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NEWシナプス登場! キャノンデール史上最高の快適性 + スマートセンス = 次世代エンデュランスバイク

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キャノンデールのエンデュランスロード・Synapse(シナプス)がモデルチェンジした。フレームにエアロ形状を取り入れ、先代モデルより走りに振ったジオメトリーで軽快な走りを実現。太めのタイヤに対応し、バッグなどへの拡張性も備え、フィールドを問わない万能さと優れた快適性をあわせ持つ。

さらにガーミンとの共同開発で生まれたライトやレーダーを一元管理するシステム「スマートセンス」を採用。キャノンデール史上最高の快適性、拡張性、安全性を誇る」、次世代のエンデュランスバイクが登場した。

キャノンデール史上最高の快適性 + スマートセンス = 次世代エンデュランスバイク

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新しいシナプスを一言で表すなら、ピュアロードレーサーに近い軽快な走り、エンデュランスロードとしてロングライドを楽しく走れる快適性、ツーリングバイクに近い拡張性、タイヤを履き替えることでジープロードもこなすグラベルロードに近い走破性を兼ね備えたバイク。キャノンデールが新シナプスで目指したものは、「速く走るためだけのロードバイクからの脱却」「より安全にライドを楽しむためのバイク」だ。

「スピードこそ至高」からの脱却

レース志向のシリアスライダーは実は少数派。新型シナプスは大多数が楽しめる1台に

「ロードバイク=速く走るためのバイク」というイメージは、日本のマーケットでは特に強かった。それが「快適さを追求したバイクは速くない」の図式に変換され、エンデュランス系バイクはどうしても二番手、三番手に甘んじてきた現状がある。

一方、アメリカではロードバイクの楽しみ方が早くから多様化。長い距離を走るロングライドや未知の土地を走るアドベンチャーライドのようなエンデュランスライドもいち早く認知されていた。

エンデュランスバイクのシナプスは、昨年度、米キャノンデールで最も売れたモデル。実に全体の45%を占めた。いっぽう日本では全体の7%にすぎなかったという

レースがライバルとの戦いなら、エンデュランスライドは自分への挑戦。好きなように好きな場所を走り、距離に挑み、行ったことのない場所に行くという自転車本来の楽しみ方のひとつだ。

キャノンデール・ジャパンが日本国内で独自に行ったアンケートによると、近年、日本でもロードバイクユーザー層が成熟し、ロードバイクの正義は速さだけではないと考えるライダーが増えている傾向がみられるという。

新型シナプスは、まさにレース以外の自転車の楽しみ方に魅力を感じるサイクリストにうってつけのバイクだ。

ライトとレーダーを統合して制御するスマートセンス

新型シナプス最大のトピックは、ダウンチューブに搭載するバッテリーからレーダーやフロントライト、テールライトの電源を供給し、それぞれを統合させて自動制御するシステム「スマートセンス」を採用したことだ。

レーダーはガーミンと、フロントライト・テールライトはレザインと共同開発。3100mAのバッテリーをダウンチューブ上に搭載し、そこからフレーム内にケーブルを通してフロントライトやテールライト、レーダーに電源を供給するようになっている。ライト類やレーダーは走行を感知すると自動で起動させることが可能。

バッテリーは取り外し可能で、モバイルバッテリーとしても使える。バッテリーの稼働時間は最大20時間で、3時間で満充電できる。

スマホの充電などモバイルバッテリーとして使用することも

キャノンデールアプリを介してスマートフォンからアクセスすることもできる。前後ライトの光量、パターンも指一本で簡単にカスタマイズが可能。

レーダーのシステム自体はガーミンのレーダー・バリアシリーズと変わらず、後方からの車両の接近、接近スピード、接近する車両の台数をガーミンやワフーのサイクルコンピューターのモニターに表示することができる。(キャノンデールアプリ上でも表示可能)

ライダー側の認知だけでなく、車両へのアピール性にも優れる。車両感知モードでは、車が接近すると照射モードが変化し、ライダーの視認性を高めてくれるのだ。

事故を未然に防ぐことができるのも、このシステムの大きな特徴だ。

自動的に起動し、スマートフォンアプリを介して簡単に設定を変更できるだけでなく、スマートセンスは同様の装備を別々にバイクに取り付けるよりも40g軽量になるというメリットもある。さらに、バッテリーの装着位置がフレームの比較的低い位置に来ることから、低重心化による走行安定性の向上も見込めるという。

キャノンデール・ジャパンが独自に行ったアンケートの結果によると、「自転車に求めるものは?」との質問に対し、回答の上位3つは「快適な乗り心地」「バイクの性能」「安全性だったという。「安全性を求める声が意外に多かったのは驚きだったが、新型シナプスは安全装備が標準で付いてくるという点で今のサイクリストのニーズにも合致すると考えている」と同社。

新しくなったシナプス「5つの特徴」

新シナプスはバイクそのものも旧モデルから進化を遂げている。大きく変わったポイントについて紹介しよう。

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①より走りを重視したジオメトリー

新型シナプスは、エンデュランスバイクの中でもよりレースバイク寄りのジオメトリーに。旧モデルはロードバイクとツーリングバイクのちょうど中間的なジオメトリーだったが、新型はヘッドチューブがやや短くなってシートチューブの角度も起きているなど、軽快な走りに磨きがかかった。

②エンデュランス+空力性能。シナプス初のエアロフレーム

フレームとフォークともにエアロ形状を採用しているのも特徴だ。ヘッドチューブからダウンチューブにかけてのセクションは、レーシングバイクのスーパーシックスエボを思わせるデザインになっている。空力性能も旧モデルから進化している。

薄く扁平したハンドルバーはツーピース構造。±8度のピッチ調整幅をもつ
45mmハイトのディープホイールもエアロダイナミクスに寄与

③最大35mm幅のワイドタイヤに対応

ロードバイクとしては太めの700×35Cというワイドなタイヤに対応。グラベル用タイヤを履けば砂利道程度のオフロードも難なくこなす。もちろん28mmあたりのロード用スリックタイヤを履けば、舗装路のロングツーリングも軽快に楽しめる。

標準装備は30mmタイヤ

④拡張性と積載性の高さ

フルフェンダーの装着も可能とするダボ穴に、ダウンチューブの裏側には3つめのボトルケージを付けられる台座も用意。トップチューブに用意されたマウントにストレージバッグを装着すれば、ライド中もアクセス抜群だ。

新型シナプスは優れた拡張性を秘めている。

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⑤乗り心地の良さ

シナプスの特徴である快適性の高さは、新型でも継承されている。旧モデルではシートクランプがフレームに内蔵され、シートポストを長く出すことでしなりやすくしていたほか、シートステーに縦方向につぶしが入ったSAVEテクノロジーを採用することで高い快適性を実現していた。

新型はシートクランプが外装であるだけでなく、シートステーにもSAVEテクノロジーは採用していない。そのかわりシートステーのシートチューブ側の接合部をトップチューブの接合部より下にすることで、シートチューブをしならせやすくし、快適性を高めている。

シートチューブの接合部を低くすることは、近年多くのレーシングロードが採用するように、空力面でも有利に働く

キャノンデールジャパンの担当者によると「旧モデルより走るのにかなり快適性が高い」とか。

全モデルでスマートセンス搭載、5グレード展開

>> スペック詳細はリリースをチェック

新型シナプスは次世代を担う真のオールラウンダー

オンロードも軽快に走れて、ライトなグラベルも守備範囲とし、好みに応じてフェンダーやストレージもスマートに後付け可能。さらに次世代レーダーによる安全性能も標準装備。新型シナプスは、自転車ライフ全般をカバーする真のオールラウンダーだ。

All photos © cannondale

LINK: Synapse|cannondale

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