初めてのロードバイク選び、「できるだけ予算は抑えたい!」というのがホンネではないでしょうか。
ただ、スポーツ自転車としてのロードバイクを楽しみたいなら、価格だけで選ぶのはおすすめできません。あまりに安すぎるものは見た目がロードバイク風なだけで、性能が大きく劣るから。ロードバイクとしての必要最低限の性能を備えたエントリーモデルの目安は、10万円前後。
そこで今回は、さまざまな媒体で活動する自転車ジャーナリストの浅野真則が、「10万円」をキーワードに2023年の最新バイクを紹介します。
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目次
初めてのロードバイクは10万円前後がおすすめな理由
最初に結論を言います。
初めてのロードバイクは10万円前後のものがおすすめ。
通販では見た目はロードバイクのような自転車がもっと安く売られていますが、ロードバイク風の激安自転車は重量が十数キロあって重く、ロードバイクとは似て非なるものです。
初めてのロードバイクに10万円前後のものをすすめる理由は主に2つです。
① ロードバイクに必要な最低限の性能が備わっている
ロードバイクに求められる最低限の性能とは、端的にいえば「安全に速く走る性能」です。
性能に影響を与えるのは、自転車の骨格であるフレームの強さや耐久性、自転車をコントロールする上で重要な変速機やブレーキなどのコンポーネント、走りに影響を与えるホイールやタイヤ、ライダーとの接点となるハンドルまわりやサドルまわりのパーツなどで、これら一つひとつに一定以上のクオリティが求められます。
また、ロードバイクでは重量が軽くなるほど価格が高くなる傾向にあります。ロードバイクは軽い方が加速時や上りで有利で、重量の軽さはロードバイクらしい軽快な走りに直結するのです。
10万円前後のロードバイクなら、必要最低限のクオリティと性能はクリアしているといっていいでしょう。
通販で数万円程度で買えるロードバイク風の自転車は、変速機やブレーキ、ホイールなどのパーツがグレードの低いものになっていて、重量も重く、ロードバイクらしい走行性能は期待できません。
『ロードバイク』と『ロードバイク風自転車』を見分ける基準
- 変速機やブレーキなどにロードバイク用のコンポーネントが使われているか?
- ブレーキや変速機などにシマノのロードバイクコンポーネントのクラリス、ターニーA070あたりのグレードのものが選ばれていれば、ロードバイクとして最低限のクオリティを保っているといえるでしょう。
- 重量が10kgを大幅に超えていないか?
- ロードバイク用のコンポーネントや部品を使ったロードバイクは、アルミやスチールのフレームを使っていたとしても重量が10kgを大幅に超えることはまずありません。重量が10kgを大幅に超えるような自転車は「ロードバイク風」の自転車である可能性が高いです。
- タイヤの空気を入れるバルブが仏式バルブか?
- ロードバイクの場合、細めのタイヤに比較的高圧まで空気を入れるため、仏式バルブ(フレンチバルブ)が採用されています。ママチャリに使われる英式バルブが採用されている場合は「ロードバイク風」自転車である可能性が高いです。英式バルブは高圧まで空気を入れるのに適さないからです。
② 気軽に乗れる
10万円前後のバイクは、アルミやスチールなど金属製のフレームを使っています。高価なロードバイクに多く使われているカーボンフレームよりも比較的ラフに使えるというのも魅力です。
丁寧に扱うのは大前提ですが、壁などに立てかけておいた自転車をうっかり倒してしまったときなど、カーボンフレームだとフレームが割れてしまって使用不能になってしまうことも少なくありません。そんな場面でも金属製フレームは比較的ダメージを受けにくいのです。
>> ロードバイクの素材の違いを知る
また、数十万円もするようなカーボンロードのようにあまりに高価なバイクは気軽に使いにくい面もあります。盗難のリスクを考えると、長時間の駐輪が必要な通勤・通学に最適とはいえないでしょう。
気軽に乗れてラフに使える10万円前後のロードバイクは、スポーツバイクの扱いに慣れていないビギナーにおすすめなのです。
自転車は命を預ける乗り物。初心者のうちはプロのメカニックによるメンテナンスを受けるのがベター。最初の1台はスポーツバイク専門店が安心です。でも欲しいものが通販にしかない場合は……?
>> 解説記事をチェック!
10万円前後で買えるロードバイク15選
ロードバイクを性能重視で選ぼうとすると、上を見ればキリがありません。50万円クラスは当たり前、高いモノでは200万円オーバーなんてものもあります。
以前は20万円も出せば最上位グレードの自転車と同じ変速段数の変速機が付いたロードバイクが買えたものでしたが、近年は世界的なスポーツバイクブームや原油価格の高騰などのあおりを受け、スポーツバイクの価格も高騰しています。10万円前後のロードバイクは絶滅危惧種になっています。そんな中でも初めてのロードバイクとしておすすめできるモデルをピックアップしました。
税込10万円未満
ラビチ・ロードディスク700C
北海道の和田商会が展開するオリジナルブランドで、求めやすい価格帯のスポーツバイクを展開するラビチ。ロードディスク700Cは、金属フレームの中では比較的軽いアルミフレームを採用し、税込7万円台と手の届きやすい価格を実現しています。
フロント2段、リア7段の変速機構を備えるシマノのエントリークラスのロードバイクコンポーネント・ターニーA070を搭載し、上りから下り、平坦な幅広い地形に対応できます。
この価格で雨の日でも安定した制動力を発揮するディスクブレーキを標準装備しているのも魅力。最小サイズでは適応身長145cmからと、小柄な女性にもおすすめです。
税込価格 | 76,780円 |
カラー | BORDE RED、BLUE |
サイズ | 450mm(145-160cm)、 470mm(155-170cm)、490mm(165-180cm) |
フレーム素材 | アルミ |
メインコンポーネント | シマノ・ターニー |
重量 | ー |
LINK: ROAD DISC 700c|La Bici
サードバイクス・フェスロード
サードバイクスは「FUN」「EASY」「SAFETY」をコンセプトにした日本のカジュアルサイクルブランド。若者をターゲットにしたリーズナブルでおしゃれなデザインの自転車の販売を行なっています。
フェスロードは一般的なロードバイクのタイヤよりも太い28cのタイヤを搭載し、初めてロードバイクに乗る人でも安心して乗れる設計に。またライトとスタンドが標準装備されているのも嬉しいポイント。
税込価格 | 77,000円 |
カラー | レッド、マットブラック |
サイズ | 465mm |
フレーム素材 | アルミ |
メインコンポーネント | シマノ・ターニー |
重量 | 11.8kg |
アラヤ・フェデラル
リムメーカーとして半世紀以上の歴史を誇る新家工業の自転車ブランド・アラヤのツーリングバイク、フェデラル。クロモリ製のフレームとフォークを採用し、変速レバーをダウンチューブに搭載するクラシカルなルックスが特徴です。
一般的なロードバイクより径が小さい650B(27.5インチ)ホイールと38mm幅の太めのタイヤを装備。雨の日にタイヤからの水はねを防ぐフェンダー(泥よけ)も前後標準装備しています。
通常のブレーキレバーに加えてドロップハンドルのフラット部(ハンドル上部の左右にまっすぐ伸びた部分)にも補助ブレーキレバーを搭載。
キャリアなど荷物を積載しても安定して走れるよう設計されており、ツーリングから街乗りまで幅広い用途に対応する汎用性の高さが魅力です。
税込価格 | 88,000円 |
カラー | ダークモスグリーン, スチールグレー |
サイズ | 450, 500, 550mm |
フレーム素材 | クロモリ |
メインコンポーネント | シマノ・ターニー/アルタス |
重量 | 13.2kg |
LINK: FED ARAYA Federal|ARAYA
ラビチ・グラベル700C
ラビチにはもう1台税込10万円以下で買えるロードバイクがあります。舗装路だけでなくちょっとした未舗装路も走れるバイクとして近年人気が高まっているグラベルバイク・グラベル700Cです。
アルミフレームにフロント2段×リア8段のシマノのロードバイクコンポーネント・クラリスを搭載し、税込9万円台で手に入る1台です。ピュアロードと同じ700Cホイールに35mm幅のワイドなタイヤを組み合わせ、オフロードでの走破性を高めています。
太いタイヤは快適性も高く、安定感もあり、通勤・通学ライドなど街乗りでもその恩恵を感じられるでしょう。いつもの通勤・通学ライドに未舗装路を組み込み、ちょっとした冒険気分を味わうこともできます。
税込価格 | 93,280円 |
カラー | BLACK, KHAKI |
サイズ | 450mm(150-165cm)、470mm(160-175cm)、490mm(170-185cm) |
フレーム素材 | アルミ |
メインコンポーネント | シマノ・クラリス |
重量 | ー |
LINK: GRAVEL 700c|La Bici
XDS・RT500
1995年に設立されたXDSは、カーボンやアルミの自社工場を有し、年間500万台以上の自転車を生産する中国の自転車企業です。RT500はXDSが限定発売するロードバイク。強度と耐久性を兼ね備えたオリジナルアルミフレームを採用し、シマノ・クラリスをメインコンポーネントとして搭載。リムブレーキ仕様なので輪行もしやすく、通勤や通学、またロングライドでも使いやすいパッケージとなっています。
カラーリングも本国で展開するハイエンドカーボンモデルのカラーリングを採用し、価格以上の高級感があるのも魅力です。
税込価格 | オープン価格(参考:ワイズロードオンライン93,500円) |
カラー | BLK/BLUE・BLK/RED・WHT/SLV |
サイズ | 450mm/480mm/500mm/520mm |
フレーム素材 | アルミ |
メインコンポーネント | シマノ・クラリス |
重量 | 10.8㎏(450mm) |
>> RT500のリリースをチェック
LINK: XDS JAPAN
ネスト・ファラド
ネストは 『NEXT STANDARD』 をコンセプトに、毎日の生活をより豊かにするスポーツサイクルを展開するブランド。ファラドは、スポーツバイクらしい軽さとカッチリした乗り味を両立する上位モデルと同じアルミフレームを採用したエントリークラスのロードバイクです。
街乗りの際に便利な普通のシューズで乗れるフラットペダル、キックスタンド、ドロップハンドルの上ハンドルを持ったときにも使えるサブブレーキレバーを標準装備し、初めてのロードバイクに最適なパッケージを実現しています。
フレームの後ろ側のチューブを縦方向につぶして振動吸収性を高め、乗り心地をよくしているほか、ヘッドチューブ(フレームの前方のチューブ)の下側を太くしてコーナーリング性能とブレーキ性能を高めているのも特徴で、スポーティな走りを楽しめます。
税込価格 | 96,800円 |
カラー | レッド、ブラック、ブルー |
サイズ | 500mm(170-185cm)、465mm(160-175cm)、430mm(150-165cm) |
フレーム素材 | アルミ |
メインコンポーネント | シマノ・ターニー |
重量 | 9.7kg (500mm) |
LINK: FALAD|NESTO
コーダーブルーム・ケシキツーリング
コーダーブルームは日本人が日本人のために企画生産する日本の自転車ブランド。フレーム各部のサイズを日本人に最適なサイズとし、日本のライドシーンを意識した商品を展開しています。
ケシキはコーダーブルームのロードバイクの中でも、舗装路だけでなく比較的スムーズな未舗装路もカバーする近年人気の高まっているオールロードと呼ばれるタイプ。幅広でエアボリュームがあり悪路での安定性と快適性の高いタイヤ、堅牢なアルミフレーム、雨でも制動力が落ちにくいディスクブレーキを搭載し、走る場所を選びません。
キャリアなどの後付けを可能にするダボ穴もフレームやフォークのいたるところにあり、サイクリングや街乗り、通勤ライドなど幅広い用途に対応します。
税込価格 | 99,000円 |
カラー | ダークグリーン |
サイズ | 500(L)/ 460(M) / 420(S) |
フレーム素材 | アルミ |
メインコンポーネント | シマノ・クラリス |
重量 | 11.5kg(500mm) |
LINK: KESIKI Touring|KhodaaBloom
~11万円
アラヤ・DIA
速さと快適性を追求するアラヤのツーリングバイク。細身でクラシカルな印象のシマノのロードバイクコンポーネント・クラリスにデュアルコントロールレバーを搭載し、モダンとクラシックがほどよい加減で融合しています。
チェーンリングはグラベルバイクでも採用される46-30Tの組み合わせで、リアの歯数も11-32Tとし、舗装路でスピードを上げるシーンでもツーリングの荷物を積んだときにも上りを軽快に走れる幅広いギヤ比を実現。
ロードバイクの標準規格の700Cホイールに32mm幅のワイドなタイヤを組み合わせ、フェンダー(泥よけ)も標準装備。ツーリングだけでなく街乗りにもおすすめです。
税込価格 | 103,400円 |
カラー | ダークグレー、クイーンズアイボリー |
サイズ | 450, 500, 550mm |
フレーム素材 | クロモリ |
メインコンポーネント | シマノ・クラリス |
重量 | 12.6㎏ |
LINK: DIA ARAYA Diagonale|ARAYA
フジ・バラッドR
日本にルーツを持つアメリカンブランド・フジのバラッドRは、クロモリフレームにドロップハンドルを組み合わせた、ビンテージスタイルバイク。フレームは各チューブの厚みが途中で厚みが変わるバテッドチューブで組まれ、細身のクロモリフレームらしいシルキーな乗り味と軽快でスポーティな走りを兼ね備えます。
クイルステムや、変速機をダウンチューブに設けたWレバーを採用し、オールドテイスト満載の仕上がり。
5サイズ展開で、最小サイズなら小柄な女性でもジャストサイズで乗れるのもうれしいポイントです。
税込価格 | 108,900円 |
カラー | British Green, Black |
サイズ | 43cm,49cm,52cm,54cm,56cm |
フレーム素材 | クロモリ |
メインコンポーネント | シマノ・クラリス |
重量 | 10.0kg |
LINK: BALLAD R|FUJI
トレック・ドマーネAL2
人気のアメリカンブランド・トレックのドマーネシリーズは、ロングライドに最適なエンデュランスロードバイクとよばれるタイプ。乗車時に前傾姿勢が強くなりすぎないようなフレーム設計になっていて、初心者でも長距離を快適に走れるようになっているのが特徴です。
中でも最も手の届きやすい価格を実現しているドマーネAL2は、入門バイクという位置づけながらも、メインコンポーネントにシマノのロードバイクコンポーネント・クラリス、ブレーキは必要十分な制動力と軽さを両立するリムブレーキを搭載。
人気ブランドの入門ロードバイクがこの価格で手に入るとは驚きです。
税込価格 | 109,890円 |
カラー | Gloss Mulsanne Blue/Matte Trek Black、Trek Black/Carbon Smoke |
サイズ | 47、50、52、54、56、58 |
フレーム素材 | アルミ |
メインコンポーネント | シマノ・クラリス |
重量 | 56 – 9.57 kg |
LINK: Domane AL 2|TREK
もうちょっと頑張れば選択肢はぐっと増える! ~13万円
〜12万円
アンカー・RL3ドロップ
ブリヂストンのスポーツバイクブランド・アンカー。同ブランドのロードバイクの中でもっとも手の届きやすい価格を実現したエントリーモデルがRL3ドロップです。
シマノ・クラリスをメインコンポーネントに採用し、ブレーキ、クランクなどのパーツもシマノ製で統一しており、バイクの操作に関するパーツの信頼性が高いのが特徴です。
上位モデルと同じフルカーボンフォークや、プロフォーマット採用のフレームを備えているため、上位モデル同様にロードバイクらしいスポーティな走りを楽しめるだけでなく、ロングライドに適した快適性も兼ね備えています。
税込価格 | 112,000円 |
カラー | オーシャンネイビー, ヘイズホワイト, ミッドナイトブラック |
サイズ | 390-440-490-540mm |
フレーム素材 | アルミ |
メインコンポーネント | シマノ・クラリス |
重量 | 10.3kg(490mm)ペダル付き |
LINK: RL3DROP|ANCHOR
マリン・ニカシオ
1986年にアメリカ・カリフォルニアで誕生したマリン。ニカシオは、アスファルトからダートトレイル、山道までオンロードとオフロードを両方楽しめるように開発されたオールマイティーなバイクです。
細身のバテッドチューブを使ったクロモリフレームにクロモリフォークを組み合わせたクラシカルなルックスは、細身のチューブならではのしなりを生かした伸びやかな加速と振動吸収性の高さが特徴。
700Cホイールで最大40mm幅、ホイール径の小さな650Bホイールなら最大 47mm幅のタイヤに対応するので、グラベルバイクとしてのポテンシャルの高さはもちろん、オンロードの通勤・通学ライドやロングライドも快適にこなす頼もしい1台です。
税込価格 | 117,700円 |
カラー | GLOSS.SILVER / GLOSS.BLACK |
サイズ | 50cm・52cm・54cm・56cm |
フレーム素材 | クロモリ |
メインコンポーネント | シマノ・クラリス |
重量 | 13.3kg(52cm) |
LINK: NICASIO | MARIN JAPAN
~13万円
メリダ・ライド80
新城幸也選手が所属する世界トップクラスのチームのひとつバーレーン・ヴィクトリアスをサポートする世界第2位の自転車メーカー・メリダ。このモデルはメリダでもっともお手ごろ価格のロードバイクです。
長めのヘッドチューブのおかげで上体を起こした乗車フォームで乗れるため、スポーツバイクの前傾姿勢が不安な初心者も安心。
リア三角をコンパクトにし、シートチューブをしなりやすくするだけでなく、細身で扁平加工されたシートステー、同じく扁平加工されたチェーンステーを採用することで快適性を高めています。
フロントフォークもフルカーボン製で振動吸収性に優れ、この価格帯のバイクとしては破格の乗り心地の良さを実現しています。
変速やブレーキ性能を司るコンポーネントはシマノ・クラリスで、登りも平地の高速巡航も対応する幅広いギヤ比によってロングライドからヒルクライムまで幅広く楽しめるようになっています。
税込価格 | 126,500円 |
カラー | GLOSSY BLACK、BLACK/TEAL-BLUE、RED(BLACK) |
サイズ | 44cm(XXS)、47cm(XS)、50cm(S)、52cm(SM)、54cm(ML) |
フレーム素材 | アルミ |
メインコンポーネント | シマノ・クラリス |
重量 | 9.7kg(S) |
LINK: RIDE 80|MERIDA
コーダーブルーム・ファーナクラリス
日本ブランドのコーダーブルームのロングライド向けエンデュランスロード・ファーナシリーズ。シマノ・クラリス搭載モデルも10万円前後で購入できるおすすめモデルです。
ファーナシリーズに採用されるアルミフレームは、厚さを場所によって変えるトリプルバテッド加工を施したチューブを溶接して組み上げられ、軽さと強度を両立。さらに溶接部の凹凸を磨くことで、強度を保ちながら軽量化と見た目の美しさを実現しています。
このフレームにカーボンフォークを組み合わせ、クラスを越えた上質な走りを実現しています。
メインコンポーネントにシマノの2×8スピードのロードバイクコンポーネントのクラリスを搭載し、補助ブレーキやパンツの裾の巻き込みを防ぐカバー付きギアクランクを採用するなど、街乗りにもうれしい装備が充実しています。
税込価格 | 129,800円 |
カラー | ブラック、ブルー |
サイズ | 430(S)/465(M)/500(L) |
フレーム素材 | アルミ |
メインコンポーネント | シマノ・クラリス |
重量 | 9.5kg(500mm) |
LINK: FARNA CLARIS|KhodaaBloom
ジャイアント・コンテンド2
世界最大の自転車メーカー・ジャイアントは、さまざまなカテゴリーのスポーツバイクを高品質で求めやすい価格で提供しています。そのジャイアントで最も手の届きやすい価格のロードバイクがコンテンド2です。
コンテンドはジャイアントのエントリーオールラウンドロードシリーズで、本機はアルミフレームモデル。シートステーをトップチューブより下側に接合するオフセットシートステイや、D字型断面のDフューズシートポスト、フルカーボンフォークを採用し、700×28Cというロードバイクとしては太めのサイズのタイヤを標準装備しています。アルミフレームながら路面からの不快な振動を軽減し、安定した走りと上質な乗り心地を実現しているのが特徴です。
フレーム各部の寸法は上半身を比較的起こしたフォームで乗りやすいように設計され、ハンドルのフラット部を持ったときにもブレーキレバーが握りやすいサブブレーキレバーを搭載するなど、スポーツバイク初心者にも乗りやすい1台に仕上がっています。
税込価格 | 129,800円 |
カラー | グレナデン, コールドアイアン, ブラック |
サイズ | 430(XS),465(S),500(M),535(ML)mm |
フレーム素材 | アルミ |
メインコンポーネント | シマノ・クラリス |
重量 | 9.8kg(S) |
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LINK: CONTEND 2|GIANT
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速さ・軽さだけが正義じゃない! レースに出ないならオールロードやグラベルバイクも
ロードバイクは舗装路を速く走ることを追求したレース用の自転車がルーツ。無駄を省いたシンプルさは、まさに機能美の極致とも言えます。一方で、ママチャリやクロスバイクなどの自転車と比べると、タイヤが細くて路面の衝撃をかなり伝えやすいですし、ハンドルを切ったときの反応もかなりよい傾向にあり、慣れるまでは少し気になる人もいるかもしれません。
もし将来的にレースに出るつもりがないなら、最初はちょっとした未舗装路も走れるオールロードやグラベルバイクと呼ばれるロードバイクの派生カテゴリーのバイクを狙うのもおすすめです。これらのカテゴリーの自転車は、一般的なロードバイクより太めのタイヤを履いていて、ハンドルを切ったときの反応もややマイルドになっていて直進安定性が高いのが特徴。街乗りやサイクリングではこれぐらいの味付けの方がストレスなく乗れるはずです。また、バッグやキャリアを後付けするためのダボ(ネジ穴)がフレームやフォークのあちこちに設けられていて、通勤・通学ライドの荷物を運びやすいだけでなく、キャンプツーリングなどのアウトドア遊び×自転車という楽しみ方にも広がります。
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ロードバイクは必ずしも速さや軽さだけが正義ではありません。自分の気に入ったバイクに乗って楽しく走れればそれでいいのです。
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