こんにちは!サラリーマンローディーの栗栖です。近頃暖かくなり、すっかり新緑の季節になりましたね。5月はサイクリングにも最適で、全国各地でサイクリングイベントが盛んに行われる時期でもあります。第2回となった本記事はサイクリングイベントに参加したお話です。そもそも、社会人が本業の傍ら趣味で頑張っていくためには、第一に家族の理解・協力、第二に効率的な時間の使い方が必要不可欠かと思います。特に家族から理解や協力を得る上で必要なことは、立場や状況によって様々ですが、大切なことの一つに「家族と一緒に楽しむこと」があると思っています。
そこで今回、家族旅行を兼ねて軽井沢町で行われたグランフォンド軽井沢に家族と一緒に参加した模様をレポートにしましたのでご紹介します。
タンデム自転車で回遊・グルメを楽しむタンデムフォンド軽井沢
今年で8回目を数えるグランフォンド軽井沢は、5月13日(土)~14日(日)に長野県軽井沢町にて開催されました。イベントはいくつかのカテゴリに分かれており、初日は50km程度のサイクリングやグルメを楽しむグルメフォンドが行われ、二日目はメインイベントである浅間山麓を一周する約120キロのグランフォンド(累積獲得標高2,300m)等が行われました。
実はこのグランフォンド軽井沢、昨年も家族で参加しており、今年も初日にタンデム自転車(二人乗り自転車)に乗ってグルメを楽しむタンデムフォンド軽井沢(約30km)に参加し、二日目は大会のアンバサダーとしてスーパー・グランフォンド軽井沢(約170km)に参加してきました。
タンデム自転車の良いところは、何といってもレベル差に関係なく、家族や友人と一緒にサイクリングを楽しめる点です。しかも今イベントはグルメ要素もあるので、食を目的としても楽しむことができ、サイクリングとグルメを同時に楽しむことができるので一石二鳥です。コースは約30km、グルメが用意されたエイドステーションが2箇所設置され、制限時間は5時間もあるのでのんびり楽しめます。
グルメフォンド自体は全国各地で行われていますが、タンデム自転車によるグルメフォンドは、一般公道におけるタンデム走行が認められている軽井沢町ならではの楽しみ方と言えるでしょう!
あいにくの雨…あわや途中リタイアのアクシデントも…
しかし唯一気がかりだったのは、天候が雨ということ。当日小雨が降る中、朝5時30分に自宅を出発し、8時前には軽井沢に到着しましたが、やはり軽井沢も雨でした。気温も10℃前後と低く、緊急措置としてグルメフォンド参加者には自動車の使用も認められました。それでも200名程度は自転車で参加したそうです。
わが家も楽しみにしていたイベントだったので、カッパと防寒具に身を包みタンデム自転車で参加しました。スタートは一定間隔ごとに行われ、自分たちは10時頃にスタート。軽井沢のレトロな旧市街や軽井沢特有の別荘のならぶ森林地帯を走るので、晴れていれば木漏れ日の中を気持ちよく走れるのですが、この日は濃霧だったこともあり樹海に迷い込んだ気分でした。笑
さて、順調に走っていたところ、アクシデントもありました。まさかのパンクです。幸い、第一エイドの直前だったためすぐにスタッフに修理をお願いしましたが…、タンデム自転車の修理や代車の手配は出来ないとのことで、回収車でスタート会場へ戻るよう告げられました…。
しかし、ダメもとで他に使用できる自転車が無いかを確認したところ、第一エイドでリタイアされた方のタンデム自転車を使わせてもらえることになり、なんとか復帰(ありがとうございました!)することができました。第一エイド近くでなければ、どうなっていたことやら・・・ある意味、貴重な経験が出来ました。
グルメフォンドというだけあって、メニューは豪華!
肝心のグルメのコンテンツですが、コースマップの裏面にまるでレストランのコースメニューの如く記載されていました。流石、おしゃれな街軽井沢とも言うべきか、かなり凝った内容になっています。今回は残念ながら雨だったため、あまり落ち着いて食事が出来なかったのが残念でしたが、どれも美味しくいただきました。
雨に降られたけれども楽しい家族旅行に
雨の中のサイクリングはとても寒かったのですが、各エイドのスタッフの方の応援や美味しいグルメにパワーをもらいつつ、最後まで二人で頑張って14時頃に無事にゴールしました。ゴール後に完走証と参加賞、そして完走後のグルメを受け取りました。もうグルメ三昧ですね!
その後は温泉で冷えた身体を温め、軽井沢町を満喫。翌日はスーパー・グランフォンドを無事に完走後、人気のステーキ屋「ザ・カウボーイハウス」にて良質なタンパク質を摂取し、帰宅の途に就きました。
奥さん曰く「雨の中でサイクリングをすることはまず無いので、寒かったけど楽しかった!」とのことで良かったです。こうして、走って食べて、軽井沢を満喫した2日間が幕を閉じました。来年もまた、是非走りたいと思います。