TREK、待ってたよ… e-bike「FX+」発表! 軽くてスタイリッシュなe-クロスバイクだ
いやぁ、ようやく出してくれました。TREKのクロスバイクFXシリーズでのe-bike!
e-bike元年から現在まで「Verve+2」や「Allant+8」など、ラインナップにe-bikeの名は連なってはいたものの、年々「コレジャナイ……」感が否めなくなっていた気がします。初代モデルから間違いなく進化はしてきましたが、やっぱり高いし、重い。あと一歩、何か違うと感じていた人もきっといるはず。
TREKのクロスバイクといえばコレでしょう。フィットネス担当「FX」シリーズから待望のe-bikeがデビューします。
目次
これまでのTREKのe-bikeは?
これまでのTREKのe-bikeを簡単におさらいしてみようと思います。とにかく新製品「FX+」の情報が知りたい!という方はこちらからジャンプしてください。
記事執筆現在(2022年7月)、TREKのe-bikeは大きく分けて4つのラインで展開されています。
- MTBタイプ
- Rail(フルサスペンション)
- Powerfly(ハードテール)
- クロスバイクタイプ
- Verve+2(外付けバッテリー)
- Allant+8(インチューブバッテリー)
日本でのe-bike元年は2018年と言われたりしますが、TREKは早々に初のクロスバイクタイプのe-bike「Verve+」を国内展開しています。外付けバッテリーで初期のe-bikeらしい野暮ったさは否めませんが、電動アシストつきのスポーツバイクとして話題になりました。
アシストユニットはボッシュのアクティブライン。本格e-bikeではおなじみのパワーユニットですね。
これに追随して「Verve+ Lowstep」、つまりトップチューブを思いっきりスローピングさせた小さいサイズも出してくるあたりはさすがTREK、しかもこのサイズ展開は現在でも踏襲されています。すごい。
クロスバイクタイプに特化してお話すると、2018年モデルで先の「Verve+」、2019年モデルで「DualSport+」、そして2020年に「Allant+」が登場しています。
「Allant+」ではバッテリーがインチューブタイプへと進化し、アシストユニットはボッシュの上位ライン「パフォーマンスライン CX」を搭載。よりハイスペックモデルとして登場しました。
とはいえ、もともとこの「Allant」、プロムナードハンドルを有した街乗りバイク(e-bikeでない)として展開されていたのをご存知でしょうか。ゆったりと街を流すお上品なモデルだったのです。
e-bikeの「Allant+8」になっても、コンセプトはやはり街乗り優先であるように感じます。(ちなみにe-bikeでないAllantでも女性用としてスタッガードモデルが展開されていましたね)
ただし前述したようにアシストユニットはボッシュのパフォーマンスライン CXと、e-bikeとしてのスペックはきちんと盛る。そもそも高級ラインの位置づけなので価格はハイクラス。その割に、重いんですよね。
このへんがどうも違う、何かが違う、コレジャナイ感……そう思ってきた人、いますよね!? フロントサスペンションつきのクロスバイク「DualSport」のe-bike(DualSport+)が出たとき、もう来るんじゃないかと期待しちゃいましたよね!??
そう、TREKのクロスバイクといえば「FX」があるじゃないかと。どっしり高級感でもなく、フロントサスペンションでもなく、キビキビ走るザ・e-クロスバイクがほしいんだと。
前置きが長くなりましたが、出ますよ「FX+」。
“驚くほどスタイリッシュなe-bike「FX+」”
新しく登場する「FX+」は、一言でいえば「必要十分なスペックとクロスバイクらしいルックス、そしてこなれた価格」なe-bikeです。
アシストユニットは正式な発表がまだありませんが、リアハブモーター式で、BBまわりにドライブユニットを置くタイプではありません。このあたりは軽量化と価格に寄与しているのでしょう。
見た目の観点からいうと、バッテリーはもちろんインチューブタイプ、リアハブモーターのためフレームデザインはスッキリ、カラーリングやデザインも「FX感」があってテンションあがります。
これだけでもかゆいところに手が届きまくった人、いるんじゃないでしょうか。
もう少し詳しくみていきましょう!
※以降はプレスリリースに準ずる
FX+の特徴
1. かつてないほどスタイリッシュ
リアハブモーターとフレーム内装のインチューブバッテリーを採用したことでフレーム設計の自由度が増し、“本当にe-bikeなのか”と疑ってしまうほどのルックスを実現。
3つのカラーバリエーションとStaggerモデルをラインナップ。
2. 安心して走り回せるバッテリー容量
- 標準の内装バッテリーでの航続距離(250wh): 67km
- 別売りの追加バッテリーを搭載すれば、100km以上
一般的な自転車での平均移動距離は1週間で約20.5km(※参考:H22年内閣府調べ)
>> 3週間に1回充電するだけ
レンジエクステンダー(追加バッテリー)あり
バイクを自宅へ持ち込めない方へおすすめ!
- 容量:250wh
- 重さ:1.4 kg
※1.5L のペットボトルドリンクと同等 - 大きさ:長さ 25cm / 直径 7.2cm
※20Oz Vodabottle (23cm)より少し大きめ
3. 充実の標準装備
4. 超軽量デザイン
重量は17.69kg
通常のe-bikeより約5kg(-25%)軽い*
平均26kg以上の一般的な電動アシスト自転車(ママチャリ)より約10kgも軽い
*)Verve+2 Mサイズ(23.36kg)との比較
平均26kg以上の一般的な電動アシスト自転車(ママチャリ)より約10kgも軽い
ラインナップ
- FX+ 2
- サイズ:S、M、L
- カラー:Satin Trek Black、Viper Red、Satin Mulsanne Blue
- 価格:324,500円(税込)
FX+ Stagger
サイズ:S
カラー:Satin Trek Blue、Satin Trek Black
価格:324,500円(税込)
Size | 目安身長 |
S | 155 – 165 cm |
M | 165 – 175 cm |
L | 175 – 186 cm |
All photos (C) TREK
LINK:トレック・ジャパン株式会社
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WRITTEN BYFRAME編集部
FRAME編集部はロードバイク、MTB、ミニベロ、トライアスリートなど、全員が自転車乗りのメンバーで構成されています。メンテナンスなど役立つ情報から、サイクリングのおすすめのスポット情報、ロードレースの観戦まで、自転車をもっと楽しくするライフスタイル情報をお届けします。 https://jitensha-hoken.jp/blog/