遂に新型ロードバイク「アンカーRP8」が正式に発表されました。昨年12月から「アンカーRP8」のティザーサイトが公開されていましたが、本日その全貌が明らかに。
「アンカーRP8」はどんなバイクなのでしょう。重量なども気になりますが、コンポは何をスペックしているのかにも注目です。そして、フラッグシップモデル 「RP9」との違いは!?
目次
「アンカーRP8」はこんなバイク
「アンカーRP8」は、 ブリヂストンサイクルのスポーツバイクブランド『アンカー』より発表された新型ロードバイク。高みを目指し挑戦し続ける競技者向けのロードバイクです。
ブリヂストン独自の推進力最大化解析技術「PROFORMAT(プロフォーマット)」を用いて開発されたフラッグシップモデル「RP9」をベースに開発されました。
カラーリングはレーシングホワイトとレーシングブラックの2色。
完成車に搭載されるコンポは新型105Di2
やはり気になるのが完成車に搭載されるコンポですね!「アンカーRP8」はミドルグレードの競技用バイク。コンポには シマノの新型105Di2がスペックされました。
>>>新型105のすべて
新型105Di2を搭載した「アンカーRP8」の価格は、 税込で55万円。
フレームセット販売も
「アンカーRP8」は完成車だけでなく、フレームセットでの販売も。フレームセットは、電動シフト・機械式シフト両方のコンポ *に対応しているのが大きなポイントです。
フラッグシップモデルの「RP9」は電動シフト専用だったので、機械式シフトを使いたいユーザーには朗報ですね。
フレームセット価格は、 税込で308,000円。
*)組付け可能なコンポーネントについて、詳しくはアンカー取扱店にお問い合わせください。
「RP9」とは何が違う?
そして気になるのはフラッグシップモデル「RP9」との違い。「RP9」と比較しつつ、「RP8」の特徴を見ていきましょう。
1.コンポのグレード
- 「RP9」はデュラエースDi2またはアルテグラDi2
- 「RP8」は105Di2
「RP8」にはシマノのミドルグレードコンポである105Di2が搭載されます。搭載される105はもちろん新型。12速の電動コンポーネントですね!
2.カーボン素材のグレード
ミドルグレードの「RP8」はコストを抑えるため、「RP9」とは異なるカーボン素材をフレームに採用しています。
- 「RP9」はPROFORMAT, HM-CARBON+TORAY T1100
- 「RP8」はPROFORMAT, TORAY T800+T700
T1000だったりT800とありますが、この数字が大きいほど高性能のカーボン素材です。より軽くてより強いフレームを作ることができますが、その分値段も高くなります。
「RP8」の位置づけはミドルグレード。カーボン素材のグレードを見直すことで、価格を抑えました。主要な部位の剛性はRP9対比で約90%としつつ、走行フィーリングを左右する剛性バランスはRP9同等に設定したことで、RP9譲りの乗り味を実現します。
3.フレームセット重量
- 「RP9」のフレームセット重量は1,360g
- 「RP8」のフレームセット重量は1,450g
フレームセット重量*は、90gの違い。これもカーボン素材のグレードが違うことによるものだと考えられます。
*)どちらも無塗装/小物類込み/490mm
「RP8」の強みは空力か
「RP9」とはコンポのグレードや剛性、重量が異なりますが、フレームの空力性能は同じです。 ブリヂストンサイクルによると、「RP9」と「RP8」で空力に影響する形状は同一とのこと。これは驚きです!
発売開始は4月下旬
ブリヂストンサイクル株式会社によると、新型ロードバイク「アンカー RP8」は4月下旬より発売が開始されます。受注開始については、アンカー公式ページ_ニュースにて改めて連絡があります。
アンカーRP8 製品概要
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