【7年ぶり】フェルトの待望ニューモデルは軽量レーシングとエンデュランス!【お待たせ】

フェルトの2024年モデルでは、フルモデルチェンジとなる目玉バイクが2つも登場します! 軽量レーシングバイクの『FR』と、エンデュランスロードの『VR』。どちらも7年ぶりの刷新とあって、待ちに待っていた人も多いのでは。

新作展示会でお目見えした実車(プロトタイプ)とともに、フェルトの最新ロードバイク情報をお届けします。

FELT FR:エアロダイナミクスを追求したレーシングモデル

軽量と剛性に注力して生み出された新型FR ※写真はプロトタイプ

フェルトの軽量レーシングモデルとなる『FR』。FRが意味するものは、FELT ROADでもあり、FELT RACINGでもあります。

初代『F』が2005年に登場してから3回のモデルチェンジを経て、最新のFRは第4世代へと進化しました。

7年ぶりのフルモデルチェンジとあって、現代のニーズにあわせたアップデートが随所に見られます。真っ先に目につくのはクリーンなハンドルまわり。インターナルケーブルルーティングにより、エアロ性能が向上しているのは一目瞭然。

ダウンチューブやシートチューブはラウンド型で、エアロ然とした昨今のオールラウンダーと比べるとオーソドックスな印象です。画一化が否めない昨今のオールラウンダー群において、シンプルでフェルトらしい一台といえるでしょう。

エアロダイナミクスを追求したクリーンなハンドルまわり
ハンドル下を沿う形のケーブルルーティング。上位モデルの一体型エアロハンドルは完全に内装になる
エアロ性能が向上するフレーム内蔵タイプのシートクランプ。上部とサイドの2か所でシートポストをしっかりと固定する
機械式変速にも電動式変速にも対応するフレーム
タイヤクリアランスも広がり、最大で30Cのタイヤを履くことができる。写真は28Cタイヤを装着

FELT VR:最新エンデュランスロードは速さもゲット

エンデュランスロードの『VR』 ※写真はプロトタイプ

エンデュランスロードのカテゴリを担う『VR』も同時にフルモデルチェンジを果たしました。レースからファンライドまであらゆるシーンをこなすべく、先述のF(FR)シリーズから派生する形で2007年に登場したのがVRシリーズです。(初代は『Z』の名前でした)

VRも最新モデルで第4世代となり、ケーブル内蔵、タイヤクリアランスの拡大、BB規格など、FRと同じく現代的なアップデートを遂げています。

振動減衰スリーブを含めた全体構造イメージ。スリーブを抜いてダイレクトな乗り味に変更することも可能
最大38Cまで広がったタイヤクリアランス。写真は32Cタイヤをセット

先代のVRに比べホイールベースはわずかに短くなり、よりクイックで一体感のあるハンドリングに。さらに最大38Cのタイヤ幅を許容しながらフレーム重量を950g*に抑えた点も特筆すべきでしょう。

快適性を保ちながらもスピードと軽量さが加味され、『FELT IS FAST』のコンセプトどおりの最新エンデュランスロードに仕上げられています。

*)Advancedグレード

ラインナップの解禁はもうすぐ!?

新型FRと、新型VRが同時リリースというビッグニュースの2024年。フェルトにとって記憶に残るモデルイヤーになりそうです。

フェルトの2024年モデルはすでに公表されていますが、この新型FRとVRのラインナップ詳細の発表はもう少し先とのこと。カラーリングや搭載コンポーネント、そして気になるお値段と、どんなスペックでお目見えするのか。最新情報を首を長くして待つことにしましょう!

LINK: FELT

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WRITTEN BYFRAME編集部

FRAME編集部はロードバイク、MTB、ミニベロ、トライアスリートなど、全員が自転車乗りのメンバーで構成されています。メンテナンスなど役立つ情報から、サイクリングのおすすめのスポット情報、ロードレースの観戦まで、自転車をもっと楽しくするライフスタイル情報をお届けします。 https://jitensha-hoken.jp/blog/

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