パッと見でVanMoof、ミニバイク出してきたのかなって思いました!
もちろんオートバイでなく、自転車。電動自転車です。
いわく、
自転車の良いところは、全部キープ。
パワーとスピードを追加しました。
とのこと。
一体どういうことなんだろう!
VanMoof V、キーワードは「パワフル」
VanMoof(バンムーフ)といえば、キーレスロック・盗難防止テクノロジーといった次世代システムに、変速機構まで自動化してしまうという驚きの進化形態で、「そう来たか!」と業界の話題をさらったE-バイク。自転車好きはもとより、他に類をみないハイテク性能でガジェット好きにも、さらには都会的なルックスでオシャレさんにもズバズバ刺さる、ひと味もふた味も違う自転車です。
そのVanMoofがニューモデルを出すとすれば、どの要素を攻めてくるのか。
ニューモデルの名前は「VanMoof V」。
電動アシスト自転車ではなく、電動自転車です。フルサスペンション機構、ファットタイヤ、そして2輪駆動に容量大幅アップのバッテリー。
間違いなくスペック盛り盛り、アグレッシブなハイクラスモデルという位置づけですね。
サスペンションと極太タイヤを搭載していますが、MTBともファットバイクとも違ったイメージ。マッシブな印象はなく、あくまでVanMoofらしい都会的・未来的なテイストに仕上がっています。
いっぽうで既存モデルの「S3」「X3」の丸みを帯びたフォルムと比べ、ボリューミーなフロントフェイスや角張ったフレーム形状がシャープな印象。パワーとスピードが加わり、より尖った戦闘力の高そうな一台です。
スペック面では、バッテリーだけ見ても700Whというかなりの大容量。既存モデル「S3」「X3」の504Whも十分大きめの容量でしたが、いきなり700Whまでアップ。これは坂道だらけの道でも、がっつりめのオフロードコースだって走破できる数字です。
このスマートな車体のどこにそんなパワフルなバッテリーが隠されてるっていうんだ……。
リリースイベントでも “shrink even the biggest city”、つまり大都市でさえ “縮めて” しまえるほどの設計だと表現されていました。自転車レーンが整備され、クルマ最優先であった移動手段が変わりつつある世界において、最速で最強となり得るモビリティ、それがVanMoof Vだと。「2025年までにスクーターやクルマに取って代わる存在になるはずだ」とまで。
以下はプレスリリースより。
史上、最速。
どこまでも、パワフル。
ここまでのパワーは、これまで自転車に求められてきませんでした。
- 2輪駆動が、パワーと加速を実現。
- 最大時速50kmのスピードを、各国の法定速度に合わせて設定。
- 車体に内蔵したスピード設定で、安心して安全走行。
スムーズに、走る。
速度や距離に関係なく、スムーズな走行を実現します。
- ファットタイヤにより、条件を問わず、スムーズな走行。
- ダブルサスペンションで、長距離走行も快適に。
- 強化アルミフレームが、パワフルな走行にも安心感
スマートを超えた、スマート。
史上最高にスマートなハイスピードE-バイクが誕生しました。
- ターボブーストで、瞬時に加速。
- キックロックで、キー不要のロック解除。
- 万全の盗難防止システム搭載。
--- プレスリリースここまで ---
VanMoofのハイスピードE-バイク、お値段は……
お待たせしました、お値段こちら。
販売予定価格:¥450,000(税込)
う~ん、こちらもなかなかアグレッシブ! 値段ともうひとつ、適正身長が「165cm~」という点、このふたつだけがネックになるかも。ただし、既存モデルでいえばホイールサイズが28インチの「S3」は170cm~、ひとまわり小さい24インチの「X3」が155cm~なので、間をとった展開にはなっています。
VanMoofの持つ近未来的なルックスと、パワフルなスペック。「S3」「X3」で世間を驚かせたハイテク機構はより最適化され、アグレッシブに乗り回せるハイクラスモデルが「VanMoof V」です。
今回リリースされた情報も、アップデートし順次公表されるとのこと。予約は招待制で開始、予約待ちリストはすでにオープンしています。日本へのデリバリーは2023年を予定。
未知の乗り心地を体感する日が楽しみです。
※掲載画像は、VanMoof Vのコンセプトビジュアルであり、製品の仕様を正確に反映したものではありません。
※現時点の掲載情報は順次アップデートされるため、仕様に変更が入る可能性があります。
LINK: VanMoof