2023年最新|GIANT(ジャイアント)おすすめクロスバイク14台
世界最大級の自転車ブランド、ジャイアント。コスパの良さが魅力的で、世界中で支持されているブランドです。かくいう私もジャイアントのバイク2台を愛用中。
今回は2023年モデルのクロスバイクを見ていきましょう。ラインナップにはコスパに優れたモデルがずらり。初めてのスポーツ自転車としてもおすすめです。
目次
ジャイアントとは
ジャイアントは台湾に本拠地を置くスポーツサイクルブランド。ジャイアントを語る上で外せないポイントは以下の2つです。
- 世界最大級の自転車ブランド
- 圧倒的なコスパ
ジャイアントは、街乗り用の自転車からプロ選手が使う自転車まで幅広くカバーしています。スポーツサイクルブランドとして世界最大級の規模を誇り、世界中に愛用者がいます。
ジャイアントが愛される秘訣は、コスパの良さ。他ブランドと比べ一段抑えられた価格設定ながら、同等かそれ以上の性能を誇るのがジャイアントのバイクです。
2023年、クロスバイクに大幅アップデートはないが……
結論から言うと、2023年のクロスバイク群では大幅にアップデートされることはありませんでした。ロードバイクでは新型プロペルが登場するなど大きいニュースがありましたが、クロスバイクにニューモデルはないようです。しかし、まったく変化がなかったわけではありません。
2023年、人気モデル「エスケープ」がフレームカラーを一新
2023年、人気クロスバイク「エスケープ」のフレームカラーが一新されました。フレームカラーが一新されたのは次の3シリーズ。
- エスケープR3
- エスケープ R ディスク
- エスケープ RX
カラーからクロスバイクを選ぶ人も多いはず。フレームカラーがどう変わったのかをチェックしていきましょう!
2023年モデルのカラーはどう変化した?
ジャイアントのベストセラークロスバイク「エスケープR3」のカラーを比べてみました。
2022年モデルでは、燃え上がるような赤(レッドオレンジ)や、存在感のある黄色(サンバーストイエロー)がラインナップにありました。2023年モデルでは、2022年より落ち着いたカラーになった印象です。
▼赤系のバイクを比べてみてもこのとおり。
2022年の派手で元気な印象の赤(レッドオレンジ)から、2023年は上品で落ち着きのある赤(キャンディレッド)へと変わりました。
エスケープ R ディスクとエスケープ RXもフレームカラーが一新されています。
▶詳細はGIANTの公式HPへ!
FRAME’s Choice is…
初めての1台としておすすめするFRAME’s Choice。ジャイアントでおすすめしたい1台は、フォーマです。
ジャイアントのフォーマは、いわゆるフラットバーロードです。フラットバーロードとは、その名のとおりハンドルがフラットバーになったロードバイクのこと。
▶ん?クロスバイクとはどう違う? こちらの記事で解説!
FRAME編集部が、フォーマをおすすめする理由は2つ。
- フレームの形状
- 10万円台で買える
フレームの形は、ほぼエアロロード
上の写真だけだと、ぱっと見でロードバイクかクロスバイクか分からないでしょう。ダウンチューブの太さはまるでエアロロードバイクのよう。
しかし、この写真のバイクはフォーマです! エアロ形状のフレームが最大の特徴。
「初めての一台とはいえ、デザインや機能を妥協したくない」
「将来的にドロップハンドルをつけてロードバイクにアップグレードできるような一台が欲しい」
そんな方には、フォーマがぴったりです。
10万円台で買える
デザインや機能を追い求めると、どうしても値段が高くなりますが、ジャイアントのバイクはコスパ最強です。
フォーマのお値段は、税込で10万6700円。初めての一台としても十分に手が届く価格ですね。
コンポーネント(変速パーツやブレーキなど)はロード用のシマノ・クラリスを採用。軽量で変速もしっかり決まるシマノ製コンポーネントを搭載して10万円台とは……さすがコスパ最強ブランド・ジャイアントのバイクです。
最初はフラットバーでカジュアルに乗りこなし、いずれはドロップハンドルにして走りを変えてみる。フラットバーロードならではの楽しみ方が可能です。
もちろんグレードアップにコストはかかりますが、ロードバイクも価格高騰している今、ベース車を“育てて”長く楽しむのも良い選択肢と言えるでしょう。
最新クロスバイク全14台
ここからは2023年の最新クロスバイクをすべてピックアップ。一緒に気になるモデルを見つけにいきましょう。
Bike model article by Masato Shimomura
エスケープ RX
GIANTの定番クロスバイクといえば「エスケープ R」ですが、「エスケープ RX」はより走行性能が高められたシリーズ。軽量アルミフレーム、28Cタイヤなど、ロードバイクゆずりの仕様で、クロスバイクながら高い走行性能を実現しています。
エスケープ RX 1 ディスク
シリーズのフラッグシップモデル。軽量アルミフレーム、フルカーボンフォーク、フラットマウントの油圧ディスクブレーキ、そしてなんといってもドライブトレインにロードバイクコンポーネントのシマノ・ティアグラを搭載。走行性能に妥協のないクロスバイクです。
フレーム | アルミ |
メインコンポーネント | シマノ・ティアグラ |
ホイールセット | ジャイアント GX-28 ホイールセット 28H |
タイヤ | ジャイアント S-R3 AC 700x28C |
サイズ | 430(XS),465(S),500(M),555(L)mm |
カラー | エアグロウ |
重量 | 10.4kg(M) |
税込価格 | 178,200円 |
エスケープ RX 2 ディスク
シリーズ中堅モデルの本機は、上位モデル同様に「アラックスSL」軽量アルミフレーム、
フルカーボンフォークが採用されています。2×9のドライブトレインにテクトロの油圧ディスクブレーキを搭載したモデル。
フレーム | アルミ |
メインコンポーネント | シマノ・アルタス(マイクロシフト・エクスプレス) |
ホイールセット | ジャイアント GX-28 ホイールセット 28H |
タイヤ | ジャイアント S-R3 AC 700x28C |
サイズ | 430(XS),465(S),500(M),555(L)mm |
カラー | フェニックスファイア、チャコール、ミスティフォレスト、スーパーノヴァ |
重量 | 10.7kg(S) |
税込価格 | 119,900円 |
エスケープ RX 3
リムブレーキが主流の時代から、本格スポーツクロスバイクとしてシリーズを代表してきたモデルです。アルミフォークにVブレーキを搭載しています。
フレーム | アルミ |
メインコンポーネント | シマノ・アルタス(マイクロシフト・エクスプレス) |
ホイールセット | ジャイアント S-R3 ホイールセット 前:24H 後:28H |
タイヤ | ジャイアント S-R3 AC 700x28C |
サイズ | 430(XS),465(S),500(M),555(L)mm |
カラー | マットブルー、マットブラック、ヘリオスオレンジ、ホワイト |
重量 | 10.3kg(S) |
税込価格 | 99,000円 |
フォーマ
シリアスな乗り味ながら、フラットバーで本格スポーツバイクの敷居を低くしてくれる街乗り最速モデルです。フラットバーロードのジャンルは年々選択肢が少なくなってきている中、世界のジャイアントが継続して展開する意味は小さくありません。かつての名機「FCR」がそうであったように、フォーマもエアロフォルムを踏襲、現代のフラットバーロードとして存在感を放っています。
フォーマ
ロードバイクジオメトリをベースに、フラットバーで乗ることを想定して設計された軽量アルミフレーム&フォークの組み合わせ。そこにロード用コンポーネントの「シマノ・クラリス」を搭載。
ロードバイクのスピード感をしっかり味わえるフラットバーロードです。ソリッドなエアロフレームに、内装式のケーブルルーティングで、都会的な印象の一台に。
フレーム | アルミ |
メインコンポーネント | シマノ・クラリス |
ホイールセット | ハブ: DINGMEI、リム: GLM CR31 前:24H 後:28H、スポーク:ステンレス14G |
タイヤ | ジャイアント S-R3 AC 700x28C |
サイズ | 465(XS),500(S),535(M)mm |
カラー | ピンク、ブラックカラント |
重量 | 10.2kg(M) |
税込価格 | 106,7000円 |
エスケープ R
クロスバイクの代名詞ともいえるベストセラーシリーズ「エスケープ R」。初めてのクロスバイクにもおすすめできる大定番ラインです。カラーバリエーションも多く、ドロップバーとフラットバーの2種類のハンドルタイプやブレーキタイプを選べる自由度も魅力。30mm幅の太めのタイヤを装着しているので、ビギナーにも安心の乗り心地です。
エスケープ R DROP
ドロップハンドルを有したクロスバイク。ドロップバー用に最適化されたジオメトリに、サブブレーキレバー、やや太めの30Cタイヤ、ライトやワイヤー錠などをスマートに装着できるサドルなど、スポーツバイクが初めてという人にも安心の仕様が嬉しい一台。
フレーム | アルミ |
メインコンポーネント | シマノ・クラリス |
ホイールセット | ジャイアント・スピンフォース・ライト |
タイヤ | ジャイアント・エスケープ R タイヤ 700x30C |
サイズ | 430(XS),465(S),500(M)mm |
カラー | ピンクフレイム、マットブラック、ホワイト |
重量 | 10.9kg(S) |
税込価格 | 104,500円 |
エスケープ R ディスク
リムブレーキが主流であった時代から定番クロスバイクと冠されてきた「エスケープ R3」のディスクブレーキバージョン。2022年モデルからリアセンター長が5mm伸び、安定性が向上。30mm幅タイヤとエルゴグリップ、クッション性の高いサドル、天候に左右されない制動性が魅力の油圧ディスクブレーキで、通勤・通学にはベストマッチするモデルです。
フレーム | アルミ |
メインコンポーネント | シマノ・アルタス |
ホイールセット | ジャイアント・スピンフォース・ライト・ディスク |
タイヤ | ジャイアント・エスケープ R タイヤ 700x30C |
サイズ | 365(XXS),430(XS),465(S),500(M)mm |
カラー | イエローゴールド、サファイア、マットブラック |
重量 | 11.2kg(S) |
税込価格 | 93,500円 |
エスケープ R ディスク MS
上記エスケープ R ディスクのコンポーネントにマイクロシフト製パーツをMIXしたモデル。スポーティさを保ちながら、価格が抑えられています。それでもブレーキは油圧ディスクブレーキと、スペックを落とさないところはさすが。
フレーム | アルミ |
メインコンポーネント | シマノ・アルタス/マイクロシフト TS39 |
ホイールセット | ジャイアント・スピンフォース・ライト・ディスク |
タイヤ | ジャイアント・エスケープ R タイヤ 700x30C |
サイズ | 365(XXS),430(XS),465(S),500(M)mm |
カラー | サファイア、イエローゴールド、マットブラック |
重量 | 11.2kg(S) |
税込価格 | 89,100円 |
エスケープ R3
ジャイアントジャパンのベストセラー「エスケープ R3」。シリーズを通して採用されている30mm幅タイヤとエルゴグリップ、クッション性の高いサドルで、スポーツバイクらしい爽快なライドフィールと快適性が両立しています。5色のカラーバリエーションも魅力。
フレーム | アルミ |
メインコンポーネント | シマノ・アルタス |
ホイールセット | ジャイアント・スピンフォース・ライト |
タイヤ | ジャイアント・エスケープ R タイヤ 700x30C |
サイズ | 365(XXS),430(XS),465(S),500(M)mm |
カラー | キャンディレッド、ティール、ブラックトーン、ホワイト、ブルートーン |
重量 | 10.7kg(S) |
税込価格 | 79,200円 |
エスケープ R3 MS
「エスケープ R3」のコンポーネントに一部マイクロシフトのパーツを使って価格を抑えたモデル。こちらも5色から選べるカラーバリエーションが魅力です。
フレーム | アルミ |
メインコンポーネント | マイクロシフト RD-M26L / TS39 |
ホイールセット | ジャイアント・スピンフォース・ライト |
タイヤ | ジャイアント・エスケープ R タイヤ 700x30C |
サイズ | 365(XXS),430(XS),465(S),500(M)mm |
カラー | ティール、キャンディレッド、ブラックトーン、ホワイト、ブルートーン |
重量 | 10.8kg(S) |
税込価格 | 74,800円 |
クロスター
アルミ軽量クロスバイクの「クロスター」。フォークまでアルミ製のため、キビキビとした走りを楽しめます。定番・万能のエスケープとくらべてルックスもよりスポーティに。
クロスター
ストレート形状のアルミフォークはキビキビとしたハンドリングに寄与、アルミバイクらしいキレのある走りを体感できます。2×8のドライブトレインで段数は十分、クロスターも30mm幅タイヤとエルゴグリップ、ソフトサドルの採用で快適性が高められています。
フレーム | アルミ |
メインコンポーネント | シマノ・アセラ |
ホイールセット | ジャイアント・スピンフォース・ライト |
タイヤ | CST リコース 700x30C |
サイズ | 430(XS),465(S),500(M)mm |
カラー | ブルー、ブラック、ホワイト |
重量 | 10.0kg(S) |
税込価格 | 89,100円 |
グラビエ
オフロードテイストで安定感のある走りが特徴の「グラビエ」。45mm幅(!)のタイヤと専用設計の軽量アルミフレームが、幅広い路面コンディションに対応します。ダウンチューブの立体デザインロゴはフレーム同色で彩られシンプルに。日本生まれの新定番クロスバイクです。
グラビエ ディスク
軽量アルミフレームに、45mm幅の27.5インチタイヤ、テクトロの油圧式ディスクブレーキを搭載したモデル。
フレーム | アルミ |
メインコンポーネント | シマノ・アルタス |
ホイールセット | ジャイアント・スピンフォース XR ディスク |
タイヤ | ケンダ K-1082 27.5×1.75 |
サイズ | 430(XS),465(S),500(M),555(L)mm |
カラー | サテンクリソコラ、サテンダークシルバー、サテンパールホワイト |
重量 | 11.6kg(M) |
税込価格 | 93,500円 |
グラビエ
こちらはクロモリフォークに、ブレーキはテクトロのVブレーキを搭載したモデル。タフでシンプルな外観はそのままに、グッと抑えられた価格が魅力。
フレーム | アルミ |
メインコンポーネント | シマノ・アルタス |
ホイールセット | ジャイアント・スピンフォース XR |
タイヤ | ケンダ K-1082 27.5×1.75 |
サイズ | 430(XS),465(S),500(M),555(L)mm |
カラー | サテンカッパーオレンジ、サテンコズモネイビー、サテンブルー |
重量 | 11.3kg(S) |
税込価格 | 79,200円 |
スナップ
MTB要素の強いクロスバイク「スナップ」。高剛性フレームと極太スリックタイヤに、フロントサスペンションを備え、高いクッション性が自慢です。平日は通勤に、週末はアウトドアにというマルチな使い方も可能に。サイズ展開も豊富なので、ジュニアの初めてのクロスバイクにもおすすめの一台。
スナップ
スリックタイプでありながら極太のタイヤと、SRサンツアー製のサスペンションで、街中走行もアウトドアシーンもこなすマルチバイク。小さいサイズもあるので、ジュニアバイクとしての選択もOK。
フレーム | アルミ |
メインコンポーネント | シマノ・ターニー |
ホイールセット | ハブ:DINGMEI 32H、リム:GLM CR70 32H、スポーク:ステンレス14G |
タイヤ | ケンダ KRANIUM 26×2.1 |
サイズ | 320(XXS),360(XS),430(S),480(M)mm |
カラー | レッド、アボカド、ブラック、ホワイト |
重量 | 14.3kg(S) |
税込価格 | 75,900円 |
エスケープ R E+
ジャイアントのE-バイクのうち、クロスバイクタイプとなるのがエスケープ R E+。電動アシストの力で、登り坂や長距離の走行の負担を軽減。ベストセラークロスバイクのエスケープの名のとおり、軽やかな走行感との相乗効果でサイクリングの幅を広げてくれるでしょう。
▶リリースはこちら
エスケープ R E+
初めてのE-バイクとしても扱いやすいジオメトリと、静音性の高い新型モーターが自慢のE-クロスバイクです。独自のモーターシステムと、フレーム一体型のバッテリー、小型ディスプレイを搭載。一充電あたりの走行可能距離はアクティブモードで95km、エコモードで200kmと、十分な数値です。これまでよりもっと軽やかに、もっと遠くへ連れ出してくれる一台です。
フレーム | アルミ |
メインコンポーネント | シマノ・アリヴィオ/アルタス |
ホイールセット | ジャイアント GX-28 ホイールセット 前:28H 後:32H |
タイヤ | ジャイアント S-X3 W/K-シールド 700x38C |
サイズ | 445(XS),485(S),525(M)mm |
カラー | サファイア、マットダークシルバー、ホワイト |
重量 | 19.7kg(XS) |
税込価格 | 330,000円 |
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