初心者のための「榛名山ヒルクライム」完全ガイド|準備も当日の流れもまとめてチェック!
今年で7回目を迎える「榛名山ヒルクライム in 高崎」。初心者コースから、激坂を含む榛名湖コースまで、脚力に応じたコース選択が魅力です。地元スタッフの温かなおもてなしも人気で、今や日本有数のレースとなった「ハルヒル」。初めての人も安心して参加できるようにナビゲートします!
目次
「榛名山ヒルクライム in 高崎」とは
榛名山ヒルクライムは、群馬県の榛名山で行われるヒルクライム大会です。「初心者コース」「榛名神社コース」「榛名湖コース」と脚力に応じて選べる3つのコースがあり、最長の「榛名湖コース」は全長14.6km、最大勾配14%になります。
今年で7回目を迎える「榛名山ヒルクライム in 高崎」は、単なるヒルクライム大会ではありません。地元の方の温かいおもてなしを楽しめるイベントで、開催以来非常に人気があるイベントのひとつです。
前日の流れ:受付~準備
榛名山ヒルクライムの前日は、榛名湖畔でタイムトライアルレースが行われます。タイムトライアルやヒルクライムのイベント参加者は前日受付に行きましょう。
受付は前日のみですが、行けない方は代理受付も可能です。
ヒルクライムレースの前日受付は10:00から
ヒルクライムレースの参加者受付は、エントリー時に指定した受付場所、「高崎駅東口」もしくは「榛名体育館」で10時~19時まで行われています。
(タイムトライアルレース参加者の方は、榛名湖多目的グラウンドで8時~9時までの受付になります。)
大会案内で郵送されてきた「ナンバーカード引換券」を忘れずに。署名も事前にしておきましょう!
受付で配布されるもの
受付すると以下アイテムを渡されます。前日のうちに、ゼッケンやヘルメットシール、計測チップは装着しておきましょう。
- ゼッケン
- ヘルメットシール
- 安全ピン
- 計測チップ、装着説明書
- 大会当日の駐車券(駐車券希望者のみ)
- 荷物預け用袋
- 参加賞、etc.
また、ゼッケンには1000円分の金券が付いています。大会前日の5/18(土)から5/31(金)まで使えますので、忘れずに切り取っておきましょう!
榛名体育館周辺のイベントブースや、下山待ちの際など高崎・榛名周辺のお店で使えます。
ヒルクライム大会の前日~当日の榛名体育館では、各社イベントブースが出店しています。自転車グッズの買い物や試着、試乗ができますよ。
下山用手荷物リスト
下山用手荷物は、前日の受付会場か、当日早朝に預けることができます。
大会当日の天気にもよりますが、榛名湖コースの場合、ゴールは標高1,100m地点。曇りや雨天だと気温が4~9℃になることもあります。
下山待ちはスタートが早い人では2時間前後に及びますので、汗冷えしないよう着替えや防寒着を用意しましょう。下山待ちの会場には更衣スペースも用意されています。
- 手荷物を入れるバックパック
- 防寒着(ウィンドブレーカー、アームカバー、レッグカバー、フルフィンガーグローブ等)
- 着替え(必要であれば)
- 補給食(必要であれば)
雨天予報の時は
ヒルクライム当日が雨または雨が予想される場合には、雨対策も必要です。
レインジャケットにレインシューズカバー、バックパック用のレインカバーがあるといいでしょう。
朝食の用意は?早めに買い出しを
前日に準備するものといえば、朝早くから始まるレースにそなえた朝食ですね。高崎駅近くのコンビニは、参加者で混み合うので早めの行動を。
余裕があれば、駅から離れたコンビニの方がおすすめ。好きなものをゆっくり選んで買い物ができます。
当日の流れ
イベント当日は早起きが必須です。スタート会場の榛名体育館に近づくと、車やサイクリストが増えて渋滞することも。時間に余裕を持って向かいましょう。
- 朝食を摂る
- トイレを済ませておく
- ウォームアップ
- 手荷物を預ける(前日預けの場合は除く)
- スタート待ち区画に自転車を置いておく
1.朝食を摂る
朝食は2時間前までに済ませておきましょう。朝食後もスタート前までに少量で何か口にしておくのも〇。
2.トイレを済ませておく
これも軽量化のひとつ。スタート会場には簡易トイレも含めて多数用意されていますが、それでも混み合って毎年行列ができます。トイレは余裕をもって済ませておきましょう。
身体のリズムをイベントスタート時間に合わせるのもひとつのテクニックです。
3.ウォームアップ
駐車場からスタート会場へ行くまでに、アップを兼ねて脚を回しておきましょう。
4.手荷物を預ける
下山用手荷物は時間厳守で預けましょう。前日受付で預けることもできます。
5.スタート待ち区画に自転車を置いておく
指定された区画にバイクを置いておきましょう。例年、スタート時間で行列が動き出しても置きっぱなしのバイクを見かけますので、スタート時間前には必ず戻っておくようにしましょう。
「虫よけスプレー」はしておいた方がベター!
大会当日は脚に「虫除けスプレー」をしておくとよいでしょう。荷物を預けてからスタートまでの待ち時間、草むら周辺は要注意です。
以前ぶよの類に刺されてしまい、次の日には脚が腫れあがり、半年以上かゆみに悩まされたことがあります……。
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蚊・蜂・毒虫などに刺されてしまったら。
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いざスタート!
スタート待ち区間からスタート地点まで、移動距離が結構長いです。
天気にもよりますが、水分ボトルは必須。待ち時間で、ちびちび水分補給はしておきましょう。
スタートしたら、基本的にキープレフトで、左側車線から逸脱しないようにします。右側はサポートバイクや大会関係車両が走るので注意しましょう。
また、勾配のきついポイントではふらついたり、蛇行する方もいます。追い抜く時は様子を見て右側から「ひと声」かけて抜きましょう。
終わった後のお楽しみ
榛名山ヒルクライムは、全ての参加者が走り終わってから順番に下山するので、榛名湖コースの参加者はゴール地点でかなり待つことになります。
下山待機の場所では食事を出しているブースがあるので、地元グルメを味わいながらのんびり待ちましょう。
更衣室や休憩用スペースも用意されているので、着替えもできますし、マッサージのサービスもあります。
また、毎年地元産のトマトや冷やしキュウリ、甘酒などが無料で振る舞われています。
下山時は急いで無理に前の人を追い越さず、ゆっくりと下るようにしましょう。途中で一時停止して、給水等のサービスがあります。
また下山のときには、地元の方たちの暖かいお見送りがあります。お見送りの中を下山すると、また榛名に来たくなること請け合いですよ。
榛名体育館では「完走証」をもらおう
下山後、榛名体育館ではタイムが記録された「完走証」が発行されます。運が良ければ、完走証の裏に特別賞が印字されています! 地元協賛の賞品が当たっているかも⁉ チェック必須ですよ。
ヒルクライム大会が終わったら
ヒルクライム大会が終わったら、榛名ならではの美味しいものを食べに行ったり、温泉でさっぱりして帰りましょう。金券が使えるお店もありますよ。
榛名が恋しくなったらもう一度登ればいいんだ!
おわりに
友人の試走につきあって以来、榛名山は毎年の恒例イベントになりました。走りやすい初心者コースと激坂の組み合わせで、いまだにペース配分が難しくて、なかなか思うようにタイムが縮められません。
イベント当日以外でも、試走に何度も通いたくなるほど地元の方たちのおもてなしがうれしくて、毎年参加してしまいます。
ぜひ一度は榛名山ヒルクライム大会、参加してみてください!