いつもは自転車で走れないレインボーブリッジ、早大生サイクリストが渡ってみた!【GRAND CYCLE TOKYO 2023】

こんにちは、FRAME編集部のナベケンです。このたび私は11/23(木)に開催された「GRAND CYCLE TOKYO 2023」に参加してきました!

今年で2回目の開催となる本イベントの目玉は、普段は自転車で走ることができないレインボーブリッジと東京ゲートブリッジを走行できるところ! これには普段荒川からお台場を眺めている私も大興奮。

他にもこのイベントならではの見どころが盛りだくさんでした。そんなGRAND CYCLE TOKYO 2023の模様を、早稲田大学に通う私がライドしつつ、お伝えしていきます!

◎ライダーのプロフィール

ナベケン

ロングライドが好きな大学生。愛車はキャノンデールグリーンのCAAD12。荒川サイクリングロードの上流やちょっとした峠のような、探検したくなる道が好き。

レインボーブリッジ&ゲートブリッジ封鎖!? こんなルートで走りました

レインボーライドルート
Image:GRAND CYCLE TOKYO 2023

今回のルートはコチラ。私が参加したレインボーロングはお台場海浜公園がスタート地点。途中にはレインボーブリッジや東京港海の森トンネル、海の森水上競技場、東京ゲートブリッジを通る、32kmのコースです。

東京出身の私も東京ゲートブリッジは通ったことがないうえ、クルマではなく自転車で通れるということでワクワクしっぱなしでした!

いざ、レインボーブリッジへ!

今回限定、ゆりかもめのサイクルトレインに乗車!

新橋駅
ナベケン

集合場所は、ゆりかもめの新橋駅。まずは今回のツアーに際して特別に用意された、ゆりかもめのサイクルトレインに乗車です……! ゆりかもめは何度も乗ったことがありますが、ロードバイクをそのまま乗せて乗るのはもちろん初めて。とても貴重な機会で、楽しみです。

ホーム
ナベケン

一般のお客さんもいる中、自転車を持って列車が来るのを待つのは不思議な感覚。

固定
ナベケン

いよいよゆりかもめに乗車! スタッフの方がバンドで固定してくれたので、カーブに差し掛かっても倒れる気配はまったくナシ。これなら安心して載せることができますね!

ゆりかもめ車内
ナベケン

車窓からは、これから自転車で走るレインボーブリッジを望みます。「これからここを自転車で走るのか~」とワクワク!

スタートセレモニーにはあの有名人も!

スタート
ナベケン

台場駅でゆりかもめを降り、スタート地点であるお台場海浜公園へと向かいました。先頭のウェーブ付近にはすでにライダーたちが勢ぞろい!

会場に到着してまもなく、スタートセレモニーが始まります。

セレモニー
Photo: GRAND CYCLE TOKYO 実⾏委員会提供
ナベケン

GRAND CYCLE TOKYOのアンバサダーを務める武井壮さん・稲村亜美さん、小池百合子都知事、武井雅昭港区長からごあいさつ。参加者からも拍手と歓声が沸き起こります!

いよいよスタート!

スタート
ナベケン

盛大なお見送りの中、いよいよレインボーライドのスタート。出発するグループごとに走行管理ライダーが先導してくれるので、ペース配分もバッチリ!

いきなりレインボーブリッジに突入!

ETC
ナベケン

スタート地点からほどなくして、普段は絶対に自転車で通れないはずの料金所へと入っていきます。こんな非日常感を東京のど真ん中で味わえるのも、このレインボーライドならでは!

レインボー
ナベケン

そして、レインボーブリッジの上段を自転車で駆け抜けます! 普段は下段の歩道を押して歩く必要があるのですが、上段はやはり見晴らしがいいですね。ライダーたちからも歓声が上がっていました!

折り返し
ナベケン

今回のイベントでは、レインボーブリッジの途中でお台場の方面に戻ります。高速道路の途中で折り返すというのも新鮮です!

普段は走れない自動車専用のトンネルも自転車で!

東京港湾岸トンネル
ナベケン

レインボーブリッジとお台場を後にして、しばらく走ると東京港海の森トンネルに突入します。東京湾の海底を通るトンネルで、こちらも普段は自転車が通ることのできない道です。

トンネル内
ナベケン

このトンネルの総延長は約2.5kmということで、レインボーブリッジの約3倍の長さを誇ります。外の景色が見えないので、実際に走っていても長く感じます。

普段はクルマがビュンビュン通る道も、今回のイベント中は完全封鎖。自転車のラチェット音がトンネルに鳴り響く圧巻の光景は、ぜひまた体験したいです!

東京オリンピック・パラリンピックでも使われた海の森水上競技場に到着!

海の森公園
ナベケン

トンネルを抜けると、東京オリンピック・パラリンピックでも使用された海の森水上競技場に到着! ここでは仮設トイレや給水所が設置されており、休憩をとる場所としてもピッタリです。

ここで休憩していたライダーからは、「意外と疲れた」との声が。レインボーブリッジやトンネルは予想以上に高低差が激しいので、私も同じ感想を抱きました。少し休憩してから出発です!

東京ゲートブリッジも走行!

ゲートウェイブリッジ
ナベケン

海の森水上競技場を出発すると、いよいよ東京ゲートブリッジに差し掛かります。画像だとわかりにくいのですが、「ここはベタ踏み坂?」と錯覚するような見た目をしています。そんな東京ゲートブリッジ、路面の最高地点は約67m(編集部調べ)なので、本当にかなり登っていくんです!

登り
ナベケン

登っていくと、いよいよトラス(アーチ)の部分が見えてきました! やはり東京ゲートブリッジといえばこの特徴的な形ですよね。

下り
ナベケン

下りに差し掛かると、見えてきたのは葛西臨海公園の大観覧車東京ディズニーリゾート。普段自転車では通ることのできないここからの眺めはやはり圧巻!

スタート地点では雨がポツポツと降っていましたが、東京ゲートブリッジには青空が広がっていました。この景色は天気が良くないと見られないそうなので、非常にラッキーでした!

海釣りの名所、若洲海浜公園へ到着!

若洲
ナベケン

東京ゲートブリッジを下ると、サイクリングや海釣りスポットとしても有名な若洲海浜公園へ到着です。ここは荒川の河口からもほど近いので、私もよく立ち寄る場所です!

若洲
ナベケン

先ほど通った東京ゲートブリッジを望むことができるので、思い思いの写真を撮っている方が多く見られました。

復路の登りが思いのほかキツい!

登り
ナベケン

若洲海浜公園を後にして、お台場へと戻るのですが……東京ゲートブリッジ復路の登りが意外とキツい! すでにレインボーブリッジ、東京湾海の森トンネル、東京ゲートブリッジを通ってきたところで、さらにおかわりの坂は脚にこたえます。

しかし、ここをクリアしないことにはゴールできない! ということで、最後の力を振り絞って登ります。

下り
ナベケン

羽田空港に着陸する飛行機が頭上を飛んでいました。飛行機により近い橋の上を走っていることもあり、まるで手が届くかのような大迫力の光景です。

ついにゴール!

トンネル
ナベケン

先ほども通過したトンネルを通り……

ゴール
ナベケン

ついにゴール!

ゴールエイド
ナベケン

ゴールの会場では豚汁チキントマトスープ中華スープが無料でふるまわれていました!

豚汁
ナベケン

私も豚汁にありつきます。当日は寒かったので、温かいものが身にしみます!

レインボーライドのほかにも、イベントが目白押し!

自転車をそのまま積める!? 都営バスの輪行を体験!

ナベケン

マルチイベント会場では、都営バスの輪行体験が実施されていました! 

載せる
ナベケン

手順は非常に簡単で、まず自転車をラックに載せ……

固定する
ナベケン

前輪を固定するだけ!

バス
ナベケン

実際に自転車を取り付けてブース内を走る様子も見せていただきました! ちょっとした段差でも安定していて、落ちる心配は全くありません。

まだまだサイクルラックはテスト中とのことで、今後の展開が楽しみです!

東京の人気カレー店が集結!「カレーフェスティバル」

カレー
ナベケン

さらには、東京の人気店のカレーを味わうことができるカレーフェスティバルなるものも開催されていました。私もグリーンカレーとガイヤーン(鶏のグリル)をいただきました。スパイスが利いていてとてもおいしかったです!

他にもたくさんのブースがあったので、ライド後もいろいろと楽しむことができそうです!

GRAND CYCLE TOKYOは非日常感がスゴイ!

レインボーライド
ナベケン

GRAND CYCLE TOKYOの特色は、なんといっても普段は自転車で走ることができないレインボーブリッジ東京ゲートブリッジを走ることができること。ここからの眺めを自転車で味わうだけでも、このイベントに参加した甲斐がありました!

そして、沿道には手を振ってくださるスタッフの方々が多くいらっしゃることに加え、ライダーの皆さんが手を振り返していたのも印象的でした。こうした温かみのある光景も普段はなかなか見られない、このイベントならではのいいところだと感じます。

こういった非日常感を味わえるのが、GRAND CYCLE TOKYOの魅力。今年は東京ゲートブリッジがコースに追加されましたが、来年以降はどのように進化していくのか……!? 今後も期待を寄せたいところです。

Y’s Road オンライン アウトレットコーナー

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WRITTEN BYナベケン

ゆるポタやロングライドが好きな大学生。愛車はキャノンデールグリーンのCAAD12。荒川サイクリングロードの上流やちょっとした峠のような、探検したくなる道が好き。

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