さようならピスト こんにちはシクロ!

韻を踏んでみました。自転車創業 幸です。

自転車に乗っている人にとっては辛い季節、梅雨もあけつつあり、自転車レースの最高峰、ツールドフランス開幕など、楽しい季節になってまいりました。

こんな名前の会社を始めたこともあり、「どんな自転車にのったらいい?」と質問されることが多くなりました。

こちらをネタに、ひょんなことから、2台目のスポーツ自転車を購入しましたので、その顛末と購入にいたったプロセス、失敗、得られた教訓をエントリにまとめてみようと思います。

駐輪場で盗難!?

kona_paddywagon

ありしの日の愛しいピスト、KONA PADDY WAGON(パディーワゴン)
渋谷のとある駐輪場に駐輪をしていました。いくつかの仕事を片付けて駐輪場へ、いつものようにナンバーを確認して精算、さぁ帰ろうと思っていたそのとき、あるはずの物がない。

気づくのにしばらく時間がかかりました、、、「あ、れ、、自転車がない!」4年ほど連れ添ったピストとのお別れです。悲しいですね。窃盗は本当に勘弁です。

教訓 その1 防犯登録は忘れずに!盗られたときに本当に本当に辛い

防犯系の施設もしっかりしていた駐輪場だった為、すぐに管理会社、警察に駆け込みました。

画像などですぐにわかるだろうと考えていたんです。さて、どんな人が盗っていったのか確認してもらえませんかと、管理会社に問い合わせところ、警察にまず相談してくださいとのこと、「それはごもっとも」と納得をし、近くの派出所へ。

簡単に考えていたんですが、「防犯登録(http://j.mp/1qzROUG)をしていないものについては提供ができない」とのこと、前の愛車は知人経由で手に入れたもので、その辺りをすっかり忘れていてしまったんですね。悲しい。

私のような辛い思いをしない為にも、皆さん 是非、防犯登録を!

中古などの物もきちんとできますので、こちらのリンクを参考に忘れないように登録しましょう。

防犯登録Q&A
http://www.bouhan-net.com/qa/

教訓 その2 ロックは2重に!暗証番号登録も忘れずに!

盗られた時の鍵の状態は、前輪を駐輪機でロック、フレームと後輪をU字ロックと言われるものでロックした状態でした。バカな私はすっかりコレで安心しきってしまっていたんです。

ところがこれには落とし穴が、、「駐輪料金を精算機で支払い、ロック解除し盗難」、今回のケースはおそらくこの方法がとられたのではないかと予想します。

考えてみれば当たり前なんですが、、駐輪機では本人確認を行いません、そのため、盗ろうと思ってる人が支払うと前輪のロックが解除され、持っていけてしまいます。もちろん各社対策はされていて、多くの駐輪機には暗証番号登録機能があります。操作方法は各種駐輪機の近くに記載があると思うので利用の際には是非確認してみてください。

知らなかった人も多いのではないでしょうか、私だけですか、そうですか、、

ちなみに都内の駐輪場では、

  • 駐輪ナンバーを入力
  • 確認ボタンを押す
  • 暗証番号を入力

このような形でできるようになっていると思います。

bike-rock-original

ロックの掛け方については、こちらの図がイメージしやすいのではないでしょうか(via SFPD Anti Bike Theft)。黄色の部分をなにかしらにロックできると盗りにくくなるようで、オススメのロック方法です。私も盗難の後、ワイヤー状の鍵を購入し、U字ロックとの2重ロック生活はじめました、もう盗られるのは勘弁です!

教訓 その3 自転車にも盗難保険はある

盗られても被害をカバーする仕組みを作っている企業があります。ジャパン少額短期保険株式会社「ちゃりぽ」の自転車盗難保険。

もっと早く知っていれば。

ちゃりぽの自転車盗難保険
ちゃりぽ

購入1ヶ月以内であれば盗難保険に加入できますので、心配な方は是非加入しておくといいと思います。

さようならピスト こんちにはシクロ

さて悲しみに明け暮れていてもしょうがないので、自転車探しが始まりました。
自分の中で最初に決めていたポイントとしては大きく3点ほど。

  • 予算は10万円前後のロードバイク
  • ギア付き自転車
  • ホリゾンタルフレームでシンプルな物

自転車の購入に関しては本当に予算を決めないと果てしない旅になる気がしています、これはなんでもそうかもしれませんが、、とくにロードバイクとなると天井知らず、百万円オーバーもあり、選択肢が絞れません。

ただほんの少し頑張った金額を出せると少し幸せになれる気がします(笑)

盗られた自転車はピスト、Fixed bikeと呼ばれる自転車で、変則ギアが無く、タイヤとペダルが連動して動くシンプルな自転車でした。どうせ新調するなら経験したことのないものに乗ってみようということで「ギア付き」を選ぶ事に、最後のホリゾンタルフレームというのはフレームの形ですね。

トップチューブという跨ぐ部分が地面と水平になっているフレームを言います。最近のスポーツ自転車はスローピングと言われ少し角度をつけた物が多いと思いますが、オーセンティックに感じられるホリゾンタルフレームに私は惹かれます。

本当はビルダーに頼んで作ってみたかったのですが、家庭の事情で断念(笑)。

またタイヤは細い方がいいと勘違いしていて一時、18Cという規格のすごく細いタイヤで移動していたんですが、溝にハマる、空気圧の調整が大変などなど、競技用を日常使いにするには辛かった事を思い出し、路線変更。太めタイヤの似合う自転車を探し始めたところ、シクロクロスという競技を知りました。

そのレースで使われる自転車はラフな自分の使い方にぴったりと合う気がして、この方面で探す事に。

こうなるとかなり絞られてきて、最終的にFujiのフェザーCXという自転車に行き着きました。また新しい自転車生活の始まりです。簡単に自分でパーツを入れ替えるができることも、自転車の大きな魅力だと思います、乗りながら自分ぴったりに調整していきたいですね。

自由に楽しく

おそらく運動の為やレースの練習の為、近所への移動の道具としてなど使い方はそれぞれだと思います。みなさんがなぜそれを選んだのか、まわりの人に是非共有してみてください。なにを選択するかというのはとても難しい問題で、いつも答えに迷うので今回は私のケースを記載させていただきました。

また、楽しい自転車ライフを送りつづける為に、盗られる事が無いように、できることから自衛していきましょう。私も得られた教訓を大切に、ピストのおかえりをいつまでもお待ちしております。切実に。

ではまた

Y’s Road オンライン アウトレットコーナー

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WRITTEN BY幸龍太郎

「マサルでも分かる自転車保険」運営元、株式会社自転車創業の幸 龍太郎(サイワイ リュウタロウ)です。 https://pedalrest.jp/

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