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『Uber Eats』が配達パートナー向け自転車講習会を実施 目指すは “バースデーケーキの配達”

パートナー向け自転車講習会

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宅配デリバリーサービス『UberEats(ウーバーイーツ)』による配達パートナー向け自転車講習会「ウーバーイーツ×日本サイクリング協会共催 自転車交通安全イベント」が2021年6月6日に明治神宮外苑前の道路を貸し切って行われました。

今までもこういった指導がなかったわけではないですが、デリバリーサービスのマナーはいまや社会問題にまで発展しています。自転車で高速道路を走行、車道に出て妨害、配達中以外の客とのトラブルなど。そういった現状を受け、『UberEats』が本腰をあげて自転車講習会を改めて実施した形です。

今回の参加者は、『UberEats』でパートナーとして活動している人の中から抽選で選ばれた約50名。公益法人日本サイクリング協会による協力のもと、交通指導と実践講習会が行われました。

ウーバーイーツ×日本サイクリング協会共催 自転車交通安全イベント

『UberEats Japan』代表「最も大切なのは安全」

この日は梅雨という季節もあってかあいにくの雨でした。屋外イベントにも関わらず、大勢の配達パートナーが参加。
開会式では『UberEats Japan』代表の武藤有木子氏が「UberEatsにとって最も大切なのは安全です。配達パートナーの皆様が安全に配達ができ、道路を使う全ての方々が、安全に交通できる、そういったことが非常に大切だと考えています」と語り、誰もが安全であることが重要だとしています。また交通安全イベントを全国各地で今後も開催していくとのことです。

『UberEats Japan』代表の武藤有木子

バースデーケーキクオリティ?

『UberEats』では「BIRTHDAY CAKE QUALITY」というキャンペーンを行い、年に一回 “バースデーケーキを運ぶかのような丁寧な配達” を指導されます。交通安全講習を受けた配達パートナーには専用のステッカーを配布。カバンにこのステッカーが貼ってある配達パートナーを見かけたら、その方は交通安全講習を受けているということですね。

BIRTHDAY CAKE QUALITY

UberEats 自転車交通安全イベント開始

開会式も終わりようやく自転車交通安全イベントが開始。講師にブラッキー中島隆章氏を迎え、“自分の技量を「知り」そして「向上」させる” 自転車講習を実施します。
他の講習では “交通ルールを熟知する”、“「合図・指示」の実践的に学ぶ” などがありますが、今回はSTEP1となる “自分の技量を「知り」そして「向上」させる” を50分かけて行います。
まずはグループに分かれた技術力チェックから。低速で8の字に移動するバランス感覚、コーンに当たらないように走るスラローム走行、片手でペットボトルを受け取る→再度手渡す(もしくは地面に置いてあるペットボトルを取り、再度地面に置く)、家に見立てた板から逸れないように直進走行する、など、多面的に技術力をテストします。

意外にもスラローム走行や、置いてあるペットボトルを取るのに苦戦していたようで、パートナーのみなさんはより正確に自分の技術が知ることが出来たのではないかと思います。

ブラッキー中島隆章
自転車講習会
自転車講習会

集団走行による技術力チェック

技術力チェックはこれで終わりではありません。次は滅多に出来ない集団走行です。しかも約50名という大集団で。

※自転車は自転車同士、またはほかの軽車両と併走は禁止されています(一時的な追い越しは可能)

今回は直列からスタートし、2名ずつの併走、3名併走、4名併走と走りながら変更するという極めて難しい技術を実践します。周りに合図を出し、スピードの増減速を調節しながら併走するための編隊を組みます。
みなさん譲り合って見事に直列、2名併走、3名併走、4名併走を成功させていきます。何度か繰り返し、技術力チェックは問題無く終えました。UberEatsのバッグを抱えている人がこれだけ大勢走る光景は、見ているだけでなかなか爽快です。

並列走行

代表ライダー根本貴祥「保険は入ってます」

一通りの交通安全講習が終わると、代表ライダーの根本貴祥(ねもとたかよし)氏が取材に応じました。

普段の走行で気をつけている点を聞くと、「荷物を持っていると後方確認が難しい。僕はミラーを付けている」ということ。大きなバッグを背負う配達パートナーにとって、後方確認は強く意識したいポイントのようです。また今回の参加については「楽しそうだったから。コロナでイベントもなくなっていますからね。僕は車にぶつかったことはないですけど、話には聞きます」と、安全運転を続けるための良い機会だったと話していました。

自転車保険について尋ねたところ「個人用の一番高い保険に入っています。使ったことはないですけど。ほかのライダーにもおすすめしたいですね」とのこと。常に安全を心がけていく『Uber Eats』の配達パートナーとして、自転車保険の加入は強くおすすめしたいポイントなのだとか。

代表ライダー、根本貴祥

まとめ 今後も定期的に開催

今回の講習を受けてより安全運転や、自らの技術を知ったライダーの方も多いようです。今後も同様のイベントが開催されるようですので、UberEatsパートナーの方は募集要項をチェックして応募してみてはどうでしょうか。


また代表ライダーの方も語っていましたが、自転車保険は非常に大事です。月数百円から入れるので、もしもの時に備えて入っておきましょう。おすすめの自転車保険はこちらから。

イベント名称:ウーバーイーツ×日本サイクリング協会共催 自転車交通安全イベント

場所:明治神宮外苑前道路

協力:公益法人日本サイクリング協会

登壇者

Uber Eats Japan 日本代表 武藤有木子、Uber Eats Japan コンプライアンス部長 田中知美、公益法人日本サイクリング協会代表理事 長澤恵一、ブラッキー中島隆章

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