自転車があると、秋は紅葉を見ながら公園に行ったり、すがすがしい冬の朝に運動してみたり、春にはお花見ライドも楽しめます。「ブームみたいだし、健康にも良さそうだし、自転車を買って乗ってみようかな?友人も乗っているみたいだし、一緒に楽しめるかな?」と検討しているけれども、何を買ったらいいのかわからない…。そんなスポーツ自転車初心者の女性に読んでもらいたい内容です。
スポーツ自転車初心者の女性はクロスバイクを買おう!
はじめてスポーツ自転車の購入を検討している女性に、最初の1台目としておすすめしたいのは「クロスバイク」。どうしてクロスバイクが良いか。3つの理由があります。
1)乗るときの姿勢が、ロードバイクに比べて楽!
スポーツ自転車は、通勤通学などで利用しているシティサイクル(いわゆるママチャリ)とは乗るときの姿勢が異なります。ママチャリに比べてクロスバイクとロードバイクは、一般的に前傾姿勢で乗ることに。前傾姿勢で乗ることによって、空気抵抗が少なくなり、よりスピードが出せるのですが…。
ロードバイクの前傾姿勢は、ほぼ水平に近く、その姿勢を保ったまま自転車に乗ることはかなりきついです。比べて、クロスバイクの前傾姿勢は自転車本体(フレーム)設計の傾斜が緩やかなこともあり、45度位でしょうか。クロスバイクに乗る姿勢の方が、初めてスポーツ自転車を乗る方には、体にかかる負担が少なく、気軽に楽しめるのでおすすめです。
2)街乗りもできるし、ロングライドもできる!
初めてスポーツ自転車に乗る方は、まずご自宅の近所などを散策されるのではないかと思います。クロスバイクは、ロードバイクより街中で乗ることに適した設計にされています。道路上の段差にも強く、街乗りするにはぴったりです。その上で少し慣れてきて長距離を走ってみようかなと考えた時、20~50キロメートルほどなら、問題なく乗ることができます。つまり乗れる範囲が広くてお得、ということです。
3)女性向けのモデルに力を入れている自転車メーカーが増えてきた!
男性と女性では体格やサドルにかかる体重の位置が異なります。スポーツ自転車において、女性に適した設計が必要。そのため様々な自転車メーカーから女性向けクロスバイクの販売が増えてきました。特にお尻の痛みを軽減するため、車体の長さや傾斜/サドルの素材などに配慮のあるものなどがあります。せっかく乗るのなら快適に乗りたい。そのような要望に答えられるのも女性向けのクロスバイクです。
クロスバイクとロードバイクの違いをまとめたこちらの過去記事も参考にしてみてくださいね。
ロードバイクの特徴ロードバイクは舗装路用の自転車の中でトップクラスのスピードが出せる自転車です。前傾姿勢が取れるドロップハン... ロードバイクとクロスバイクの違いとは?目的別おすすめの自転車 - FRAME : フレイム |
厳選!最新おすすめのクロスバイク8選
はじめてスポーツ自転車を購入する女性におすすめしたいクロスバイクを、カラーリングを基準にして選びました!購入の際の参考にしてみてください。
ポップなカラーリング CROSTAR -GIANT
参考価格:税抜54,000円
台湾の自転車メーカーGIANT(ジャイアント)のクロスバイク。ポップなカラーリングが特徴的ですね。2016年9月時点で、全国に25店舗の直営店があるので、買った後の相談もしやすいかと思います。
ビビッドで元気がもらえそうなカラーリング GRAMME -Liv
参考価格:税抜53,000円
こちらのモデルは、1つ前のモデルGIANTの女性専用ラインLiv(リヴ)のものです。CROSTARより女性に適したデザインになっています。ビビッドなイエローグリーンのカラーリングは、元気をもらえそうです。安定感のある乗りやすさを目指して、太めのタイヤが使われています。
伝統ある「チェレステ」カラーモデル CAMALEONTE 1 ALU – Bianchi
参考価格:税抜75,000円
Bianchi(ビアンキ)は創業130年を超えるイタリアの老舗自転車メーカー。この独特な緑みを帯びた淡い水色は「チェレステ」と呼ばれています。「チェレステ」とはイタリア語で「天空」という意味。優しいカラーリングです。
高性能クロスバイク FX S 4 WOMEN’S -TREK
参考価格:税抜115,000円
シンプルに白の車体に黒のロゴ。年齢を選ばないカラーリングですね。このTREK(トレック)というアメリカのメーカーは、自社で素材開発まで行う総合自転車メーカーです。このモデルは女性向けの設計に追加して、Bluetooth/ANT+なども内蔵された高性能モデル。手持ちのスマートフォンと連動して、走行記録などを取ることもできます。
女性用カスタムパーツ付きVITA ELITE -Specialized
参考価格:税抜75,000円
Specialized(スペシャライズド)。女性ラインのVITAにさらに女性専用パーツ(サドルなど)を付属した上位モデルです。白い本体にグレーのロゴが入っており、こちらも年齢を選ばないカラーリングです。
ストリートファッションに合いそうなカラーリング PALETTE – FUJI
参考価格:税抜68,000円
日本の自転車メーカーFUJI(フジ)。5色展開ですが、特に全体が白のこれが、一番スタイリッシュ。合わせるファッション選びも楽しめそうですね。
シックなコーディネートに合いそうなカラーリング SHEPHERD CITY – RITEWAY
参考価格:税抜53,000円
グッドデザイン賞を受賞しているこちらのモデルは、日本の自転車メーカーRITEWAY(ライトウェイ)のもの。14色ものカラーバリエーションがあるので、気にいるカラーリングが見つかるはずです。
個性派フレーム Terra Linda SC4 – MARIN
参考価格:税抜95,000円
アメリカサンフランシスコの自転車メーカーMARIN(マリン)。もともとマウンテンバイクで有名なメーカーなのですが、女性専用のクロスバイクも作っています。フレームの形が個性的。さわやかな水色のフレームにオレンジのロゴが特徴的なカラーリングです。
MARIN公式ページ
本体以外の費用について
初めて自転車を買うときには、自転車本体代金にプラスして、以下の項目もかかります。予算を考える参考にしてみてください。
必須
・鍵(2,000〜7,000円)
・ライト(1,500〜7,000円)
・空気入れ(4,000〜12,000円)
必要があれば
・自転車スタンド(2,000〜20,000円)
・バスケット(1,000〜6,000円)
・自転車保険(1,500〜8,000円)
終わりに
購入される際は、試乗ができるお店をおすすめします。乗ってみてわかることもたくさんあります。自分の体格にあったサイズと好みの色を選んで、ずっと大切にしたいお気に入りの1台を手に入れて、楽しい自転車ライフをスタートしてみてくださいね!