東大生ローディー成長記 第1話「東大生、ツール・ド・おきなわ目指すってよ」

この記事を開いてくれたそこのあなた、もしかして、ロードバイクを題材にした漫画やアニメを見て、ロードバイクを始めたいなぁとか思っていませんか?

一方で、「体力無いから楽しめるか不安…」とか「パンク修理とか覚えることが多くて大変そう…」なんて思ってロードバイクを買うのをためらっているのではないですか?

―そんなあなたのための連載が始まります。

この連載の概要

FRAMEをご覧のみなさま初めまして。東京大学農学部4年の大島拓司と申します

東大生と聞くと「体力なさそう」とか「運動できなさそう」みたいなイメージをお持ちの方が多いと思います。私もそのイメージの通り、運動が全くできません。

ですが、この夏からロードバイクを始めます。そして、「ツール・ド・おきなわ」(国内ロードバイクレースの最高峰)に出てやろうと思います。

この連載は、運動苦手人間の私が「ツール・ド・おきなわ」に出ることを目指して、ロードバイクの機材のことを学びながら、トレーニングを積み、ロードバイクの面白さを満喫する様子を描いていきます。

そして、ロードバイクを始めたい人、始めたばかりの人の道しるべとなることを目指します。

自己紹介

皆さん全く興味ないと思いますけど、一応私が主役の連載なので、自己紹介だけさせてください。

私は中学、高校、大学とずっとバンドをやってきたゴリゴリのインドア派です。(余談ですが、パートはドラム、好きなバンドはSIAM SHADEとマキシマム ザ ホルモン。)

なので、運動は苦手。運動歴は、小学生の時に喘息を治すために水泳をやっていたくらいです。ズル休みしまくっていたので母親にビンタされましたが。

ちなみに昔は太っていました。

中1の時の私 (とても可愛い)
中1の時の私 (とても可愛い)

そして、徐々に痩せてきました。

大学2年の時の私(引くほど調子に乗っていた)
大学2年の時の私(引くほど調子に乗っていた)

リレー式トライアスロン出場

そんな私に転機が訪れたのは昨年秋。リレー形式トライアスロン大会にスイム担当として大学の学科の友人に強引に出場させられました。ひどい話ですよね。

泳ぎ終えてすぐの私。大していいタイムを出せずブチギレています。
泳ぎ終えてすぐの私。大していいタイムを出せずブチギレています。

ブチギレた後、ロードバイクのレースの観戦に向かったのですが、そこで私は衝撃を受けました。

ロードバイク、めっちゃカッコいい…

颯爽と駆け抜ける友人の後ろ姿。
颯爽と駆け抜ける友人の後ろ姿。

そんな経緯でロードバイクをはじめることを決意。その大会でFRAME編集部の方と知り合った関係でこんな連載を持つに至りました。

勢いで始まったこの連載、ニーズがあるかは不明です。

愛車紹介

私の愛車はこちら。

SpecializedさんのAllez Eliteです。クー!カッコいいー!
SpecializedさんのAllez Eliteです。クー!カッコいいー!

「どこに惹かれたの?」と聞かれたら「フルFACTカーボンフォークだから、上質なハンドリングと滑らかな走りと軽量性が~」と答えていますが、正直なところ惹かれたのは見た目です。恋愛と同じですね。

自転車屋のおっちゃんも「最初はよくわからんだろうし見た目で選んじゃいな」って言っていました。恋愛と同じですね。

ですが、どうやらレース、ロングライド、ヒルクライムなど何にでも使えて、ロードバイク初心者にとってはとっても良いモデルのようです。

参考:ALLEZ2018モデルが初心者におすすめのアルミロードバイクである理由

実際ロードバイクを始めてみて

まだ乗り始めて数日しか経ってないのですが、ロードバイク購入を検討中の方のために、ロードバイクに乗ってみた感想を書いておこうと思います。

念願の愛車と2ショットをきめる私。ニヤニヤが止まらない
念願の愛車と2ショットをきめる私。ニヤニヤが止まらない

1.めっちゃ速くて超気持ちいい。

頭悪そうな感想ですいません…。いや、ロードバイクって本当にすごいんですよ。登りはギアを軽くすればスイスイ登れるし、平坦な道はちょっと頑張って漕ぐと30km/hくらい出せるし。

自分の脚力だけで30km/h出るんですよ?すごくないですか?「あれ、もしかして俺、この世で一番速いんじゃね?」って気分になれます。(すぐに後ろから先輩ローディに抜かれますが。)

2.買わなきゃいけないもの、多いようでそんなにない。

必需品から便利グッズまで、自転車関連の機材は本当に種類が多いですよね。

でも、始めるときに本当に必要なものって意外と少ないなと思いました。

本当に必要なものは、ペダル、ヘルメット、ライト、パンク修理キット、サイクルパンツ、鍵くらいでしょうか。

他はなくても意外となんとかなります。サイコンがなくてもスマホのアプリで走った距離くらいは分かりますし、ウェアはサイクルパンツがあれば上はTシャツでも走れます。シューズはペダルがフラットペダルならスニーカーで充分だし、スタンドはなくても玄関に適当に立てかけとけばなんとかなります。

あ、でもサングラスはあった方がいいです。なんかテンション上がるので。

3.お尻が痛い。

これね、由々しき問題ですよね。ロードバイクのサドルってなんであんなに堅いんですかね。

はい、調べました。①軽量化②パワー伝導効率向上③ポジション安定化のためみたいです。

そしてどうやら、ポジションを工夫すればあんまりお尻は痛まないみたいですね。

さっすがFRAME。良い記事書くなぁ。

今後の展開について

今後は大会を目指してトレーニングを積みつつ、峠を攻めたり、ロングライドしたり、パンクを修理したりしていきます。

峠にも行ってみたい。これは伊豆の亀石峠頂上(らしい)
峠にも行ってみたい。これは伊豆の亀石峠頂上(らしい)

そして、記事やTwitterを通じて役に立つ情報、役に立たない情報、ロードバイクと全く関係ない情報など発信していこうと思います。Twitterアカウントは@TK_fromJです。フォローしてくれたらもれなく即フォロバします。

この連載、本当にニーズがあるのかは不明ですが、誰も読んでくれなくても私は黙々とツール・ド・おきなわを目指すので、今後ともどうぞよろしくお願い致します。

自転車提供:スペシャライズド・ジャパン

Y’s Road オンライン アウトレットコーナー

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WRITTEN BY大島拓司

リレー式トライアスロンにスイム担当として出場した時に、「ロードバイクカッケェ!!」と思ってしまったのをきっかけにロードバイクに乗り始め、ツール・ド・おきなわを目指す。他にはドラムと麻雀が好き。一応東大生。

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