
【2021年最新】初心者向けロードバイクおすすめガイド|相場・選び方・トレンドまで徹底解説!
2020/11/4更新【プロメカニック解説】ロードバイクの特徴はやっぱり軽さとスピード!ドロップハンドルの利点って?クロスバイクと何が違うの?「エアロ」「ディスクブレーキ」「グラベル」な最新のトレンドとは?あらゆる疑問にお答えします!さらに初めての1台におすすめなモデルもたっぷり紹介。
漫画形式でわかりやすく、初めてのロードバイク選びをお手伝いします♪
目次
ロードバイクとは

ロードバイクとは、ドロップハンドルに細いタイヤを有したスポーツサイクル。乗車ポジションは前傾姿勢、自転車の重量もかなり軽いため、とにかくスピードが出せる自転車です。
人力で最も早く走れる乗り物と言われており、「シャーッ」と進む爽快感は一度乗れば虜となる魅力です。
レースに参戦する本格派もいれば、通勤・通学など、普段使いでカジュアルに乗る人も増えてきました。

▶ロードバイクで生活がここまで変わる、楽しくなる!
→「ロードバイクの楽しみ方12選!自転車を100%遊びつくすための基礎知識」
ロードバイクの大きな特徴がドロップハンドルです。握る位置によって姿勢が大きく変わり、長く乗っても疲労が溜まりづらく、スピードの調整もしやすい理にかなった形状になっています。
ドロップハンドルの利点って? | 目的で選ぶ!ロード or クロス | まずはメーカーをチェックする? |
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ロードバイク選びに必要な3つのコツ
誰しもが最初は初心者。「選び方がわからない」「高い」「専門ショップには入りづらい」「そもそも何を聞けば…?」ベテランロード乗りもみんなここから始まっているはずです。
ロードバイク選びに大切なポイントは3つ!ここからはプロメカニックの石橋さんに聞いていきますよ~
ロードバイクを選ぶ際の3つのポイント。
- 用途
- フレーム素材
- コンポ*のグレード
*)変速機やブレーキ、ギアなどのパーツ群をまとめてコンポーネント(コンポ)と呼ぶ。自転車のフレーム=骨格、コンポ=内臓のイメージ。
これらをベースに、まずは自分の条件を探っていきましょう。
ぼんやりとイメージできましたか?ここからは3つのポイントを具体的に解説していきます。
①【用途】何km走る?
まずはロードバイクでの生活をとことんイメージしてみましょう。必要なスペックがわかります。
■10~20kmのサイクリングや通勤・通学
10~20km程度の通勤・通学、サイクリングに。乗っている時間でいうと大体1時間くらいが目安ですね。
Answer:10万円程度のエントリーモデルでも十分!
エントリーモデルとはいえ、ママチャリと比べると違いは歴然。ロードバイクらしいスピード感に驚くはずです。
子供の時に新しいおもちゃやゲームを買ってもらった時のようなワクワクが止まらないと思います(笑)
■50~100kmのロングライド
50km~100kmのような比較的長距離も走りたいと考えているなら、コンポーネントに注目して選んでいくと良いでしょう。
Answer:シマノ105グレードのコンポをチョイス!
自転車コンポーネントのシェア世界一を誇るジャパニーズメーカー「Shimano」。シマノ105は長距離を視野に入れたポピュラーなコンポーネントです。
飛行機でいうと、ビジネスクラスのイメージ。最高に良い(ファーストクラス)わけではないものの、多くの人からすると十分満足できるレベルでしょう。
■自転車イベントやレースにも興味あり
イベントやレースは順位やタイムを競うことが多々あります。ロードバイクの性能がその結果や達成感を大きく左右します。
Answer:コンポ上位グレード+軽量フレーム
カーボンフレームを選ぶことで、登りが楽になったり、平坦の速度が上がったりなど乗り手に大きなメリットをもたらします。
レースを視野に入れたロードバイクはほとんどがカーボン製です。
②【フレーム素材】クロモリ・アルミ・カーボンの特徴とは
ロードバイクは、フレームの素材によって乗り心地と性能が大きく変化します。
主な素材は「クロモリ」「アルミ」「カーボン」の3つ。
素材 | メリット | デメリット |
---|---|---|
クロモリ | 衝撃を吸収しやすく、乗り心地が柔らかい | 車体が重い |
アルミ | 軽量で安価 | 衝撃を吸収しづらい |
カーボン | 最も軽量かつ衝撃を吸収しやすい | 高価 |
クロモリ
クロモリとはクロムモリブテン鋼の略で、言い換えればスチール(鉄)鋼です。強度があり長持ちする素材のため、長らくスポーツ自転車のメイン素材として使われてきました。
- メリット
衝撃を吸収しやすく、乗り心地は柔らかい - デメリット
車体が重くなる
アルミやカーボンよりも重量がかさんでしまうため、時代とともに主役の座から離れていきました。
▼今なお輝くクロモリの魅力を知る。おすすめ25選とともにどうぞ。
アルミ
アルミはクロモリに代わり、自転車フレーム素材の主役を奪った存在です。クロモリよりも軽量で、なおかつ錆びにくい素材は、あっという間に各メーカーが採用し定着していきました。
- メリット
軽量で安価 - デメリット
衝撃を吸収しづらい
ロードバイクのエントリーモデルには欠かせない素材です。
カーボン
そのアルミから主役の座を奪いつつあるカーボン。クロモリやアルミと違って金属ではないため重量が劇的に軽くなるのが一番のメリット。ただし、高価なので予算は間違いなく上がります!中には100万円を超えるものも……。
- メリット
車体が軽く、衝撃を吸収しやすい - デメリット
とにかく高価
予算が許すならカーボンも選択肢に入ってきますが、予算が10~20万円であればクロモリかアルミのどちらかを選ぶことになるでしょう。
③【コンポ】グレードを知ろう
「ディレイラー(変速機)、ブレーキや変速のレバー、ギア」などがまとめてコンポーネント(通称コンポ)と呼ばれるものです。
現在、コンポのシェアのほとんどを占めるのはシマノ製のコンポです。
コンポにはグレードがあり、上から、
- DURA-ACE(デュラエース) ←最上位!
- ULTEGRA(アルテグラ)
- 105(イチマルゴ)
- TIAGRA(ティアグラ)
- SORA(ソラ)
- CLARIS(クラリス)
という順番になっています。
グレードが高くなると何が良いかというと、
- ギアの段数が増える
- ブレーキの制動力が高くなる
- 軽くなる
その結果、長距離・長時間走行がしやすくなったり、疲れの軽減につながるというわけです。
このうち105以上は上級モデルの位置づけです。
長距離のライドになればなるほど、体にかかる疲れや負担は蓄積されていきますから、50km以上の距離を頻繁に走るライダーさんには、105以上の上級グレードのコンポをおすすめしたいですね。
購入場所は?
ロードバイク選びは、どこで買うかも重要です。お店の種類によって買えるバイクが全然違います。
- スポーツ自転車専門店:取り扱っているメーカー・モデル多数のケースが多い。
- メーカー専門店:取り扱っているメーカーは基本的に1つそのメーカーのモデルは幅広く取り扱っているケースが多い。上の画像はTREK専門店。
- スポーツ自転車専門ではない自転車屋:ロードバイクの取り扱いがない、取り扱う数が極端に少ないケースも。
- 量販店:2~3万円のロードバイクもどきの自転車(ルック車)が置いてあることも。
- 通販:スポーツ自転車初心者には購入後の組み立て・メンテナンスのハードルが高い。
このなかで初心者に人におすすしたいのはスポーツ自転車専門店かメーカー専門店。総合的に安心して購入できると言えます。
スポーツサイクルというのは、買ったあともメンテナンスが必要です。大切な愛車の主治医と思って、長く付き合えるお店を見極めましょう!
お店選びのコツ-試乗は?サイズはどうする?
ロードバイクの試乗って出来るの……?サイズ選びは?
実際にお店で直接聞くのが一番ですが、そのお店を探さないことには何も始まりませんよね。
スポーツ自転車専門店を選ぶコツ、専門店で実際にインタビューした試乗のこと、サイズ選びのハウツーまで、こちらから確認できます。
→「購入・試乗するお店を探そう」
ロードバイクの価格相場って?
価格は10万円前後からスタートし、プロのロードレース選手が使用しているハイエンドのロードバイクは100万円以上するものも珍しくありません。
例えば10万前後のロードバイクはエントリー用に位置づけられるため、アルミフレームのモデルが多くなっています。ギアやチェーン、ブレーキなどのコンポも価格を抑えたパーツが使用されます。
カーボンフレームを採用したフレームは、20万前後から登場しコンポーネントもグレードアップされる傾向があります。100万円以上するモデルは最高級のカーボンとコンポーネントが組み合わされたモデルとなるわけです。
▶初心者が陥りがちな「スポーツ自転車もどき」にもご注意を。
→「スポーツバイクを欲しい人が安いロードバイク「ルック車」を買うべきではない理由」
ロードバイクの種類&最新トレンドは?
各メーカーのロードバイクのラインナップを見ると、同じロードバイクでもエアロロードやグラベルロードなど、いくつか種類があることに気付きます。この違いはなんなのでしょうか?
実は、ロードバイクの用途によってフレーム形状やスペックがそれぞれ違うのです。
- 軽量レーシングロード:レース向け。軽い素材&深めの前傾姿勢となるジオメトリが特徴
- エアロロード:「平地をいかにトップスピードで走り抜けるか」に重点を絞ったバイク。空気抵抗を減らす独特なフレーム形状が特徴
- エンデュランスロード:より遠くへ、より快適に走るためホイールベースは長めで、アップライトな姿勢をとれるフレームが特徴
- グラベルロード:砂利道などの未舗装路も走れるバイク。35C以上の太めのタイヤを採用しているモデルが多い
そのほかにもシクロクロスバイクやフラットバーロードなど、細かく分けると多岐にわたります。
▶詳しい解説はこちらから。2021年最新のトレンド「ディスクブレーキ」「エアロ」「グラベルロード」「e-bike」も要チェック!
ロードバイクのパーツを一括でチェック!
ロードバイクのことを調べ始めると、聞きなれない名称が多くでてきます。ビンディングペダル、ディレイラー、スプロケット……こちらから確認できます↓
本格的に走るならビンディングペダル
ペダルにはフラットペダルともう一つ、「ビンディングペダル」があります。ビンディングペダルはスキー板とブーツを固定するビンディングシステムを応用したペダルで、足とペダルが固定される仕組みです。
さらにビンディンペダルを使用するには、それに対応したサイクルシューズも必要になります。
シューズがペダルに固定されることで、フラットペダルよりも漕ぐ方向に力を集中できます。さらに固定されていることで「引き足」と言われる引っ張る力も利用できるため、スピードアップや、疲労の蓄積を抑え長時間こぐことが可能に。レースやロングライドには必須なアイテムです。
ビンディングペダルについては、こちらもどうぞ
→「ビンディングペダル基礎知識とおすすめペダル7選」
初心者向けおすすめロードバイクをたっぷり集めました
価格、性能、人気を加味して、エントリーユーザー向けのおすすめロードバイクを集めました。
以下5つのカテゴリーに分けてご紹介します。
- 10万円未満→手軽に始めたい人へ
- 10万円~15万円→選択肢が広がるラインナップ
- 15万円~20万円→カーボン製や憧れのメーカーも見えてくる
- 20万円~25万円→本格的なミドルグレード
- 26万円以上→高価格だけどハイスペックなモデル
では、早速みていきましょう!
【10万円未満】
まずは10万円未満のモデルから。
10万円以下のエントリーモデルを集めた特集もあわせてチェック!
MIYATA(ミヤタ)|Freedom Plus

日本の匠の技を持つ、歴史の長いミヤタによる最新モデル。フレームは細身のクロモリ製で、オフロードも軽々走破できる650B×45Cの極太タイヤを履いています。フロントシングルでリア外装9段。最近のグラベルロードを意識した造りで、もちろんディスクブレーキ(機械式)も完備。なんと言っても、その価格の安さに驚きです。
- 価格:69,800円(税抜)
- フレーム素材:クロモリ
- メインコンポーネント:-
- サイズ:46、50cm
- カラー:カーキ、クリアブラック
LINK: Freedom Plus|MIYATA CYCLE
TREK(トレック)|Domane AL 2

これからロードバイクに乗り始める人に向けて、快適さを優先させたエントリーモデル。安定性に秀でたエンデュランスジオメトリーで、長距離を乗っても疲れ知らず。独自のIsoSpeedカーボンフォークはドロップアウト(ホイール中心側)へ向かって曲がることで路面の振動を吸収してくれます。フェンダーやラックの取り付け可能なマウントも装備。
- 価格:85,000円(税抜)
- フレーム素材:アルミ
- メインコンポーネント:シマノ・クラリス
- サイズ:47、50、52、54、56、58cm
- カラー:Gross Mulsanne Blue×Matte Trek Black、Trek Black×Carbon Smoke
LINK: Domane AL 2 | TREK
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KhodaaBloom(コーダーブルーム)|FARNA DISC CLARIS

日本人による日本人に合わせた自転車を作るブランドのエントリーバイク。重量剛性比の高いアルミ合金を組み合わせたパイプをトリプルバテッド加工することで、フレームの軽量化を追求しています。また、手作業で溶接部の凹凸を研磨することにより、応力集中の原因となる箇所の急激な肉厚の変化を除去。丁寧な造りが光る一台です。
- 価格:89,000円(税抜)
- フレーム素材:アルミ
- メインコンポーネント:シマノ・クラリス
- サイズ:430、465、500mm
- カラー:マットホワイト
LINK: FARNA DISC CLARIS|KhodaaBloom
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MERIDA(メリダ)|RIDE 80

数々のレーシングバイクの開発で培ったアルミ加工技術を採用した、快適な乗り味のエントリーバイク。超扁平ステーによる振動吸収性を高めたフレームを実現しています。コンポーネントに2×8速のシマノ・クラリスを搭載し、ワイドレシオのギヤ比と軽量なパーツアッセンブルによりロングライドやヒルクライムに挑戦できるでしょう。
- 価格:89,900円(税抜)
- フレーム素材:アルミ
- メインコンポーネント:シマノ・クラリス
- サイズ:44、47、50、52、54cm
- カラー:Glossy Light Blue、Matt Black、F-Red
LINK: RIDE 80|MERIDA
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NESTO(ネスト)|ALTERNA

ネストは “誰もがスポーツサイクルを楽しめる『次のふつう』を目指す” とし、競技スポーツ自転車と一般自転車のどちらにも偏らないその中間的なバイクを展開するブランドです。そこから送り出される本機は9.0kgとクラス最軽量を実現。また、フレームリヤ部に快適性を向上させる振動吸収機構のフレクサーを採用。シートステーとチェーンステーを横扁平にすることでリヤ部が縦方向にしなり、フレーム自体が柔軟に路面に対応します。
- 価格:90,500円(税抜)
- フレーム素材:アルミ
- メインコンポーネント:シマノ・ソラ
- サイズ:395、430、465、500mm
- カラー:ホワイト、ブルー、マットブラック
LINK: ALTERNA|NESTO
MARIN(マリン)|NICASIO+

オンロード40%、オフロード60%の走りを楽しみたいライダーのために開発されたフロントシングルモデル。バテッドクロモリフレームとクロモリフォークで衝撃を吸収するので、疲れにくく長距離ライドにもおすすめできます。高級なWTBタイヤを標準装備しているので、段差を気にせず安定した走りを体感できるでしょう。
- 価格:99,000円(税抜)
- フレーム素材:クロモリ
- メインコンポーネント:マイクロシフト・アドヴェント
- サイズ:52、54、56cm
- カラー:Satin Tan×Black
LINK: NICASIO+|MARIN
【10万円〜15万円】
cannondale(キャノンデール)|CAAD Optimo 3

比較的廉価なアルミバイクながら、良質な走行性と振動吸収性の高さで走り屋たちに人気のあった「CAAD Optimo」シリーズがフルモデルチェンジ。そのセカンドグレードとなる本機はコンポーネントにシマノ・ソラを搭載しています。またドロップドシートステーを採用し、さらなる振動減衰に助力。快適性とともにガッツリした走りにも対応します。
- 価格:100,000円(税抜)
- フレーム素材:アルミ
- メインコンポーネント:シマノ・ソラ
- サイズ:44、48、51、54、56、58
- カラー:ハイライター、ブラック
LINK: CAAD Optimo 3|cannondale
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SPECIALIZED(スペシャライズド)|ALLEZ SPORT

屈指のアメリカンブランドによる人気シリーズ「アレー」の末弟モデル。軽量性、洗練されたルックス、信頼性、高いパフォーマンスに焦点を合わせ、これまでの基準には収まらないバイクに仕上がっています。新設計のE5アルミ合金フレームにFACTカーボンフォークを採用し、上質なハンドリングとなめらかな乗り心地を味わえるでしょう。
- 価格:105,000円(税抜)
- フレーム素材:アルミ
- メインコンポーネント:シマノ・ソラ
- サイズ:44、49、52、54、56、58、61cm
- カラー:グロスブレイズ×ターマックブラック、グロス×サテンダヴグレー×ブラック
LINK: ALLEZ SPORT|Specialized ONLINE STORE
FELT(フェルト)|VR60

舗装路からダートを含むアドベンチャーライドまでこなすマルチロード。ハイスピードなトップレースやダウンヒルコースのようなオフロード以外であれば、これ一台ですべてのライディングに対応するでしょう。ブロックタイヤを標準装備して荒れた道でも走破可能。また新形状のシートステーが垂直方向の柔軟性を飛躍的に高め、振動吸収性と路面追従性を獲得しています。
- 価格:118,000円(税抜)
- フレーム素材:アルミ
- メインコンポーネント:シマノ・クラリス
- サイズ:43、47、51、54、56cm
- カラー:ピューター、グロウグリーン
LINK: VR 60|FELT
MERIDA(メリダ)|SCULTURA 200

コンポーネントにシマノ・ソラを搭載し、クラス初の巻き取り式シフターを装備したモデル。ディスクブレーキ用フルカーボンフォークを配備し、ケーブル類を内装したクリーンなシルエットが見所です。高品質な塗装と溶接の仕上がりを持つ「これぞメリダならでは!」と言えるオールラウンドなロードバイク。
- 価格:129,900円(税抜)
- フレーム素材:アルミ
- メインコンポーネント:シマノ・ソラ
- サイズ:44、47、50、52、54cm
- カラー:シルクグリーン、ホワイト
LINK: SCULTURA 200|MERIDA
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JAMIS(ジェイミス)|RENEGADE S4

クロモリフレームのアドベンチャーバイク。コンポーネントにシマノ・ソラを搭載し、ロングライドやツーリングにも役立つ仕様となっています。ディスクブレーキは機械式のTektro製Lyraを採用。ライダーの身長に関係なく均一のパフォーマンスを発揮できるよう設計されたフレームに、さらにタイヤサイズもフレームサイズごとに最適化。日常の通勤&通学からコミューティング、そしてグラベルまでこなす遊び心ある一台。
- 価格:130,000円(税抜)
- フレーム素材:クロモリ
- メインコンポーネント:シマノ・ソラ
- サイズ:44(650b)、48(650b)、51、54、56、58cm
- カラー:Smoke、Root Beer
LINK: RENEGADE S4|JAMIS
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BIANCHI(ビアンキ)|VIA NIRONE 7

爽快で鮮やかなチェレステカラーが好まれているビアンキ。小さいサイズ(41,44)はトップチューブの傾斜が強めで、跨ぎやすいフレーム設計が特徴。女性にもおすすめできるモデルです。アルミエントリーバイクながら、コンポーネントにシマノ・105を搭載。アップライトなポジションがとれ、初心者も軽快に走り出すことができるでしょう。
- 価格:148,000円(税抜)
- フレーム素材:アルミ
- メインコンポーネント:シマノ・105
- サイズ:41、44、47、50、53、55、57
- カラー:CK16×Black、Black×CK16
LINK: VIA NIRONE 7|Bianchi
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【15万円〜20万円】
SCOTT(スコット)|SPEEDSTER 20 DISC
スキー用具をはじめとするスポーツ用品メーカーの自転車部門が作る「スピードスター」シリーズのセカンドグレード。エンデュランスモデルであるスピードスターは、アップライトなジオメトリーを採用。安定したストッピングパワーを発揮するディスクブレーキ仕様で、700×32Cの太いタイヤを装備。その安定性は日々のトレーニング、週末のレースにも使えます。
- 価格:158,000円(税抜)
- フレーム素材:アルミ
- メインコンポーネント:シマノ・ティアグラ
- サイズ:XXS、XS、S、M、L
- カラー:-
LINK: SPEEDSTER 20 DISC|SCOTT
TREK(トレック)|Émonda ALR 4

軽量ロードバイクシリーズのローエンドモデル。パワフルな油圧式ディスクブレーキ、コンポーネントに信頼性の高いシマノ・ティアグラを搭載して、遥かに高価なカーボンバイクの見た目とハンドリング性が得られるAlphaフレームを採用しています。アルミながら上位モデルと同一のジオメトリーを持ち、その走りに遜色はありません。
- 価格:175,000円(税抜)
- フレーム素材:アルミ
- メインコンポーネント:シマノ・ティアグラ
- サイズ:47、50、52、54、56、58
- カラー:Lithium Grey、Radioactive Red to Marigold Fade
LINK: Émonda ALR 4|TREK
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BMC(ビーエムシー)|Teammachine ALR ONE 2021

スイスに拠点を置く自転車ブランドのエントリー最新モデル。スムーズウェルド溶接やサイズごとのチューブ設計により、バランスのとれた剛性と軽量性を実現しています。上位機種「SLR」シリーズ用に開発されたプレミアムカーボンフォークが優れた乗り心地とコントロール性を提供。D-Shapeカーボンシートは余分なパーツを抑え、しなりによる快適性を向上させてます。
- 価格:180,000円(税抜)
- フレーム素材:アルミ
- メインコンポーネント:シマノ・105
- サイズ:47、51、54
- カラー:ブラック×ゴールド
LINK: Teammachine ALR ONE 2021|BMC
ANCHOR(アンカー)|RS6 105 MODEL

上位モデルのフレーム開発思想と同じ「PROFORMAT」により設計されたロードレーサー。推進力の最大化を目指す性能理論をアルミで実現したモデルです。確かな耐久性に加え、無駄を削ぎ落とした軽量レーシングフレームを採用。コンポーネントはシマノ・105を搭載し、将来のDi2電動化を画してケーブル全内装にも対応しています。
RS6はティアグラグレードも選択可能です(税抜160,000円)。
- 価格:185,000円(税抜)
- フレーム素材:アルミ
- メインコンポーネント:シマノ・105
- サイズ:430、460、490、520、550
- カラー:RACE STYLE 1色、 SIMPLE STYLE 32色
LINK: RS6|ANCHOR
GUSTO(グスト)|RCR DURO SPORT

驚きの10万円台カーボンロードがここで登場です。コスパ抜群のエンデューロモデルを展開するのは、自らコンチネンタルチームを持つブランド「GUSTO」。日本の高級炭素繊維である東レカーボンT-800と、世界最軽量素材のひとつ「インネグラ」を組み合わせ、フレーム剛性と衝撃吸収性はピカイチ。特徴あるトップチューブからシートステーまで弓なりの弧を描くフレーム構造は、シートクッションの安定性と快適性を最大限に引き出します。
- 価格:188,000円(税抜)
- フレーム素材:カーボン
- メインコンポーネント:シマノ・105
- サイズ:S、M、L、XL
- カラー:Black×Lava Red、Black×Titan
LINK: RCR DURO SPORT|GUSTO
RIDLEY(リドレー)|Fenix SLA Disc

快適性を求めたアルミエンデュランスロード。上位カーボンモデル「Fenix SL Disc」のDNAを受け継ぎ、コストパフォーマンスの高い一台として通勤&通学からスポーティーな走りまで楽しめるように開発されました。耐久性に優れた6061アルミを採用し、トリプルバテッド加工することで強度と軽さの両立を実現しています。
- 価格:200,000円(税抜)
- フレーム素材:アルミ
- メインコンポーネント:シマノ・ティアグラ
- サイズ:XXS、XS、S、M
- カラー:レッド×ブラック
LINK: Fenix SLA Disc|RIDLEY
【20万円〜25万円】
SPECIALIZDE(スペシャライズド)|ROUBAIX

2020年にフルモデルチェンジを果たした「ルーベ」。石畳のような悪路を得意としながらもエアロ性能が高まり、大幅な軽量化が施されています。ヘッドチューブ上部に搭載された20mmトラベルのサスペンションユニット「Future Shock 1.5」は、荒れた路面からの振動を吸収し、どんな地形でもライダーの疲労を軽減しながらスピード向上に貢献してくれます。
- 価格:208,000円(税抜)
- フレーム素材:カーボン
- メインコンポーネント:シマノ・ティアグラ
- サイズ:44、49、52、54、56、58、(61)
- カラー:グロススカイブルー×ターマックブラック、グロスターマックブラック×アバロニ、グロスフローレッド with ブルーゴーストパール×ターマックブラック、サテンキャストバトルシップ×スレート
LINK: ROUBAIX|Specialized ONLINE SOTRE
FUJI(フジ)|JARI 1.3

FUJIのグラベルバイク・シリーズの中軸を担う一台。2020年のカーボンモデルに続き、本年度はこのアルミモデルがフルモデルチェンジしています。特に低く設計されたBBハイトは低重心を実現し、ロングホイールベースと相まって優れた巡航性能を発揮。JARIシリーズの中でもこの1.3のみに採用される左右非対称設計のシートステーは、負荷のかかりやすいドライブ側と負荷の少ないノンドライブ側の剛性バランスが取られています。
- 価格:220,000円(税抜)
- フレーム素材:アルミ
- メインコンポーネント:スラム・Apex 1X
- サイズ:46、48、52、54、55.5cm
- カラー:Matte Gunmetal
LINK: JARI 1.3|FUJI
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CORRATEC(コラテック)|DOLOMITI DISC

ハイパフォーマンスなアルミロード。油圧式ディスクブレーキを搭載し、コンディションに左右されない制動力を手に入れています。フレームは前方部が大きく扁平してラウンドしながら細くなるトップチューブ、扁平形状のシートステーにより、振動吸収性がとても高く快適。ITM製カーボンシートポスト「KERO」を採用し、さらに良質な乗り心地を味わえることでしょう。
- 価格:238,000円(税抜)
- フレーム素材:アルミ
- メインコンポーネント:シマノ・アルテグラ
- サイズ:46、48、51、54cm
- カラー:Black×Silver、Navy×Blue、Matte Burgundy×Black
LINK: DOLOMITI DISC|corratec
CANYON(キャニオン)|Ultimate CF SL 7 Disc

代理店を通さず、直接ユーザーに販売することにより低価格を実現するドイツのキャニオン。梱包料や輸送費はかかりますが、それでも抜群のコストパフォーマンスを誇ります。本機はライダーの意のままに操られるマシン。コンポーネントにシマノ・105、油圧式ディスクブレーキを配し、トレーニングでも仕事後の運動でも、またはレースにも出場可です。
- 価格:239,000円(税抜)
- フレーム素材:カーボン
- メインコンポーネント:シマノ・105
- サイズ:2XS、XS、S、M、L、XL、2XL
- カラー:Stealth、True Grey
LINK: Ultimate CF SL 7 Disc|CANYON
PINARELLO(ピナレロ)|RAZHA

イタリアのレーシングバイクブランドのピナレロ。左右非対称のフレームで知られ、「DOGMA」や「PRINCE」といった名機を送り出しています。本機はそのアシンメトリック・デザインによる、同社としては比較的廉価なモデル。1”1/8-1”1/2 ONDAフロントフォーク&テーパーヘッドセットが、ブレーキ制動時に最大の剛性と安心感を提供します。
- 価格:243,000円(税抜)
- フレーム素材:カーボン
- メインコンポーネント:シマノ・105
- 在庫サイズ:44SL、46SL、50、51、53、54、55、56
- 取り寄せサイズ:57、59
- カラー:A354/Black Matt、304/Navy Matt
LINK: RAZHA|PINARELLO
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【26万円以上】
cannondale(キャノンデール)|SuperSix EVO Carbon Disc 105

エアロチューブシェイプを採用し、フレーム&パーツをトータルにエンジニアリングしたことで高速域での強さを発揮します。コンポーネントにシマノ・105とディスクブレーキを搭載。画像のアルパインとレインボートラウトが新色として追加登場し、どちらも旬なカラーリングが魅力です。「30万円以下でカーボンフレームとディスクブレーキ、それにデザイン性までが必須!」という人にはとっておきの一台。
- 価格:270,000円(税抜)
- フレーム素材:カーボン
- メインコンポーネント:シマノ・105
- サイズ:44、48、51、54、56、58
- カラー:Black Pearl、Alpine、Rainbow Trout
LINK: SuperSix EVO Carbon Disc 105|cannondale
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BASSO(バッソ)|VENTA

1979年創業のイタリアンブランドによる、トレンドを押さえたオールラウンドマシン。フレーム形状を大きく変更し、フルモデルチェンジされました。各チューブシェイプにカムテール形状を採用し、エアロ性能を強く意識。リヤ三角にショートステーを配することで、快適性と剛性、空力性のバランスを向上させています。
- 価格:278,000円(税抜)
- フレーム素材:カーボン
- メインコンポーネント:シマノ・アルテグラ
- サイズ:450、480、510、530、560、580、610
- カラー:Purple Label、Silver、Anthracite
LINK: VENTA|BASSO
FUJI(フジ)|FOREAL

伝統的なスチールパイプメーカー「コロンバス」のCRONOSチューブを採用した、現代版クロモリシリアスレーサー。カーボン全盛の時代の中で「今でもクロモリで戦いたい」というライダーにおすすめです。高剛性ホイールに対応するフルカーボンフォークを装備。コンポーネントはシマノ・105、油圧式ディスクブレーキを搭載しています。
- 価格:280,000円(税抜)
- フレーム素材:クロモリ
- メインコンポーネント:シマノ・105
- サイズ:47、50、53cm
- カラー:Matte Silver
LINK: FOREAL|FUJI
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Wilier TRIESTINA(ウィリエール・トリエスティーナ)|Cento1 AIR

60Tカーボンを採用したカムテールデザインのエアロレーシングバイク。見た目にも速そうなオーラと、イタリアンブランドらしいデザインが特徴的な1台。ロードレースはもちろん、ショートトライアスロンにも最適。コンポーネントはシマノ・アルテグラDi2、アルテグラ、105の3種あり、105バージョンが20万円代ギリギリの価格で展開されています。
- 価格:295,000円(税抜)
- フレーム素材:カーボン
- メインコンポーネント:シマノ・105
- サイズ:XS、S、M、L、XL
- カラー:ブラック×ホワイト、レッド、ホワイト、マットブラック
LINK: Cento1AIR|Wilier TRIESTINA
GARNEAU(ガノー)|GENNIX A1 ELITE

ガノーが拠点を置くカナダ国内で独自に開発した、最速を求めたエアロカーボンフレーム「ジェニックスA1」。このフレームにシマノ・アルテグラをコンポーネントに搭載したモデルです。軽さと耐久性に優れたシマノ「WH-RS330」ホイールをはじめ、最高のフレーム性能にふさわしい良質なパーツで組み上げられています。
- 価格:300,000円(税抜)
- フレーム素材:カーボン
- メインコンポーネント:シマノ・アルテグラ
- サイズ:450、480、510mm
- カラー:Onyx Black
LINK: GENNIX A1 ELITE|GARNEAU
GIANT(ジャイアント)|PROPEL ADVANCED 2 DISC

ディスクブレーキ専用モデルとして開発された本機は、初めての1台としてもギリギリ手の届く価格帯で展開される本格エアロロード。カーボンフレーム、油圧式ディスクブレーキは当然のこと、この価格帯で専用のケーブル内装式エアロハンドルバーにステム、エアロ形状のカーボンシートポストまでしっかりと装備されるのはさすがGIANT。空力性能を追求しながら、妥協のない剛性設計が成された一台です。
- 価格:300,000円(税抜)
- フレーム素材:カーボン
- メインコンポーネント:シマノ・105
- サイズ:465、500、520、545mm
- カラー:メタリックブラック
LINK: PROPEL ADVANCED 2 DISC|GIANT
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以上、エントリーモデルを中心にご紹介しました。どれも魅力的なロードバイクだと思います。ロードバイクは走ることを楽しむアイテムですが、新しいバイクを選ぶのも楽しい時間ですよね。
30万までのモデルを厳選し、より細かく紹介しているこちらの記事も要チェック!
エントリー~ミドル~ハイエンドまでカバーした厳選ロードバイクはこちらから。21年最新モデルです!
ロードバイクって高い・・・どうしよう?
「ロードバイク欲しい!欲しいけど・・・高い!」
私が最初にロードバイクを買った時もかなり高いと思いました、よくわかります。
そんな方に、参考にしてほしい情報をいくつかお伝えします。
ロードバイクローン / 分割払い
ロードバイクローン、聞いたことない方も多いと思います。
これは、ロードバイクを買う人向けのローンで、お金を借りて毎月返済するかたちでロードバイクを購入できます。
いきなり全額払うのが難しい方で、毎月しっかり返済できる方であれば利用する価値があります。
もちろん、ご利用は計画にお願いしますね!
それ以外にも、自転車店で分割払いが対応しているお店もありますので、まずは近くの自転車屋さんを調べてみると良いです。
型落ちモデルで割引を狙う
ロードバイクの賢い購入の仕方のひとつに、型落ちやアウトレットのモデルを選ぶことです。
あるロードバイクがカラー変更や仕様変更され新たにがリリースされると、今までのモデルは型落ち扱いになります。
型落ちモデルは定価よりも安くされることが多く、そこが狙い目なのです。
しかしデメリットとしては最新の素材や部品ではないケースが多いです。
前年モデルをまとめた記事をどうぞ。
ロードバイクにまつわる素朴な疑問 Q&A
初心者ならみんな気になる素朴な疑問を石橋さんに聞いてみました!
ロードバイクを買うぞ!自転車店ではまず何を聞けばいいんですか?
この記事でお伝えしたように、ロードバイクの用途・フレーム・コンポ、そしてもし気になっているモデルがあれば「◯◯というモデルが気になっています」とストレートに言っても良いと思います。
ロードバイクと一緒に揃えておきたいアイテムは?
ヘルメット、グローブ、カギ、ライトは最低限そろえておきましょう。
→「ロードバイクに必要な装備」
ロードバイクに乗っているときは服装は何を着ればよいですか?
ロードバイク向けのサイクルウェアが理想です。
下はパッド付きのパンツ(ビブショーツ)を選びましょう。
通勤、通学の場合は吸汗速乾性のあるアウトドアウェアやカジュアルウェアが良いと思います。
※初心者に向けたサイクルウェアの解説記事はこちらから
→「サイクリングウェア徹底解説|ロードバイク初心者必見!自転車にピッタリの服装とは」
鍵はどうかければ良いですか?
フレームの三角形の部分とフロントホイールに通すのが良いです。
地球ロックと言って街中で施錠する場合は駐輪場でない限り放置自転車扱いになるので注意が必要ですよ。
買ったあと、ロードバイクの置き場所は?
自宅の室内がベストです。
自宅内が無理な場合、マンション等で、住民のみしか立ち入れない駐輪場があれば理想ですね。
メンテナンスはどうすればよいですか?
全て、購入したショップに任せればおそらく安心ですが、注油くらいは覚えておきたいので、スタッフにやり方を教わってみるのが良いでしょう。
→「自転車初心者でもよく分かるチェーンオイルの注し方・選び方」
さいごに
ロードバイクの楽しさをぜひ味わってほしいです!じっくり選んで楽しいロードバイク生活をスタートさせてくださいね。
2nd edition by Neko Chigura
3rd/4th edition by Toshiyuki Masubuchi

WRITTEN BYFRAME編集部
FRAME編集部はロードバイク、MTB、ミニベロ、トライアスリートなど、全員が自転車乗りのメンバーで構成されています。メンテナンスなど役立つ情報から、サイクリングのおすすめのスポット情報、ロードレースの観戦まで、自転車をもっと楽しくするライフスタイル情報をお届けします。 https://jitensha-hoken.jp/blog/