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新型デュラエースを前モデル愛用者の篠さんがインプレ!「これなら欲しい」となった3つのポイントとは?

デュラエース R9200 新型

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シマノのトップグレードコンポーネンツ「デュラエース」が今秋フルモデルチェンジを果たしました。R9200へと進化し、待望のワイヤレス化・12速化で心躍ったサイクリストも多いのではないでしょうか。

今回FRAMEで新型デュラエースをテストしてもらったのは、前モデルR9100愛用者であるヒルクライマー・篠さん。前モデルに全く不満はないと語る彼女にとって、新型のR9200は買いなのか!? 100km走ってしっかりチェックしてもらいました。

前モデルR9100で大満足だったのに…「さらなる快適性を知ってしまった」

R9200を搭載した試乗車

こんにちは、ヒルクライマーの篠です。

情報解禁から気になっていた新型DURA-ACE R9200 DI2。実は私、一つ前のモデルとなるR9100 DI2(リムブレーキモデル)ユーザーです。正直なところ、この前モデルR9100には1ミリの不満もありません

なので「いくら進化したとはいえ、言うほど劇的な変化はなかろう」とタカをくくっていたわけですが、実際乗ってみてびっくり。これはヤバい。

フロント変速の驚くべきなめらかさ、そして速さ、12速でプラスされた16T、絶妙な握り心地のレバー、細かいスピードコントロールができる油圧ディスクブレーキ……。

「ついに、さらなる快適さを知ってしまった……」

前モデル愛用者の目線から、新型デュラエースの真に迫ります。

篠さんにハマッた「3つの進化ポイント」

今回の試乗車にはホイールも新型のWH-R9270をセット。新型ホイールにはリムハイト別にC36、C50、C60と3種類あり、分かりやすく区分けするなら、それぞれヒルクライム、オールラウンド、スプリントに向いたモデル。

今回セットされたC50はオールラウンダーで平地も山も走れますが、急勾配の峠というよりは緩斜面メインのアップダウンコースを選択しました。

100kmじっくり走るコースだったのですが、走り始めてからしばらく、シンプルに思いました。

「これは……めちゃくちゃイイ。」

①え、今、変速したのリアだっけ? なめらかすぎるフロント変速

何よりも衝撃を受けたのはフロント変速のショックのなさ! 登り終わって下りに入る瞬間、インナーからアウターに切り変えたスムーズさはまるでリア変速でもしているみたい……。

新型では変速システムがワイヤレス機構*になりましたが、やはり気になるのは伝達スピード。(*フロントとリアのディレイラー間はバッテリーを介して有線)

実際使ってみると、全く問題ないどころか想像以上のレスポンスの速さを体感することができました。それもそのはず、なんと新型R9200のフロント変速は、前モデルにおけるリア変速とレスポンス速度が同等クラスなのだそう!

フロントは前モデルと比べて45%もの速度UPを実現している

レスポンススピードだけではありません。これまで変速操作時には脚の力を抜く必要がありましたが、新型デュラエースではトルクをかけた状態でも確実な変速が可能に。

フロント変速の場合でも一瞬のトルク抜きが不要になるということで、これだけで欲しくなりました。

具体例をイメージしてみると、たとえば富士ヒルでのラスト平地区間。

奥庭の8%前後の登りから平地になりますから、インナーからアウターに切り替えます。一気にラストパートへと入る場面です! 集団があるとペースも早いので、一瞬の遅れによりかなりインターバルがかかります。

こういったシーンにおける無駄のないフロント変速は大きなアドバンテージになると思います。

リア変速も58%スピードアップ&ちょうどいい16T

リアの変速においても、そのスピードは過去最速に。前モデルでもリア変速にストレスを感じたことはなかったですが、よりなめらかに、滑るように変速するようになったと感じました。

前モデルと比較して58%も速くなった、シマノ史上最速のリアシフティング。DI2システムの心臓部、ワイヤレスユニット・充電器・スイッチを一体化したコンパクトデザインだ。 Image: SHIMANO

新型の目玉でもある、12速になったドライブトレイン。カセットスプロケットは11-30Tと11-34Tの2種類で展開されていますが、今回私が使ったのは11-30T。

新たに16Tが追加された11-30Tのスプロケット

11-30Tでは新たに16Tの歯数が追加されました。多くのライダーが頻繁に使うゾーンで抜けていた「15T-17T」の間をカバーしてくれる形で、11T~17Tの間は1T刻みが実現しました。平地や緩斜面巡航の場面で痒いところに手が届くギアという感覚。

平地でスピードを乗せたあと、1Tずつギアを重くしていくシーンもストレスなくシフティングできますね。「あ……重くし過ぎた、1枚戻そう」がないイメージです。

②握りやすく内向きになったレバー&スッキリしたハンドルまわり

新しくなったデュアルコントールレバーは、実は前モデルより少し大きくなりました。実際に握ってみるとその理由がわかります。

ブラケットを握ったときに、中指から小指までの3本がキレイに収まるのです。力を入れてしっかりグリップできるので、とても握りやすいと感じます。

指がキレイに収まるので力がいれやすい

嬉しい変化はもうひとつ。

私は普段からブラケットをあえて内向きにセッティングしているのですが、新型では最初から内向きの仕様です。普段のレバーと比べても、より手に馴染む形ですぽっと収まります。

上が前モデル搭載の愛車、下が新型の試乗車。普段から内向きにセットしているので、新型がニュートラルで内向きポジションなのは嬉しい!

レバーが大きくなったことでブラケット上部に力を入れやすくなりましたし、内向きの絶妙な角度との相乗効果で、ブラケット位置のエアロポジションがラクにとれるのは嬉しい進化!

(左)レバーとハンドルの間にキレイに指3本がおさまる。(右)ブラケット上部で力をいれやすくなった。Image: SHIMANO

それから自転車のパーツはほぼ見た目で選んでいる私がひそかに嬉しかった点、それはハンドル周りのジャンクションAが消えたことです。

ワイヤレス化にともないハンドル周りがスッキリした

普段はステム80~90mmを使用していますが、ゴムバンドでステムに固定するときにヘッドと接触することにずっとモヤモヤがありました。知人には、せっかくのステムデザインが隠れて見えないのは悲しいからと、専用マウントを使ってサイコンの下にジャンクションAをつける人もいます。

見た目の観点だけではありますが、割と厄介な存在だったのです。

エレクトリックワイヤーを接続するジャンクション

それが今回のモデルチェンジでワイヤレス化が実現、ハンドル周りがスッキリ!

DI2の変速性能は捨て難いのに、ジャンクションAの存在がネックになっていたサイクリストには地味に嬉しい進化だと思います。

③ディスクブレーキのイメージがガラッと変わった! 細かいスピードコントロールが可能に

ブレーキキャリパーはモノボディ構造でサイズもコンパクトになった

普段使用している前モデルではリムブレーキモデルを選択している私。リムブレーキの当て効きと細かい調整が気に入っていたので、キュッと止まるディスクブレーキは何となく苦手意識がありました。

今回はじめて油圧ディスクブレーキをしっかり使ったのですが、新型のR9200でイメージがガラッと変わりました。

特にゆっくりレバーを引いた時。リムブレーキと近い遊びをしっかり感じたのです。素晴らしい変化。

コーナリングのスピード調整も細かく効かせることができる

ガツンと一気に効くイメージではなく、パッドがローターにあたってからの制動力を細かく調整できるようなったので、リムブレーキのようなスピードコントロールをも実現した形です。

リムブレーキ派の私ですが、雨の日でも制動力が落ちにくい点、油圧式なら少ない握力で制御できる点を考えると、ディスクブレーキはメリットの方が圧倒的に多いなと思います。


総じて、こんな素晴らしいもの使ってしまうと欲しくならない訳がない。

前モデルで満足していた私にとって、新型に対する期待値はそこまで大きくなかったのですが、実際乗ってみると正反対の所感になってしまったわけです。

今後、どこかのタイミングでディスクブレーキモデルに乗り換えるときが来たら、コンポはR9200一択! そう決意させられるほど、機能・性能をきめ細かに煮詰め、フィーリングで進化が伝わってくる完成度の高いコンポです。

新型デュラエースは、きっと多くのライダーにとって、これまでと確かに違うライド体験をもたらしてくれるでしょう。

専門家解説、進化ポイントがわかる動画もチェック

「ディスクブレーキでブレーキング調整ができるってどういうこと?」

「ワイヤレスシステムって何?」

「新型ホイールはどこが変わった?」

プロがわかりやすく解説してくれています。動画でチェック!


提供:シマノセールス株式会社

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