SCOTTのエアロロード「FOIL RC」がフルモデルチェンジ【2023年モデル】
SCOTTからエアロロードバイク「FOIL RC」がフルモデルチェンジして登場する。UCIのロードバイク設計レギュレーションの更新を受けて再構築された新しいFOIL RCでは、エアロ性能が21%向上、9%の軽量化にくわえ快適性も向上しているという。
新しいUCI設計基準で再構築したエアロロード
SCOTTのエアロロードバイクであるFOILシリーズは、2021年モデルでフルモデルチェンジを果たしたばかりだ。その際、ケーブル類をフルインテグレーション化、新たなコックピットの採用で、空力性能を向上させていた。
>> 2021年モデルの刷新ポイントをもっと知る
2021年のUCIの設計レギュレーション更新を受け、早くもFOIL RCはさらなる進化を遂げることとなった。
新レギュレーションと以前のFOILを出発点として、私たちは常にアタックを決めるライダーを念頭に置いていました。自分から風に向かっていくライダー。このライダーのための完璧なバイクを作りたかったのです。FOIL RCはあらゆる利点を提供するように設計されています。
NEW FOIL RC|SCOTT
新しいFOIL RCでは、時速40kmの出力で40kmを走る場合、従来よりも1分18秒速くなったという。
写真で見る進化ポイント
ダウンチューブとシートチューブは、システム全体に焦点を当てた設計の具体例だという。
シートステイを下げたドロップドシートステイの設計はシートチューブの柔軟性を上げ快適性を向上させるだけでなく、空気抵抗も少なくなる。
10度角度をつけることで、前方からの空気を回転するスポークに押し込む形だ。
ドロップドシートステイのデザインは、ディスクブレーキキャリパーを隠すことができ、空気抵抗を減らすだけでなく、クリーンな外観にも寄与している。
革新的な「Duncan SL Aero CFTシートポスト」と「Creston iC SL Aeroコンボハンドルバー」
2つのパーツで構成されたシートポスト。フロントカーボンピースは路面の衝撃を受けてしなり、乗車位置をキープすることができる。
コックピット部分は、一体型コンボバーと、ハンドルバー・ステム別体仕様のオプションを備えている。
2023年の完成車ではフロント700x25c、リア28cのタイヤを使用している。
より太いタイヤを使用したい場合でも問題ない。フレームには実測30mmまで使用可能なクリアランスがある。
※日本国内で展開するNEW FOIL RCのラインナップ等の詳細は9月1日以降にリリースされる
LINK:株式会社スコットジャパン
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WRITTEN BYFRAME編集部
FRAME編集部はロードバイク、MTB、ミニベロ、トライアスリートなど、全員が自転車乗りのメンバーで構成されています。メンテナンスなど役立つ情報から、サイクリングのおすすめのスポット情報、ロードレースの観戦まで、自転車をもっと楽しくするライフスタイル情報をお届けします。 https://jitensha-hoken.jp/blog/