【トレック / 7.4FX】エントリーユーザーにもおすすめ!
様々なブランド・車種が乱立する昨今、これからスポーツバイクを始めるのにどのバイクがいいのか悩まれる方も多くいらっしゃると思います。
ロードバイク、クロスバイク、MTB、ミニベロ・・・。
確立した目的がないと車種を選ぶのも大変です。単純にスポーツバイクを楽しみたい、まずは乗ってみたいというユーザーのために価格、性能的にもこれなら間違いないというバイクをピックアップしてご紹介します。
今回はアメリカのビックブランドTREK(トレック)のクロスバイク7.4FX。バイク選びの参考にしてみてください。
7.4FXとは
クロスバイクの代名詞的な自転車です。
もともとの性能が良かったために6年以上大きな変更が無く続いていた車種なのですが、軽量化や快適性にさらに磨きをかけ2014年の夏前頃に発表、2015年モデルとしてフルモデルチェンジされました。
トレックが打ち出すFXシリーズのカテゴリーはフィットネスバイクと呼ばれていて、ライダーがしっかりと全身を使って長くフィットネスができるようにと工夫されて設計されています。
日本展開のサイズは、13,15,17.5,20,22.5の5種類。(13はWSDという女性専用設計のみの展開)各サイズとも許容範囲が広いため、どのような体系(身長、体重、手足の長さ)の方でも選びやすい車種です。
フルモデルチェンジされたフレームは軽量化&ワイヤー内装
モデルチェンジをして大きく変わったところはフレームそのものの形状、またアッセンブルされる部品も小変更が行われ、全体的にブラッシュアップされています。
素材は“alpha Gold aluminum”という独自の加工技術で発展させられたアルミを使用。剛性を保ちながらもしっかりと軽さを出してきています。
フロントフォークは従来のカーボンを見直し、剛性を失うことなく軽量化に成功。細身にシェイプアップされたフォークからは適度な“しなり”が生まれ、それが快適性へとつながっています。
また、ワイヤリングも変更。フレームへの内装式へと一新され、見た目にもスッキリとシンプルな形状にまとまっています。
ワイヤーを内装にすることでインナーワイヤーが雨や汚れにさらされること無く、錆や腐食を防いでくれるメリットもあります。また、掃除もしやすいですよね。
DIYでメンテナンスをお考えの方は内装だと不安だと思いますが、ダウンチューブ(フレーム下側のパイプ)の下にワイヤーが出てくる大きめの穴が開いているため、ワイヤーリードから直接入れてあげるだけでOK。
後ろと前のシフトワイヤーを入れた後に絡みだけとって上げればすぐに次の工程に移れます。メンテナンス性が悪そうに見えますが全然そんなことは無いのです。
手が痺れにくく、疲れにくいグリップ
7.4FX以上のグレードに採用されている“ISO Zone”グリップはフロントタイヤから伝わる振動の吸収を抑えるためにグリップラバー自体も柔らかくなっています。さらにはハンドルバー本体のグリップが乗る部分に専用ラバーがついていてダブルで振動吸収してくれる優れもの。
一度使うと離れられること間違いなしです。素材だけでなくエンド部(手のひらが乗る部分)が幅広なので長時間乗っても荷重を分散してくれるので疲れにくくなっています。
また、グリップ本体の角度も変更できるので、ライダーの乗り方やポジショニング、または変な癖をなくさせるような角度に調整可能です。
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WRITTEN BYFRAME編集部
FRAME編集部はロードバイク、MTB、ミニベロ、トライアスリートなど、全員が自転車乗りのメンバーで構成されています。メンテナンスなど役立つ情報から、サイクリングのおすすめのスポット情報、ロードレースの観戦まで、自転車をもっと楽しくするライフスタイル情報をお届けします。 https://jitensha-hoken.jp/blog/