チェレステと呼ばれる水色が代名詞のビアンキ。その爽やかなカラーリングはもちろん、最近では人気マンガ「弱虫ペダル」の人気キャラ・荒北靖友の愛車ということで自転車に詳しくない人をも虜にし間口を広げています。そのデザイン性やスタイリッシュなイメージが先行している方もいるかもしれませんが、実は1885年創業の現存する世界最古の自転車ブランド。
現行の自転車の基本形となるセーフティ型(前後輪の径が同じタイプ)の自転車を世界で初めて販売したり、ヨーロッパにおけるマウンテンバイク開発(アメリカでは遊びから始まったMTBですが、ヨーロッパでは軍事需要によるものでした)の先駆けとなっています。
レースシーンでもコッピやパンターニなど伝説的なチャンピオンを多数輩出し、世界をリードしつづける名門ブランド・Bianchiの2018年モデルのロードバイクをご紹介します。
目次
レーシングバイク
ARIA
(出典:Bianchi)
Bianchiの新しいエアロロードバイク「ARIA」。フレームが直線的で、リアの小さい三角形が目を引くデザイン。DHハンドルバーとブルホーンバーが取り付けられた、トライアスロンにも使用できるモデルもある。写真はシマノ105モデル。R8000系アルテグラ仕様も用意されています。
モデル:ARIA SHIMANO 105
カラー:CK16、Black、Red
(参考価格:税抜278,000円)
OLTRE XR4
(出典:Bianchi)
Bianchi独自のCountervailという振動を除去するカーボン素材を使用し、フレーム単体で980gと1kgを切る軽さを実現。コンポ―ネントとホイールの組み合わせが多数用意されてます。写真はシマノアルテグラDi2モデル。
モデル:OLTRE XR4 SHIMANO ULTEGRA Di2
カラー:BZ-Black matt/CK16 glossy、CJ-CK16 matt/black glossy、1D-CK16/Black full glossy、Tavolozza
(参考価格:税抜880,000円)
OLTRE XR3
(出典:Bianchi)
Countervail技術のカーボン素材を使用したOLTRE XR4の後継機。レースからブルベなどにも最適なモデル。シマノアルテグラ搭載モデルもあります。
モデル:OLTRE XR3 SHIMANO 105
カラー:1D-CK16-Black glossy、1Z-Black-CK16/Graphite matt
(参考価格:税抜330,000円)
SEMPRE PRO
(出典:Bianchi)
バランスの良いフルカーボンロードバイク。UTSS技術により、衝撃吸収性と耐衝撃性を向上させ、フレームの軽量化を可能としました。カラーは3色展開され、予算が許せばシマノ105やティアグラにアップグレードが可能です。
モデル:SEMPRE PRO SHIMANO SORA
カラー:Celeste・Matt Black・Lapis Blue
(参考価格:税抜165,000円)
FENICE PRO
(出典:Bianchi)
スカンジウム合金フレームを使用し軽量化を図ったFENICE PRO。鮮やかなカラーが目を引き、フレームセット単体でも4色用意されています。
モデル:FENICE PRO CAMPAGNOLO CENTAUR
カラー:Black/Pink・Celeste/Yellow
(参考価格:税抜270,000円)
SPECIALISSIMA
(出典:Bianchi)
Bianchiの最高グレードのレーシングバイク。
Bianchi独自の、Countervailという振動を除去するカーボン素材を使用し、フレーム単体で780gと軽量ですが、見た目は結構ボリューム感がある作りです。
フレームカラーは料金を追加すれば、「TAVOLOZZA」というカラーオーダーシステムで全15色200通り以上のパターンの中から選ぶことができます。
モデル:SPECIALISSIMA CAMPAGNOLO SUPER RECORD EPS
カラー:1E-Black matt/CK16、1H-CK16 matt/black、1D-CK16/black full glossy、Tavolozza
(参考価格:税抜1,950,000円)
ロングライド用レーシングバイク
VIA NIRONE7
(出典:Bianchi)
気軽な街乗り用に最適なモデル。カラーは全4色から選択できます。
モデル:VIA NIRONE7 SHIMANO SORA
カラー:CK16、Black/Pink、White/Graphite、Matt Black
(参考価格:税抜120,000円)
IMPULSO
(出典:Bianchi)
シマノティアグラ搭載のロングライド用モデル。コンパクトクランクに32Tまでのワイドレシオのスプロケットを搭載しているため、少々の坂でも楽に登れます。カラーは3色から選択できます。
モデル:IMPULSO SHIMANO TIAGRA
カラー:CELESTE・Lapis Blue・Matt Black
(参考価格:税抜147,000円)
INTENSO
(出典:Bianchi)
カーボンフレームを使用したロングライド用モデル。フロントフォークにケブラーを挿入したカーボン素材を使用することで、路面からの振動を吸収し、接地感を向上させています。
モデル:INTENSO SHIMANO TIAGRA
カラー:CK16、Matt Black、Red
(参考価格:税抜185,000円)
INFINITO CV DISC
(出典:Bianchi)
Countervail技術のカーボン素材を使用したディスクブレーキ搭載のロングライド用モデル。
12mm×100/135mmのスルーアクスルを採用しています。
モデル:INFINITO CV DISC SHIMANO ULTEGRA/105 HYDRAULIC
カラー:1D-CK16/Black full Glossy・1Z-Black/CK16 full matt
(参考価格:税抜450,000円)
今、レースでビアンキを駆る人たち
Primož Roglič(プリモシュ・ログリッチ)
▼チーム・ロットNL・ユンボ所属。先月のツール・ド・フランス第17ステージでの区間優勝を果たす。
Dylan Groenewegen (ディラン・フルーネヴェーヘン)
▼チーム・ロットNL・ユンボ所属。先月のツール・ド・フランス第21ステージで区間優勝。シャンゼリゼ通りでのゴール争いを制した。
Dylan Groenewegenさん(@dylangroenewegen)がシェアした投稿 –
まとめ
ハイスペックのレーシング用からロングライド用、気軽な町乗り用と様々なモデルが出されています。用途とご予算に応じてお気に入りの1台を見つけてください。
2016年6月29日、東京・品川にあるコクヨホールで開かれたビアンキ(サイクルヨーロッパジャパン)の2017年モデル展示会に行ってきまし... 【最新】ビアンキ2017モデル!新製品発表会レポート - FRAME : フレイム |
Bianchiのチェレステと呼ばれる青空のような淡いグリーンはブランドカラーとして定着し、初級者上級者、ファッショニスタ問わず多くの... 【2017モデルも】Bianchi(ビアンキ)のおすすめロードバイク【価格順】 - FRAME : フレイム |
6月20、21日の2日間に渋谷CARATO71で開催されたBianchi(ビアンキ)の展示会。2018のビアンキは何が目玉なのか、さっそく見ていきまし... Bianchi(ビアンキ)2018 新製品発表展示受注会速報!2018新作モデルの自転車が大... - FRAME : フレイム |