デザインは15,000通り!あなただけのTREKがつくれるプロジェクトワンとは
こんにちは、自転車メカニックの石橋です。
アメリカナンバーワンの自転車メーカーTREK。日本でも非常にファンが多いことで有名です。
私がロードバイクを乗り始めた頃に、ちょうどTREKのマドンがデビューして、その時なぜマドンを選ばなかったのか・・・。今でも忘れられない思い出として残っています。
それから10年以上経ちTREKの自転車は私の想像よりもはるかに早いスピードで進化してきました。
スポーツ自転車を購入するときにTREKを候補に入れる方は多いと思います。特に最先端で高性能なハイエンドモデルが欲しい方には、TREKは非常にふさわしいブランドです。
ところで、ロードバイクを買う時に
「自分好みのカラーがなくて・・・」
「プロのロード選手が使っているコンポーネントを使ってみたいんだけど・・・」
「誰も乗っていない特別な1台が欲しいな・・・」
と思ったことはありませんか?
それ、TREKの「プロジェクトワン」なら実現できます。
プロジェクトワンとは、TREKのラインナップの中から、モデル、カラー、アッセンブルパーツの種類やサイズ等を選ぶことによって世界に一台しかない、あなただけのTREKを作ることができるオーダーシステムです。
目次
組み合わせは驚きの15,000通り
プロジェクトワンでオーダー可能な組み合わせは、なんと15,000通りもあるんです。フレームのカラーはメインカラー、ロゴカラー、サブカラーなどより細かく指定できます。もちろんコンポーネントも選択可能です。もちろん、フレームセットで注文することもできますので、今のバイクのコンポをプロジェクトワンフレームに載せ替えることも可能です。
プロジェクトワンはパソコン、スマートフォン、タブレットなどがあれば簡単に試すことができる非常に便利なシステムです。TREKの公式サイトにあるプロジェクトワンのページからデザインを作成することができます。
また、プロジェクトワンの対象になるフレームは、すべてアメリカの本社工場で職人によりハンドメイドで製造され、ペインティングも専門の塗装職人が担当するため、世界でもトップクラスの品質を持つ自転車に仕上がります。
プロジェクトワン対象モデル
プロジェクトワンの対象モデルは、TREKの3本柱であるマドン,ドマーネ,エモンダとレディースモデルのシルク,TTバイクのスピードコンセプトそして、MTBのハイエンドモデルです。対象モデルの詳細は以下の通りです。
ロードバイク
Madone 9.5
Madone 9.5 Women’s
Madone 9.2
Madone 9 フレームセット
Domane SLR 8
Domane SLR 7 Disc
Domane SLR 7
Domane SLR 6 Disc
Domane SLR 6 フレームセット
Émonda SLR 8
Émonda SLR 6
Émonda SLR フレームセット
Silque SLR 8
Silque SLR 7
Silque SLR 6
Silque SLR フレームセット
Speed Concept 9.9
Speed Concept 9 フレームセット
MTB
Top Fuel 9.9
Top Fuel 9.8
Top Fuel 9 フレームセット
Fuel EX 9.9
Fuel EX 9.8
Fuel EX 9.8 Women’s
Fuel EX 9 フレームセット
Fuel EX 9.8 Women’s フレームセット
Procaliber 9.9 SL
Procaliber 9.8 SL
Procaliber 9 SL フレームセット
他メーカーとの比較
TREKのプロジェクトワンはカスタマイズプロジェクトの先駆け的な存在ですが、他のメーカーも近年カラーオーダーに力を入れているところがあります。
オルベアはMyOシステムと名付けた、カラーオーダーシステムを展開しています。プロジェクトワンと同じように専用サイトでデザインすることができますが、カラーバリエーションやパーツの選択肢はTREKよりも少ない印象です。
またキャノンデールもカスタムラボという名目で、カスタムオーダーを展開しています。こちらも対象車種がSUPERSIX EVO HI-MODのみで、同じく人気モデルのアルミフレームであるCAAD12シリーズは対象外となっているため、ユーザーとしては少々物足りないかもしれません。
その他には、国産メーカーであるアンカーもペインティングに重点を置いたカラーオーダーシステムを展開しています。
他社と比較すると、TREKは乗り方や予算に合わせて選べるモデルが他社よりも圧倒的に多く、組み合わせは15,000通りと非常にバリエーションが豊かなこと、そしてファビアン・カンチェラーラなどトレック・セガフレードチームの人気選手をモチーフにした限定デザインを選べるが大きな強みです。カンチェラーラ選手は今季で引退となりますが、来期のトレック・セガフレードの他の人気選手の限定ペイントの追加にも期待したいところです。
それでは実際にプロジェクトワンのデザイン作成を行ってみましょう。
パソコンやモバイル機器を使って好みの形にシミュレーション
冒頭でもお伝えしましたが、プロジェクトワンはパソコンやモバイル機器があれば簡単に組み合わせを試すことができる非常に便利なシステムです。TREKの公式サイトからプロジェクトワンのページに進むと以下の流れでお気に入りのデザインを作成することができます。
プロジェクトワンはこちら→https://goo.gl/C7Y5kg
1.対象モデルを選択します
モデルは先ほど述べたリストの中から選ぶことができます。ロードバイクであれば、軽量なÉmondaか、快適なDomaneか、空力のMadoneか、自分のライドスタイルに合ったモデルを選択できます。
ペイントスキーム・カラーの選択
マドン9.5はツヤのあるグロスカラー、ツヤのないマットカラーの塗装種類の選択が可能で、セレクトカラー・プレミアムカラー・シグネチャーカラーといった、3つの価格帯に分けたスキームでスキームによっては最大35色のカラーを使用できます。※選択出来るカラーやスキームはモデルによって異なります。また名前やメッセージをトップチューブのサドル付近に記載することができます。
3.ドライブトレイン、コンポーネントの選択
マドン9.5はシマノ・デュラエースの新旧モデルとSRAM Red等が選択できます。
ホイールはTREK傘下のコンポーネントブランドであるボントレガーの中から選びます。選択できるのはボントレガーのみですが、非常に選択肢の多いラインナップです。このほかにタイヤ、ハンドル、ステム、バーテープサドルも選択可能です。
また、ホイールのロゴカラー(デカール)を選択できるのはプロジェクトワンだけなでしか選択できないので、オリジナリティーを自慢できます。
4.アクセサリーの選択
ボトルケージ、サイクルコンピューター、ペダルも選択可能です。
6.デザインが完成
完成したデザインは、ウェブ上でプロジェクトワンにメンバー登録することで、保存やプリントアウトができます。また実際にオーダーを希望する際は、そのデザインをTREKの販売店に送信することができます。(※あくまでデザインなので、この時点で請求が発生するわけではありません。後日販売店にてデザインを変更することも可能です)
販売店とのコミュニケーションが重要
今後は納車までの期間やサイズの決定など具体的な話をするために、販売店にてスタッフと相談することになります。
プロジェクトワンは決して全てがユーザー任せではなく、フレームサイズ、ギアの歯数、ハンドル幅など専門性が高いところは販売店のスタッフがしっかりサポートしてくれるので非常に安心感があります。わからないところは、遠慮せず販売店のスタッフに聞くことで、自分に合った1台になるでしょう。
特にTREKコンセプトストアであれば、TREKとボントレガー製品の専門家が的確なアドバイスをしてくれます。
私もプロジェクトワンでいくつかシミュレーションしてみました。デザインの作成はパソコンさえあればいつでも楽しむことができます。
Madone 9.5 シマノ・デュラエース使用
プロジェクトワン参考価格:税込1,422,360円
ツール・ド・フランスをイメージしたイエローが基調のレーシングスタイルです。
Domane SLR 7 Disc シマノ・アルテグラDi2仕様
プロジェクトワン参考価格:税込1,076,650円
欧州の石畳や荒れた道、長時間のライドも快適にしてくれる高い振動吸収性を兼ね備えたドマーネ。カーボンフレームでもクラシックでおしゃれなイメージにすることは可能です。
Silk SLR 6 シマノ・アルテグラ仕様
プロジェクトワン参考価格:税込770,000円
女性モデルのシルクSLR 6で作ってみました。レーシーなデザインではなく、優しいイメージのカラーリングですね。
Émonda SLR 6 シマノ・アルテグラ仕様
プロジェクトワン参考価格:税込750,000円
徹底的に軽量化を図ることでヒルクライムに絶対的アドバンテージをもたらしたエモンダシリーズ。マット(艶消し)な塗装と、シンプルなホイール履かせることで、軽さを表現してみました。
Madone 9.2 シマノ・アルテグラ仕様
プロジェクトワン参考価格:税込1,170,930円
オートバイのペイントを彷彿とさせるカラーリングのMadone9.2です。このような奇抜なデザインもプロジェクトワンならではです。
Speed Concept 9.9 シマノ・デュラエースDi2仕様
プロジェクトワン参考価格:税込 1,502,000円
最後はTTバイクのSpeed Concept 9.9でデザインしてみました。このように非常にデザインの自由度が高いので、思っていた以上のアイデアがたくさん浮かんできます。
プロジェクトワン関連のキャンペーンも充実
皆さんはどんなデザインがお好みでしょう?現在TREKジャパンの公式FACEBOOKページでは、【TRY! プロジェクトワン キャンペーン】と題し、プロジェクトワンでデザインしたオリジナルバイクのコンテストを開催しています。TREKファンはもちろんのこと、自分らしい1台をデザインしたい人は一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
【TRY! プロジェクトワン キャンペーン】
先日惜しまれつつ引退をしたファビアン・カンチェラーラ選手のペイントスキーム( SpartacusもしくはFabian Tour Special Edition)の完成車もしくはフレームセットご成約の方にもれなくチームレプリカジャージとビブショーツをセットでプレゼントがあるようです。
これらのペイントスキームは2016年12月末をもって終了となりますので、ファビアン・カンチェラーラ選手の限定バイクを手にする最後のチャンスです!
プロジェクトワン HP
最後に
プロジェクトワンは、本格的にレースに参戦しているライダーから、スポーツ自転車の最先端の技術を体験したい人、自分がデザインした世界で唯一の自転車を作りたいと思ってる人など幅広い層に満足いくオーダーシステムです。
これからしばらく自転車のオフシーズンになりますが、春にプロジェクトワンの自転車でデビューするために、このオフシーズンがデザイン作成や販売店スタッフと密にコミュニケーションが取れる一番良い時期だと思います。
まずは気軽にデザイン作成からプロジェクトワンをお楽しみください。
プロジェクトワン HP
提供:トレック
[PR]企画・制作 株式会社自転車創業 info@bike-startup.co.jp
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WRITTEN BYVIKING the MAINTENANCE
都内のプロショップに10年間在籍後、2015年VIKING the MAINTENANCE を設立。東京・西新宿を拠点にスポーク自転車の組付け、カスタマイズ、メンテナンスを軸に展開中。年2回富士山麓でサイクルイベントも企画中。 http://www.viking-the-maintenance.com/