春から新しい生活に向け準備を始めようとしている人も多いことだろう。今回は新生活の相棒におすすめの初心者向けクロスバイク・GIANT ESCAPE R3(ジャイアント・エスケープR3)をご紹介する。

クロスバイクは日常使いにピッタリの自転車


ロードバイクのスピード感とMTBのタフさをあわせ持つのがクロスバイク ▲ロードバイクのスピード感とMTBの操作性をあわせ持つのがクロスバイク
出典:Liv

クロスバイクとはどんな自転車?


そもそもクロスバイクとは、ロードバイクとMTBの「良いところ取り」な自転車だ。快適な走行性能はロードバイクゆずり、操作性はMTBゆずりのミックス車である。実はクロスバイクという呼び名は和製英語。欧米ではオンロードとオフロード兼用という意味で「ハイブリッドバイク」や「トレッキングバイク」などと呼ばれ、この「ESCAPE R3(エスケープR3)」は海外では「オンロード・シティ」とカテゴライズされている。

中距離移動に最適


クロスバイクは、ママチャリなどの軽快車よりもラクにスピードを出すことができ、ロードバイクやMTBよりも敷居が高くない、盤石な人気を誇るジャンルである。クロスバイクの大きな特徴は、先駆者となった「ESCAPE R3(エスケープR3)」の特徴でもある次の3つ。

(C)GIANT

(C)GIANT


▲ロードバイクよりも身体を起こせる乗車ポジション設計

(C)GIANT

(C)GIANT


▲まっすぐなフラットバーハンドル

(C)GIANT

(C)GIANT


▲ロードバイクより太めな25〜38Cサイズのタイヤ(ESCAPE R3は28Cサイズ)

クロスバイクの多くが街乗り用として開発されており、100km超の本格的なロングライドには乗り手を選ぶものの、40〜50kmほどの中距離ならそれほど無理なく楽しめるはずだ。

通勤・通学スタイルから運動まで使える


とはいえクロスバイクが一番実力を発揮するのは「日常の足がわり」。通勤&通学、あるいはシティ・コミューターとしての用途に便利なのが「ESCAPE R3(エスケープR3)」などのクロスバイクだ。

また、クロスバイクはエクササイズ目的に乗る人も多い。そうした乗り手の幅広いスタイルを選ばないのもこの自転車の特徴のひとつ。着る服装も普段着からスーツ、あるいはレースウェアでも、シーンに合わせ自由気ままでいい。

なぜGIANT ESCAPE R3が「クロスバイクNo.1」なのか


ESCAPE R3 出典:Giant

Escape R3(エスケープR3)の誕生秘話


そんなクロスバイクの中でも、ずっとベストセラーであり続けているのがジャイアント「ESCAPE R3(エスケープR3)」である。クロスバイクのベンチマークとして名を馳せるジャイアント定番の一台。2005年に日本発のモデルとしてデビューし、身体を起こした乗車姿勢となるジオメトリー(フレーム設計)を採用するなど、スポーツバイクの従来の常識に囚われない設計思想で今日まで多数の共感を集めているモデルだ。2015年には「走る楽しみを、もっと身近に」という、登場から一貫して変わらぬコンセプトのもとでフルモデルチェンジされた。

現在ではさまざまな自転車雑誌やメディアで「クロスバイクNO.1」と称され、日本で一番愛され支持されているモデルだが、誕生当時は異端児扱いだった。それまでのクロスバイクはMTBやロードバイクのフレームにやや太目のシティタイヤを履かせたものが一般的で、エントリー層向けでありながらレースバイク譲りの前傾ポジションを疑いなく採用していた。いわば「本格派スポーツバイクの廉価版」という位置づけである。しかし「ESCAPE R3」のアプローチは違った。
Escapeシリーズの初代「Escape R3」(C)GIANT

Escapeシリーズの初代「Escape R3」(C)GIANT



Escape R3(エスケープR3)のテーマは「5万円の高級車」


変速系パーツは信頼性が高いシマノ。快適な操作性とワイドなギアが初心者を助ける(C)GIANT

変速系パーツは信頼性が高いシマノ。快適な操作性とワイドなギアが初心者を助ける(C)GIANT


スポーツサイクル市場の拡大を念頭に置くジャイアントは、安価な軽快車が席巻する日本市場では、エントリークラスのスポーツバイクを「5万円台の廉価品」ではなく「5万円もする高級車」ととらえ、上級ロードバイクを超える情熱で開発に取り組んだ。その最先端となった「ESCAPE R3」はクラス最高の走行性能に加え、軽快車から乗り換えても違和感のない快適性と操縦安定性を獲得するに至った。

アルミの軽量フレーム、クロモリのフォーク、自社製ホイールの細部までこだわり、スポーツ性能と快適性、日常使いの耐久性まで、すべてを向上したハイ・コストパフォーマンスなモデルとなっている。カジュアルかつスタイリッシュなデザインで、誰もが簡単にスポーツバイクの醍醐味を得られるだろう。だからこそ「ESCAPE R3」は日本のユーザーに選ばれ続けているのだ。

価格も手頃でカスタムも自由


フェンダー=泥除けがあれば街乗りも快適(C)GIANT

フェンダー=泥除けがあれば街乗りも快適(C)GIANT


高いスペックを持ちながら、価格50,000円(税抜)で収まっているのも秀逸なクロスバイクである。リアキャリアやフェンダー、前カゴの取り付けにも対応しているので、バッグ類の持ち運びに苦労はしない。そうした拡張性も「ESCAPE R3」が売れている理由のひとつだ。

そして、特筆すべきは女性用モデル「ESCAPE R3 W」が用意されていること(ただしGIANT名義ではなく、女性専用ブランドLIVでのラインナップ)。見本となる「ESCAPE R3」の性能をそのままに、女性ならではのニーズに応えたモデルに仕上がっている。

なお、GIANTには「ESCAPE R3」から派生したモデル「ESCAPE RX」もあるが、こちらはスポーティモデルでESCAPE R3よりロードバイク寄りであり、GIANTのスポーツパイクの中では以下のような相関関係になる。



次にESCAPE R3の各モデルを詳しくご紹介しよう。

ESCAPE R3(エスケープ R3)


ESCAPE R3(エスケープ R3) 出典:GIANT

フレーム:ALUXX-Grade Aluminum
フォーク:Cr-mo
変速:24段
コンポーネント:シマノ・アルタス/EF500
ホイール:GIANT SPINFORCE LITE
タイヤ:KENDA K-193 700×28C
サイズ:430、465、500mm
カラー:マットライム、レッド、ブルートーン、ブラックトーン、ホワイト
重量:10.7kg(465mmサイズ)
価格:50,000円(税抜)

28Cタイヤの快速性能と、シマノ・アルタスをドライブトレインとしたワイドレンジな24段変速で、日々の通勤&通学から週末サイクリングまで幅広く対応。
また、弓なりにベントした細径のシートステーが路面からの不快な振動を軽減し、軽快な乗り味を実現。ハンドルグリップは握りやすさと快適性を両立しながら、大幅な軽量化も達成している。スポークは日常での耐久性を重視して前輪24本・後輪28本としながら、ホイールは前後ペアで1970gと軽量に仕上がっている。

ESCAPE R3 W(エスケープ R3 W)


ESCAPE R3 W(エスケープ R3 W) 出典:LIV

フレーム:ALUXX-Grade Aluminum
フォーク:Cr-mo
コンポーネント:シマノ・アルタス/EF500
ホイール:GIANT SPINFORCE LITE
タイヤ:KENDA K-193 700×28C
サイズ:350、400、440mm
カラー:グリーンアップル、ブルー、ラズベリー、パールホワイト
重量:10.4kg(400mmサイズ)
価格:50,000円(税抜)

「ESCAPE R3」で培われた快適性と軽さはそのまま、スモールサイズのフレームからカラーリングまで、女性の身体とライフスタイルに合わせてカスタマイズされている。350サイズに採用される520mm幅のハンドルや160mmのクランクなど、パーツも専用開発。ペダルはパンプスなどで乗っても滑りにくく靴底を痛めにくい、新設計の軽量プラスチック製だ。

初心者向けクロスバイクとして自信をもっておすすめできる


2005年のリリース以来、その人気に甘んじることなく改良を重ね、多くの人々に選ばれ続けてきた。
シンプル・イズ・ベスト——そうした称号が似つかわしいモデルである。どのような目的にも乗り手に優しいプラットフォームはエントリーバイクとして最適で、セカンドバイクとしてもおすすめだ。一度乗ってみれば、幅広いライダー層の愛機となっていることがわかるだろう。軽量で速く価格が安い三本拍子。他社の同グレードモデルを大きく突き放す「ESCAPE R3」の魅力にハマってみよう!

TOP画像出典:Giant

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