【ミラーレスカメラ】小型軽量、防塵・防滴、自転車にオススメのモデル5選
サイクリングに出かけると、感動する風景や美味しいグルメなど、「いい写真を撮りたい」と思いませんか?自分の撮った写真がSNSやブログで簡単にシェアできる時代。どうせならいいカメラで撮りたいですよね!?しかし、自転車だと思わぬ天候の変化で濡れたり、山や林の中では埃による傷や故障も気になるところ。
今回は、自転車の街乗りでも、旅でも、気軽に持ち運びできて、画質もバッチリな「ミラーレスカメラ」をご紹介します。
目次
ミラーレスカメラと一眼レフの違いは?
ミラーレスカメラは、一眼レフと違い、光学式ファインダーが無いことから小型軽量にできます。また、ファインダー搭載機は電子式のため、液晶パネルで見ているのと同様に見ているそのままの写真が撮れるのが特徴です。
※一眼レフの場合、光学式ファインダーで見えている絵は、実在の像そのもののため、設定が反映されない難しさがあります。
また、オールドレンズなど、純正以外のレンズを選べる幅が最近は増えてきています。撮影素子やファインダーが常に動いているため、バッテリーの持ちが比較的悪い製品も多くあるのは注意が必要です。
主にどういう用途がある?
風景、人物、物などの写真撮影、動画撮影。特にミラーレスはコンパクトで軽量のモデルが多いため、サイクリングや旅に向いています。防塵・防滴のモデルはアウトドアなど外で使っても安心。
しかし、基本的には落とすと壊れるので、カメラの物損保険に入るのも一つ。耐衝撃モデルもいくつかありますが、性能が低いアイテムが多い傾向にあります。
ミラーレスカメラの選び方
まずは大きくセンサーの違いがあります。
APS-C(Advanced Photo Systemの略)かフルサイズか。一部マイクロフォーサーズなどもあります。
撮像素子の大きさで規格がわかれており、一般的なデジタル一眼レフで主に採用されている規格はAPS-Cサイズ。フルサイズの方が明るくきれいな写真が撮れる傾向にありますが、ピントを合わすのが難しくなり、重く価格も高いのが特徴です。
また、動きに強いモデルがあり、特に動物やスポーツなど動いている被写体を撮りたい場合、AF(オートフォーカス)の反応速度が重要です。耐久性としては、防塵・防滴などに対応したモデルがあり、雨や湿度が高い、砂埃などが多い場所でもトラブルが起こりにくく、自転車や登山などアクティブなスポーツシーンでも使えるモデルもあります。
価格の差は何の差?
一番に、センサーサイズの違いが大きく、次に性能や機能の違いです。使っている素材の違いもあります。また、人気が高いモデルはなかなか値崩れしないのが特徴です。
他に何を揃えればよいの?
ボディの他は、まずはレンズ。最初はレンズキットと呼ばれるボディとレンズがセットの物でもよいのですが、一般的にセットのレンズは性能があまり高くない物が多いです。撮りたい写真にもよりますが、例えばポートレートであれば50mmの単焦点はほしいところ。
あと、三脚は写真撮影であればカーボンの軽くて丈夫な物が理想。野外での撮影時にシャッタースピードを遅くしたいけど、光が強くてF値も変えたくないなどの場合はNDフィルターを使用することがあります。
おすすめミラーレスカメラ5選
ソニー α7
ミラーレスカメラの代名詞とも言える一台。フルサイズなのにコンパクト、カメラという名のコンピューター。しかし、バッテリー消費が激しく、替えのバッテリーはほしいところ。純正レンズが少ないといわれているが、マウントアダプターをつけると様々なメーカーのレンズを装着可能。マウントの弱さやダイヤルが緩いなど指摘されている箇所があり、予算に余裕があればα7Ⅱがよりよいでしょう。
パナソニック GH4
マイクロフォーサーズ規格で少しセンサーが小さいため、写真を撮るカメラとしての評価は高くないが、動画性能が飛び抜けて高い。
動画専用のビデオカメラ以外では、29分までしか連続して撮影できないなどの縛りがありますが、GH4に関しては、メディア容量がある限り撮影可能。高ビットレートや4Kでの撮影もできるモデルです。
ソニー α6300
総合点が高いカメラ。センサーはAPS-Cだが、写真の性能も動画の性能も高く、コンパクトなのに防塵・防滴なので、自転車乗りにもオススメです。AFの性能が高く、機能も多いので長く楽しめるモデルです。
オリンパス OM-D E-M1
玄人が好むオリンパスOM-Dシリーズの一つ。特に、ボディ内5軸手振れ補正の性能が高評価。マイクロフォーサーズだが出力される写真は評価が高く、コンパクトかつ防塵・防滴・耐低温のため、こちらも自転車乗りにオススメです。
キヤノン M5
一眼レフカメラの代名詞、EOS 5Dなどを持つキヤノンだが、ミラーレスカメラは他メーカーに追いついていませんでした。しかし、M5でやっと使えるカメラが出てきたと評価されています。EVF(電子ビューファインダー)の搭載やAFスピードの改善など、前モデルで不評だったポイントを改善しています。
まとめ
いかがでしたか?店頭やECサイトには他にも色々なカメラがありますので、最後にミラーレスカメラに関する素朴な疑問をご紹介します。
以上を参考にしながらカメラライフをお楽しみください。
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WRITTEN BYFRAME編集部
FRAME編集部はロードバイク、MTB、ミニベロ、トライアスリートなど、全員が自転車乗りのメンバーで構成されています。メンテナンスなど役立つ情報から、サイクリングのおすすめのスポット情報、ロードレースの観戦まで、自転車をもっと楽しくするライフスタイル情報をお届けします。 https://jitensha-hoken.jp/blog/