進化しすぎ! フルモデルチェンジしたシマノのコンポーネント「105」について知っておくべきことすべて

油圧ディスクブレーキに小型エルゴレバー、ワイドなスプロケットに対応って…なんて盛りだくさん!
2018年4月4日、自転車パーツメーカー大手シマノは、完成車などに広く採用されているコンポーネント「105」のフルモデルチェンジを発表しました。
アップデートは多く、ホビーサイクリストにとっても嬉しい変化が多数! 大きく変わったところをピックアップしてまとめます。

105グレードの油圧ディスクブレーキが登場

ディスクブレーキキャリパー リア
今までロードバイクコンポーネントでは、最上位グレードのDura-Ace、上位グレードのUltegraしかシリーズ対応していなかったディスクブレーキに105も対応。

ディスクブレーキは、ブレーキを引く力が現行標準のキャリパーブレーキより少ない、雨天時でも制動力がある程度維持されるなど、独自のメリットを持っています。正直、趣味でロードバイクに乗るならディスクブレーキのほうが使いやすいでしょうね。

その恩恵を安価に享受できるようになるというわけです。

手の小さい人向けのデュアルコントロールレバーが選べるように!

ディスクブレーキ対応デュアルコントロールレバー
このアップデートは予想外ですが、超ナイス。

ロードバイクは体格のいい欧米男性向けのサイジングがなされており、小柄な女性などは「ちょうどいいサイズがない…」と困り果てることがありました。特に困るのがレバーの大きさ。命綱であるブレーキを引くにも指が届かないと言った声があったのですが…その問題が解消されそうです!

なお、内部構造も見直されており、以前より軽く操作できるようになっているとのこと。通常モデルもデザインを見直し、よりコンパクトなサイズになっています。今までのモデルとのちがいも気になりますねー。ディスクブレーキと組み合わせれば、手の痛みとはさよならできそうです。

豊富な「ラクできるスプロケット」

11-30T

新たに11-30Tと11-34Tが選択可能になりました。これが意味するのは、より自分の脚力に合ったスプロケットを選べるということ。

現行標準的と思われるのは11-28Tですが、上りで軽いギアが足りなくなる…という人は結構いるんじゃないかと思います。軽いギアは脚への負担を抑えやすく、上りのつらさを軽減するのに役立つはず。山越えの敷居が下がれば、ツーリングの幅も広がりますしね。ビバ、乙女ギア!

かっこいい「シャドーRD」を採用

RD-R7000 リアディレイラー
リアディレイラーが、Dura-AceとUltegraにはすでに採用されていた「シャドータイプ」になりました。シャドータイプは張り出しが少なく、転倒時などにリアディレイラーをぶつけて壊してしまう、といったトラブル回避に役立つとのこと。気をつけてはいますけどね、どうしてもありますよね、ぶつけちゃうこと。
そんなシャドーRDですが、地味に動きがかっこいいんですよね。シャキシャキと動く新型RDは見ているだけでも満足できちゃいますよ。

まとめ

やはり105版ディスクブレーキの登場が大きいですね。ディスクロードがプロのレースにも投入され始めている状況で、多くの完成車に採用される105版が登場。今後、ディスクロードが加速度的に普及・進化していくのではないかと思います。

その一方で、サイクリング需要の高まり、サイクリストの多様化を受けたアップデートである小型レバーや幅広いスプロケットをラインナップという形。

新しい105はサイクリング市場に大きな影響を与え、私たちのニーズに応えてくれる、インパクトを与えることはまちがいないでしょう。発売予定は2018年6月下旬。待ち遠しいですね!

LINK:Shimano

WRITTEN BYやざわ すみひこ

都内近郊の峠に週末繰り出すヒルクライム・ロングライド好き。長期休暇で自転車旅に出て日本国内を走りまわる。

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