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全ての自転車乗りに捧げる、私がポケモンGOをやらなくなった理由

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(当記事はRoad in New Yorkの許可を得て編集・転載した記事です)

ポケモンGOをけっこうやり込んだおかげでレベルは22、

CP(コンバットパワー)の高いポケモンも集まってきた。

レアポケモンもそれなりにゲットした。

欲しいポケモン(ピカチュウ)も捕まえたし、

ジム戦も一通りやったし、満足度曲線が逓減してきた感じ。

以前のエントリで取り上げた通り、所詮はゲーム。やればやるほど作業は単純なルーチンワークと化していく。

ポケモン捕まえて、レベル上げて、So What?

やはりユーザー自身が発信者となってコンテンツが常に作成されていくSNS(TwitterやFacebook、LINE)に比べ、ポケモンGOではあらかじめナイアンテック社によって決められたレールの上を走るだけでコンテンツが増えていかないのが致命的。

ユーザー同士のコミュニケーションや、ユーザー発信コンテンツがない限り、遅かれ早かれ「飽き」が来てしまうのが最大のデメリットである。

ちなみにやり込み要素はそれなりにある。

全ポケモンを捕まえてポケモン図鑑を埋めたり、同じポケモンでも個体差があるので個体値を追求して最強のポケモンに育てたり、攻撃方法も単なる攻撃力以外にワザが出るまでの時間が違うので、単位時間あたりの攻撃力を計算して一番効率的なワザ※を持っているポケモンを育てたり・・・。(※サイコカッター、岩系のマッドショット、水系のウォーターガンあたりが連打ができて強力。時間がかかる必殺技の場合、むしろ必殺技を使わずに通常技を連打した方が強かったりする)

ただ、そこまで行ってしまうと、それっていわゆるゲーマーの領域で、そもそもポケモンGOがヒットしたウリであり、普段ゲームをしない一般ユーザも巻き込んで爆発的なユーザ獲得に至った拡張現実(AR)とは関係なくなってくる。

単にやり込み要素を追求したいなら据え置き型のゲームでもいいじゃんということになる。

そう、あくまでポケモンGOの優位性は、「拡張現実を使って現実世界をゲームの舞台にして遊ぶこと」なのである。

が、自転車に乗っていて再認識することがある。

「それって自転車乗りが既にやってることじゃまいか!」と。

たとえば通勤用チャリ、なにげない普段の通勤路で夕焼けに染まる綺麗な景色を見れたり。

近所だけど普段行ったことがない脇道に入ってみて新発見したり。
知らない町を走って迷わないかドキドキ、ワクワクしながら探索したり。

たとえばロードバイク、自宅前の道路がホームストレートになったり。単なる国道や県道が、スプリントポイントになったりヒルクライムのKOMポイントになったり。

現実の公道をレースやトレーニングのコースとして楽しむという点では、自転車こそ究極のリアル拡張現実(リアルすぎる語感を出してみました)なのではないだろうか。

そう、ポケモンGOをやるまでもなく、自転車乗りはすでに大昔から現実を舞台にして遊びまくっていたわけである。

・転載元記事 全ての自転車乗りに捧げる、私がポケモンGOをやらなくなった理由Road in New York

B!

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