絶対わかるロードバイクの選び方ーおすすめロードバイク23台と選び方全知識
date : 2016.07.14 update : 2017.02.11

こんにちは。
ロードバイクの修理・メンテナンス専門店を経営している、自転車メカニックの石橋です。
以前は都内の自転車ショップで勤務していました。

突然ですが、

ロードバイクが欲しいけど、選び方がわからない・・・
ロードバイクって高いよなぁ・・・
自転車ショップって入りづらいし、何を聞いたら良いかわからない・・・

と思った経験はありませんか?

私は、自転車ショップ勤務時代に、ロードバイク購入の相談をたくさん受けたのでその気持ちがよく分かります。

そして自分が求める条件に合うロードバイクをモデル別で比較して、ロードバイク選びが楽しくなります!

でも、もしこれらを意識しなければ、快適に乗れなかったり、求めるスペックに満たなかったり、無駄な出費になってしまうかもしれません・・・。

そうならないために、今回はロードバイクの楽しみ方、ロードバイクの選び方についてお話します。
また、おすすめのロードバイクを価格帯別に23台紹介します。
そのほか、私がよく質問・相談を受けた内容をまとめておきますね。

<注意>必要な情報をぎっしり詰め込んだため、記事のボリュームが大きいです。まず短時間で概要だけを知りたいという方は、赤色・青色・太字の箇所を中心に読んでみてください。

それではまいりましょう。

ロードバイクの楽しみ方

(出典:Jussarian)

(出典:Jussarian

「普段の移動をスムーズにしたい」
「気ままにサイクリングを楽しみたい」
「ロードバイクで遠くに行ってみたい」

ロードバイクの楽しみ方、使い方はさまざま。
あなたはどんな風にロードバイクを楽しみますか?
買う前に少しイメージしてみましょう!

自宅近辺でサイクリング

休日にサイクリングをするのが、手軽にロードバイクを楽しむ方法です。
購入直後でハンドル操作に不安な場合は、自動車の交通量が少ないところか、自動車が来ないサイクリングロードがあるとより安全に楽しめます。

家族・友達・恋人とロングライドや自転車旅

日帰り、もしくは泊りがけで自転車旅をするのもロードバイクのひとつの楽しみです。
家族全員の自転車を車に積んで、目的地で自転車を楽しむのはいかがでしょう。

普段家ではできない話もでき、家族の絆も育まれるかもしれません。

友達や恋人とロングライドもおすすめです。
電車や車で行くところにロードバイクで行けたときの達成感を共有するすることもでき、ロードバイクがより楽しくなるはずです。

楽しく走る自転車イベントに参加

観光地を巡り、地元の名産品を味わいながら走るグルメライドと呼ばれるイベントは初心者におすすめです。
体力や脚力に応じて、コースの距離を選べるイベントもあるので、自分のペースで気楽に走れるのが魅力です。

自転車イベントの一例としてこんなものとか。

自転車レースに参加

順位やタイムを競い合うイベントは、達成感もひとしおです。
それには日々のトレーニングが大事になってきますが、ロードバイクを購入したら1度は経験してみても損はありません。
ロードバイク仲間を増やすためにも自転車レースは出会いの場にもなりおすすめです。

ロードバイクの選び方

ロードバイクの選び方
ロードバイクを選ぶときは、3つのポイント(用途、フレームの素材、コンポのグレード)を押さえておきましょう。
また、上記の3つのポイントに加えて購入場所も考えておくとよいでしょう。

用途別に選ぶ

まずはどういう用途でロードバイクに乗るかをイメージしてみましょう。どういった用途でロードバイクに乗るかを考えておくと、どこまで高スペックなものが必要になるかわかります。

ポイントは「走行距離」と「スピード」です!

10km~20kmのサイクリングや通学

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10~20km程度の通勤・通学、サイクリングに使いますか?
乗っている時間でいうと大体1時間くらいが目安ですね。

そうであれば、10万円程度の安価なエントリーモデルでも十分満足できます!
エントリーモデルでも、ママチャリと比べたら「同じ乗り物とは思えない!」と感じるはずです。

子供の時に新しいおもちゃやゲームを買ってもらった時のようなワクワクが止まらないと思います(笑)

50km~100kmのロングライド

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50km~100kmのような比較的長距離も走りたいと考えているなら、コンポーネント(コンポ)に注目して選んでいくと良いでしょう。
ディレイラー(変速機)、ブレーキや変速のレバー、ボトムブラケット、ギア」などがまとめてコンポと呼ばれるものです。

おすすめはコンポーネントメーカーであるシマノ製の105(イチマルゴ)グレードです。
長距離を視野に入れた乗り方でポピュラーなコンポーネントです。
飛行機の座席(エコノミークラス、ビジネスクラス、ファーストクラス)でいうと、ビジネスクラスというイメージです。
最高に良い(ファーストクラス)わけではないものの、多くの人からすると十分満足できるレベルでしょう。

ロードバイクを探すときに105が付いているのかを合わせてチェックしてみると良いと思います。

グレードについては、のちほどコンポについて説明しますので、現時点では「105というコンポがおすすめなんだな」と覚えておいてくださいね。

自転車イベントやレースにも興味あり

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イベントやレースは順位やタイムを競うことが多々あります。
ロードバイクの性能がその結果や達成感を大きく左右します。
そこで重要なのが、前述のコンポーネントの性能に加え、カーボンフレームをはじめとした、軽量なフレームを選ぶことです。

カーボンを選ぶことで、登りが楽になったり、平坦の速度が上がったりなど乗り手に大きなメリットをもたらします。
レースを視野に入れたロードバイクはほとんどがカーボン製です。

フレームの素材

次にロードバイクのフレームの素材について説明します。

「フレームの素材ってどれも一緒でしょ?」

と思うかもしれませんが、素材は

  • クロモリ
  • アルミ
  • カーボン

主に3つあり、素材によって乗り心地や性能が変わってくるんです。

クロモリ

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クロモリとはクロムモリブテン鋼の略で、言い換えればスチール(鉄)鋼です。
強度があり長持ちする素材のため、長らくスポーツ自転車のメイン素材として使われてきました。

衝撃を吸収しやすく、乗り心地は柔らかいです。
後述のアルミやカーボンよりも重量がかさんでしまうため、時代とともに主役の座から離れていきました。

アルミ

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アルミはクロモリに代わり、自転車フレーム素材の主役を奪った存在です。クロモリよりも軽量で、なおかつ錆びることのない素材は、あっという間に各メーカーが採用し定着していきました。

ロードバイクのエントリーモデルには欠かせない素材です。クロモリよりも硬く、衝撃を吸収しづらいのがデメリット。

カーボン

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そのアルミから主役の座を奪いつつあるカーボン。クロモリやアルミと違って金属ではないため重量が劇的に軽くなるのが一番のメリット。

ただし、高価なので予算が上がってしまいます。。。
中には100万円を超えるものも・・・なかなか信じられないですよね(汗)

カーボンのロードバイクだと、最低価格がクロモリやアルミよりも上がってしまいます。
予算が許すならカーボンも選択肢に入ってきますが、予算が10~20万円であればクロモリかアルミのどちらかを選ぶことになるかと思います。

コンポのグレード

(出典:Travis Isaacs)

(出典:Travis Isaacs


ディレイラー(変速機)、ブレーキや変速のレバー、ギア」などがまとめてコンポーネント(通称コンポ)と呼ばれるものです。

現在、コンポのシェアのほとんどを占めるのはシマノ製のコンポです。

コンポにはグレードがあり、上から、

DURA-ACE(デュラエース) ←最上位!

ULTEGRA(アルテグラ)

105(イチマルゴ)

TIAGRA(ティアグラ)

SORA(ソラ)

CLARIS(クラリス)

という順番になっています。

グレードが高くなると何が良いかというと、

  • ギアの段数が増える
  • ブレーキの制動力が高くなる
  • 軽くなる

そしてその結果、長距離・長時間走行がしやすくなったり、疲れの軽減につながります。

このうち105以上は上級モデルの位置づけです。

長距離のライドになればなるほど、体にかかる疲れや負担は蓄積されていきますから、50km以上の距離を頻繁に走るライダーさんには105以上の上級モデルのコンポをおすすめしたいと思います。

購入場所

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ロードバイク選びは、どこで買うかも重要です。
買う場所で買えるものが決まったり、その後のメンテナンスにも関わってきます。
購入場所ごとの特徴をご説明しますね。

ちなみに、この記事で紹介するロードバイク23台は、全て取扱店情報のリンクを貼ってあるのですぐに探せます!

  • スポーツ自転車専門店→取り扱っているメーカー・モデル多数のケースが多い。
  • メーカー専門店→取り扱っているメーカーは基本的に1つ。そのメーカーのモデルは幅広く取り扱っているケースが多い。
  • スポーツ自転車専門ではない自転車屋→取り扱っているロードバイク数が少ないケースも。
  • 量販店→2〜3万円のロードバイクもどきの自転車が置いてあることも。
  • 通販→スポーツ自転車初心者には購入後の組み立て・メンテナンスのハードルが高い。

いくつか紹介しましたが、可能であればスポーツ自転車専門店かメーカー専門店であれば安心して購入できます!

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さて、一度ここでロードバイクの選び方をまとめると、

少々長くなってしまいましたが、ここからは具体的なモデルの紹介に入っていきます。

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