バランスボールを使ったストレッチの効果とは
皆さんの家にはバランスボールがあるでしょうか。もしかしたら、一時期はやったこともあり、そのときの物が家で眠っている……という人が多いかもしれません。
すでに飽きた、あるいは使い方がよく分からず、放置といった感じでしょうか。今回はそんな人のために、バランスボールを使ったストレッチ方法、トレーニング方法、さらには、その効果についてご紹介したいと思います。
家にバランスボールがない人でも、この記事を読んだらきっと欲しくなるはず!
バランスボールの効果って?
端的に言うと、バランスボールの効果はインナーマッスルを鍛えることです。体の動きをサポートする役割のインナーマッスルを鍛えれば、スポーツや日常での動きがスムーズになります。
スポーツで動きがスムーズになるということは、たとえば、サッカーならば、飛んできたボールへの対応が素早くなる、ドリブルや相手をかわす身のこなしが華麗になる(ちょっと大げさな表現ですが)。
日常生活では、動きがスムーズになるということは、余分な筋肉を使うことがなくなるので、疲れにくくなったり、美しい姿勢になったりします。バランスボールの効果はいいことづくし!
ストレッチ方法
まずは、バランスボールの扱い方から。背筋を伸ばしながら、また肩幅に足を開き、膝を90度に曲げながら、ボールの上に座りましょう。
この状態でバランスを保つことができれば、基本はOKです。ボールに慣れるといった意味で、そこから、上下に少しバウンドしてみたりするのもいいでしょう。
次に、誰にでも簡単にできるストレッチの方法について書いていきます。
腹筋と背中のストレッチ
バランスボールに座ったまま、左腕を前に伸ばし、そのまま右側に移動させます。左腕の側面が右肩付近まで来るような感じです。その左腕をホールドします。前に突き出した右腕の拳を自分の顔の付近まで持っていき、左腕をホールドです。
横から見たら、右腕はLの形になっているようにします。これは、普段のストレッチなどでもよくあるものです。それをバランスボールの上でやることで、ただ立ってやるよりも効果が上昇します。
左右10秒間を3セット行います。これで、腹筋と背中のストレッチになります。
上半身のストレッチ
バランスボールに座った状態から、お尻を足のほうにずらしつつ、バランスボールが背中の位置にくるまで移動しましょう。このとき、膝は横から見ると90度に曲がっているのが望ましいです。
無事に、バランスボールが背中まできたら、両手はばんざいの形にします。その状態のままゆっくり10秒を数え、終わったら、またバランスボールに座った状態に戻ります。
それを3セット行います。これで、上半全体のストレッチになります。