・ブルー、マットグレイ-マルーンMatte Black-Daark Blue、Matte Grey-Maroon |
※フリーサイズ(54~61cm)のみのワンサイズ展開
最新機能を搭載したモデル【比較表】
▼表は横にスクロールしてご覧いただけます。
商品画像 | |||
商品名 | スペシャライズド アライン II ミップス | ジロ サットン ミップス | ジロ コーミック ミップス |
税込価格* | 6,050円 | 18,480円 | 13,200円 |
サイズ | S51~56cm、M55~59cm、L58~62cm | M55~59cm、L59~63cm | 54~61cm |
重量 | – | 370g(Mサイズ参考値) | 275g |
規格 | – | CE規格 | CE規格 |
ショップ | ・スペシャライズド オンラインストア ・楽天市場 ・Yahooショッピング | ・Amazon ・楽天市場 ・Yahooショッピング | ・Y’s Road ・Amazon ・楽天市場 ・Yahooショッピング ・Probikeshop |
おしゃれなヘルメットで身を守ろう
自転車乗車時のヘルメット着用は、自分自身の安全のために必要なことです。
ヘルメットをかぶったほうが安全なのは分かっているけれど、大人用のヘルメットはおしゃれじゃない、なんて思っていませんでしたか?
ご紹介したように、近頃は普段着やスーツ、街乗りになじむおしゃれなデザインのヘルメットが多く販売されています。
自分好みに合うヘルメットで、おしゃれに身を守りましょうね。