ドレスコードはツイード!京都で開催された“古都ツイードライド”はこんな様子でした
オシャレをして自転車で巡る。京都で初開催のイベントが盛況のうちに終了
株式会社ジェイアール西日本伊勢丹は2017年11月25日(土) 、紅葉で彩られた晩秋の古都京都にて「古都ツイードライド2017 in KYOTO」を開催した。ツイードをオシャレに着こなして京都の名勝を自転車で駆け巡るというこの企画は、京都で初めての開催。44名の参加者からも好評を博した。
ツイードライドとは、古くからヨーロッパの紳士たちが愛用しているツイードをオシャレに着こなして、街を自転車で楽しく走ることを目的に開催しているイベント。世界中のファッション界や、自転車愛好家が注目するイベントとして人気を博し、近年では海外だけでなく大阪や東京、名古屋でも開催されている。
ジェイアール京都伊勢丹は、同イベントを開催することで“交通ルールを正しく守り、オシャレをして走る”、そんな自転車の楽しみ方を発信している。
=走行ル―ト=
京都駅 → 河原町松原(旧五条大橋) → 建仁寺 → 祇園・巽橋 → 京都府立図書館 → 平安神宮にてランチ → 鴨川 → 京都駅
スタート前、会場には次々にツイード服に身をつつんだ20代から70代の幅広い年齢層の参加者が集結。自転車好き、ツイード好き、英国好きの参加者が多いとあってツイードスタイルもハイセンス。「この日の為にオシャレしてきた」と意気込む方ばかり。愛用のこだわり自転車も揃い、1923年英国製のものなど古くて珍しい自転車も見られた。1グループ6~7人に分かれ順次サイクリングをスタート。グループのリーダーを先頭に、安全に注意しながら走行した。
今回は、京都駅を出発し左京区界隈の寺社を巡るコース。平安神宮では記念撮影とグループでの昼食を楽しみ、帰り道に鴨川の河川敷を一直線に走り、紅葉の京都を満喫した。
当日の気温は13度、青空のもと会話も楽しみながら情緒溢れる京都の街や社寺を快適に走行することが出来た。
ライド終了後はジェイアール京都伊勢丹のレストランにてアフターパーティを開催。一日のライドを振り返る写真のスライドショーやスイングジャズバンド「TAKMAN RHYTHM」によるライブ演奏、参加者に贈るベストドレッサー賞やベストバイシクル賞、遠来賞の発表などで盛り上がった。
参加者の感想
●30代 女性
京都在住のため地元の観光地は普段ほとんど通らない。
今回のようにイベントだからこそ行けた。参加してよかった。
●30代 女性
ツイードは普段着なれない服だけど、この機会にチャレンジできてよかった。
イベントに参加したことでまたツイードを着てみたいと思った。
●30代 男性
街のみんなが振りかえって見てくれた。ここまで見られると思っていなかったがそれが心地よく楽しかった。
●50代 男性
今回、百貨店が主催ということで豪華だろうと思って参加した。
参加してみたら内容はとても濃く服装も本気の方が多かった。そこがとてもよかった。
何回も参加している人は濃い人たちの集まりを求めていると思う。
京都の道路は自転車向けというより観光客向けに整備しているのかもしれないが、とても行き届いていると感じた。季節がら観光客も多く、自転車から眺めるのも楽しかった。
●60代 男性
グループが小規模でとてもよかった。名古屋をはじめほかの都市では10人以上。20人以上のものもある。規模が大きい場合は、止まって写真撮影したり信号待ちではぐれたりすることがあった。今回はチーム全員にリーダーの目が行き届いていた。はぐれることもなかった。また、ルートも大変良かった。名所あり、景観を楽しめるスポットありで最高だった。
●60代 女性
自分の愛車で走れることがうれしい。「地元以外の街で自分の愛車に乗れる」ことが喜び。これがツイードライドの魅力。
主催者は「参加者全員が自分なりにファッションコーディネートを楽しんでいた」、「今後10回20回続くイベントに育てていきたい」と語った。
古都ツイードライド2017 in KYOTO
主催:ジェイアール京都伊勢丹
協力:株式会社BMBTRAD、株式会社CAEAN、株式会社LGT、有限会社 京都サイクリングツアープロジェクト、Bicycle Shop M&M、MOKU2+4、株式会社フォーチュン、イントゥマウント、SEELS、ADJUSTABLE COSTUME
LINK:株式会社ジェイアール西日本伊勢丹
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WRITTEN BYFRAME編集部
FRAME編集部はロードバイク、MTB、ミニベロ、トライアスリートなど、全員が自転車乗りのメンバーで構成されています。メンテナンスなど役立つ情報から、サイクリングのおすすめのスポット情報、ロードレースの観戦まで、自転車をもっと楽しくするライフスタイル情報をお届けします。 https://jitensha-hoken.jp/blog/