SCOTT(スコット)ロードバイク5台の特徴を解説します!
ロードバイクを選ぶ際には、やはりメーカーが1つの基準となるでしょう。国内外において様々なメーカーがロードバイクを開発しており、その性能やデザイン、こだわりは多種多様です。ここでは、スイスに本部を置くSCOTTの最新ロードバイクについてご紹介しましょう。
目次
SCOTTのカーボンテクノロジーに注目
SCOTTのロードバイクを語る上で、SCOTT独自のカーボンテクノロジー「IMP Carbon Mainframe」は避けられません。独自の最新技術を集結させ、強度を増しながら数グラム単位まで軽量化を実現させています。さらにSCOTTでは「HMX」「HMF」という製法が用いられており、高耐久、安全、長寿命にこだわり抜いています。
SCOTTの最新ロードバイクでは、カーボンフレームにこの「IMP Carbon Mainframe」が用いられています。その情報を踏まえ、カーボンモデルを3つ見ていきましょう。
最上級のプレミアムロードバイク「FOIL PREMIUM Di2」
Photo by SCOTT
1,250,000円(本体価格、税別)
最上級モデルと言えるエアロロードバイク。コンポーネントはSHIMANO社製「Dura-Ace」を搭載し、メインフレームにはHMX Carbonを採用しています。
強度を増しながら数グラム単位まで軽量化されており、速度と効率性を兼ね備えたまさにプレミアム仕様と言えるでしょう。
軽量性、剛性、快適性を追求したレースバイク「ADDICT10」
Photo by SCOTT
580,000円(本体価格、税別)
SCOTTの中でも最軽量のフレームを追求されたADDICTシリーズ。ADDICT10ではコンポーネントにSHIMANO社製「Dura-Ace」、メインフレームにはHMF Carbonを採用しています。スピードに耐えうる剛性に加え、シートに快適性を実現させており、長距離ライドやスピードレースなど幅広く対応する機種です。
快適性の優れた軽量カーボンバイク「CR1 10」
Photo by SCOTT
278,000円(本体価格、税別)
軽量カーボンバイクの先駆けとも言える、CR1の最新モデル。コンポーネントはSHIMANO社製「Ultegra」、フレームにはCR1カーボンを採用しています。ショップダンピングシステムにより地面からの衝撃を吸収。軽量性のみならず高い快適性を誇り、ロングライドでも疲れることはありません。
次にアルミフレームのロードバイクを見ていきます。
空力性能の高いアルミモデル
SCOTTのアルミモデルは、「F01エアロテクノロジー」を採用しています。これによって低スピードでの走行時にも空気抵抗を抑えつつ、剛性・軽量性とも高性能を実現。さらに「カーボン・アルミハイブリッド構造」のフロントフォークは、上位機種の空力性能を継承しています。
初めての1台に最適なエントリーモデル「SPEEDSTER 30」
Photo by SCOTT
135,000円(本体価格、税別)
コンポーネントは2×10スピードのSHIMANO社製「Tiagra」。アルミフレームのエントリーモデルです。剛性に優れながらフレームは空気抵抗を抑えるよう設計されており、初めてのロードバイクに最適な1台です。色使いも格好良いです。
コストを抑えた入門機種「SPEEDSTER 50」
Photo by SCOTT
105,000円(本体価格、税別)
本体価格10万円台SCOTTの入門機種。変速はは16スピード(16段)とレースには物足りないが、日常やサイクリングなどには十分に対応してくれるでしょう。
またアルミでできたAero Alloy Frameは空力において高いエアロ効果を持つため、長時間のライドでも疲労しにくいでしょう。
SCOTTは2013年に日本法人である「株式会社スコットジャパン」を設立。独自の技術開発にも積極的であり、国内では今度の展開が楽しみなブランドの1つと言えるでしょう。一貫して性能へのこだわりを見せており、サイクリングからスピードレース、ロングライドまで幅広く対応しています。
※ちなみに筆者もSCOTTのロードバイクに乗っています。
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WRITTEN BY三河 賢文
“走る”フリーライターの三河です。数多くのマラソン、トライアスロンレースに挑戦中。その競技経験や知識をもとに、自転車に関する情報をお届けします! http://www.run-writer.com/