2022年9月17日(土)、18日(日)にサイクリングイベント「ツール・ド・東北 2022」が開催される予定だ。
長らく東北の復興を支援してきたヤフー株式会社と株式会社河北新報社は、3年ぶりのリアル開催を目指す。また、リアルイベント終了後には、ROUVYを使用したバーチャルイベントも開催する。
3年間で東北がどう変わったのか、自転車でじっくり感じたい。
「ツール・ド・東北」
東日本大震災の復興支援および、震災の記憶を未来に残していくことを目的に2013年より開催しているサイクリングイベントで、今年で第9回を迎える。主催はヤフー株式会社、株式会社河北新報社。
目次
大会概要~リアルでもバーチャルでも~
ツール・ド・東北は、順位やタイムを競うレースではなく、楽しく走るファンライド形式の自転車イベント。2022年は、リアルとバーチャル両方で開催する予定だ。
リアルイベント
今大会では、新型コロナ対策を講じた上で規模を縮小し、コースは2フォンド、参加者は約1,500名を予定している。
開催日程 | 9月17日(土)会場イベント / 9月18日(日)ライドイベント |
メイン会場 | セイホクパーク石巻 |
定員 | 1500名 |
バーチャルイベント
リアルイベント終了後に開催されるバーチャルサイクリングイベント「ツール・ド・東北 2022 バーチャルライド」では、「ツール・ド・東北」開催の目標の一つである東北三県拡大をバーチャルで実現する。岩手県、福島県、宮城県の3コースを用意し、参加ライダーは実際に撮影したコースを走り、各県の風光明媚な景観などを体感できる。※バーチャルライドの参加は無料
9月24日(土)14:00 | 岩手コース(大船渡ー気仙沼)42km |
9月25日(日)14:00 | 福島コース(南相馬ー亘理)60km |
10月2日(日)14:00 | 宮城コース(仙台ー奥松島)45km |
オフィシャルサイクルジャージ発売開始!
スタイリッシュなデザインで人気のブランド、PISSEIとのコラボジャージ。デザインから製造まで一貫して、イタリアで作られている。
グリーン基調のデザインは、自然や震災を経て生まれ変わった東北地方を想起させる。
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発売期間 | 5月17日(火)~7月8日(金) |
一般価格 | 14,850円(税込) |
応”縁”ライダー特別価格 | 11,550円(税込) |
ツール・ド・東北フレンズによるトークショー
ジャージについて
- 道端さん「袖が長いところが気に入っている。素人感が無く強そう。」
- 中西さん「今年53歳なので、ウェアの力を借りたい。汗をかいてもすぐ吸収してくれるのが嬉しい。」
- 尾形さん「世界で一番好きな色が緑。収縮性がいいから手を振り易い。」
3年ぶりに東北を走れることについて
- 道端さん「エイドステーションでの地元の方とのふれあいが楽しみ。」
- 中西さん「去年は記者会見までやったのに開催できなかった。今年は無事にレース当日を迎えられることを祈りたい。」
- 尾形さん「めちゃくちゃ楽しみ。とにかく1位になりたい。」
バーチャルライド実演
インドアサイクリングアプリ「ROUVY」を使い、バーチャルライドを実演。今回はWahooのスマートトレーナーが使用された。
尾形さんは、スマートトレーナーの実走感に驚いていた。「前から風も来るし、坂も再現される。性格悪いやつが作っているに違いない」とコメント。
スマートトレーナーについては、以下の記事で詳しく紹介している。
主催者の声
株式会社河北新報社と共に、東北の復興を長らく支援してきたヤフー株式会社。取締役 専務執行委員の宮澤弦さんは、「東北の地で地元の皆様と交流し、新しい形式でのツール・ド・東北を皆様と一緒に盛り上げたい」と話した。
エントリー詳細
エントリー期間 | 石巻発100km「北上フォンド」5月10日(火)~5月30日(月) 石巻発65km「女川・雄勝フォンド」5月12日(木)~5月31日(火) |
定員 | 1,500名 |
※一般ライダーの出走エントリーは抽選方式 |
▶エントリーはこちら
まとめ
「ツール・ド・東北 2022」は3年ぶりのリアル開催を目指す。東北の風光明媚な景観、美味しい食事を楽しむ絶好の機会だ。タイムや順位は気にせず、東北の今をじっくり味わいたい。