人をダメにする究極のミニベロ、ライトシリーズ御茶ノ水で発見!【話題の新店】

軽さにこだわる自転車専門店『LIGHT SERIES(ライトシリーズ)』に新しい店舗「御茶ノ水店」がオープンしました。

『軽さ』『素材』『走り』にこだわった専門ショップですが、この度あらたに「人をダメにする究極のミニベロ」なるものが発売になったのだとか!

「人をダメにする」とは一体……? FRAME Channelのおかだくんとゆるポタサイクリストのあむちゃんが新店舗に一足お先に潜入してきました!

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「ライトシリーズ御茶ノ水」スポーツの街、小川町に堂々オープン!

ライトシリーズは、ミニベロ・電動アシスト自転車の専門店です。軽さと素材、走りにこだわった車体がそろっていて、自転車好きはもちろん、これから自転車を始めたい人にもおすすめしたいお店なんです。

赤い看板が目印

この日の撮影はオープン前日で、平日だったにもかかわらず、道行く人が立ち止まり店内を覗き込んでいきます。オープン前にして早くも注目度の高さが伺えます。

そんなライトシリーズ御茶ノ水には、何やら『人をダメにする究極のミニベロ』があるのだとか。さっそくチェックしていきましょう!

ワクワクしながら新しいお店に入るおかだくんとあむちゃん

オープン前日の新店舗に潜入!「人をダメにする究極のミニベロ」、一体どれなんだろう。

だから人がダメになる。4つのポイント

人をダメにする究極のミニベロがこちら、ハリークイン(Harry Quinn)のリヴァプール 163E(LIVERPOOL163E)です。

一体何がどう「人をダメにする」のか、この自転車の企画に携わったジックの南出さんに解説してもらいましょう。

『人をダメにする究極のミニベロ』を紹介してくれるのはジック株式会社の南出さん

①流れるような細身のフレームは、クロモリじゃないと実現できません!

南出さん、よろしくお願いします。『人をダメにする究極のミニベロ』、すごく気になります!

気になりますよね。こだわって作っていますので、ひとつずつ紹介していきますね。まず注目してもらいたいのがフレームです。

なにやらおしゃれな雰囲気がありますね。

フレーム素材はクロモリを選びました。 鉄にクロムやモリブデンなどを加えたもので、丈夫で軽いのが特徴です。これにより高い剛性としなやかな乗り味を実現させています。

クロモリフレームってスポーツ自転車では有名ですよね。なるほど、丈夫でしなやかということは、つまり乗りやすいと!

そうなんです。さらに、乗りやすさでいうと低床フレームもポイントです。男性はもちろん、小柄な女性でもまたぎやすくて乗り降りがしやすいから、安全でストレスなく移動ができるんです。

自転車における「乗りやすさ」って、じつは重要なスペックですよね。

まさに人をダメにしちゃうほどストレスフリーな乗りやすさなんです。たとえばハンドルも、高さ調整が簡単にできちゃいますしね。

ハンドルは高さが自由に調節できる

お、ワンタッチ! すげー!

背の高い方から低い方まで自分にあわせて乗れますし、ラクなポジションにも簡単にセットできるので、ここも「人をダメにするポイント」ですね。

家族みんなで共用できるし、みんなでダメになれますね(笑)

それから、乗りやすさと同じくらい注目してほしいのがルックスなんです。この細身で流れるような曲線を実現できたのもクロモリだからなんですよ。

確かに、この細いチューブで描く曲線はアルミやカーボンフレームには見られないですよね! すごくかっこいいし、低床フレームだけどダイヤモンド型のフレームだからスポーティさもある。エンブレムもすごいおしゃれなんですよ〜!

②安定した乗り心地で不安ゼロ

乗り心地の点でいうと、長めのホイールベースにも注目です。

ホイールベース、つまり前後の車輪の距離ですよね。長いとどんな乗り味になるんですか?

ホイールベースとは前後の車輪の中心を結んだ距離のこと。リヴァプール163Eは長めの設計

直進方向の走行が安定するので、フラつきにくく安心して走り続けることができます。

ミニベロってどうしてもクイックな乗り心地になるものが多いですからね、安定性重視の人には超おすすめポイント!

タイヤも1.75インチとかなり太めのものを採用しています。モデル名にもなっているリヴァプールは石畳で有名ですが、そんな石畳でも快適に走れるというイメージが原点なんです。凸凹道もストレスなく走りぬけられますよ。

ハリークインってどんなブランド?

自転車の本場、イギリスのリヴァプール発祥。約130年という長い歴史をもち、オリンピックやヨーロッパの著名なレースでもハリークインの車体が活躍していました。

2016年に株式会社ジックがブランド権利を取得。ハリークインが手掛けてきたクラシカルなデザインを活かし、これまでのハリークインにはない折りたたみ自転車やミニベロなど、全く新しい自転車として日本で蘇りました。

>> ハリークインの歴史を知る(YouTube)

③やっぱり楽チン、電動アシスト!

車体になじむバッテリー

リヴァプール 163Eは、電動アシスト自転車なんですよね?

そうなんです。ここ御茶ノ水は『Cool with E-BIKE』を新しくコンセプトにしたお店で、そのコンセプトどおりの自転車として打ち出したのがこのリヴァプール 163Eなんです。

ライトシリーズ御茶ノ水でも多くの自転車をそろえていますが、その中でもリヴァプール 163Eは「ゆるポタ最強バイク」。快適性を重視した設計+電動アシストの力で、人をダメにするほどの楽チン走行が自慢なんです。

バッテリーもコンパクトで一体感のあるデザインだから、パッと見では電動アシスト自転車だとは気づかないですね。 

Lowモードで約38kmの距離を走れますが、バッテリー自体がコンパクトなので予備バッテリーを持っていってさらに距離を伸ばす、なんてことも可能です。

街中の移動やちょっとしたサイクリングには十分な距離ですね。ちなみにモーターはどこに……?

モーターは前輪にセットされています。たとえば坂道を上る際は、前から引っぱってもらうような自然なアシストを体感できるはずです。

モーターは前輪部分に搭載されている

普段の生活をより快適に、充実させてくれる自転車って感じですね。

最強の快適さで、人をダメにします!

④アレもコレも標準装備。細かい気遣いがたくさん!

安定した乗り心地やスタイリッシュな外観、電動アシストのパワー。主要な長所だけでもその魅力が伝わりますが、ほかにも細かいメリットがたくさんあるようです。

リヴァプール163Eは、折りたたみができるんですよね?

はい、ハンドル部分を折りたためるセミフォールディングタイプです。ハンドルを折りたたんでサドルを下げると、ここまで背が低くなります。

おお〜、コンパクト! これなら車に載せるときもスッと入りそうですね。

そうなんです。さらに、リヴァプール163Eはバッテリーの取り外しが可能です。

「車体は玄関に置いておいて、バッテリーだけ持ち込んで部屋で充電」ってことができますね! 車体のセミフォールディング機構は収納面でもメリットが大きいですね。

あとは、日常的に使うことを考えて、フェンダーやスタンドを標準で装備しています。オプションパーツとして専用のリアキャリアやバスケットなどもあるので、用途にあわせて選んでいただけます。

スタンドやフェンダーは日常使いの必須パーツ。標準装備だから安心

車体の流線形とあわせて設計された専用リアキャリア

そして自転車店での勤務経験のあるおかだくんが声高に何かを訴えています。

これ……、モニターのカバーって最初からついているんですか?

はい、標準でカバーはついてきます。

ちょっと、言わせて! 言わせて!! これね、普通は別売りなのよ。そしてカバーがないと雨が染み込んでの故障って結構多いの! カバーが最初からついてくるのは、じつはすごい嬉しい。これだけでホスピタリティのある設計だって感じるなぁ!

さっそく試乗! 御茶ノ水からはパレスサイクリングにもアクセス抜群

リヴァプール163Eはシルバーとオリーブグリーンの2色展開

リヴァプール163Eの魅力をたっぷり聞いたところで、乗りたい気持ちが抑えられないあむちゃんとおかだくん。さっそく試乗に出かけてもらいましょう。

新しくオープンしたライトシリーズ御茶ノ水は、皇居へのアクセスもバツグン! 適度なアップダウンと景観の移り変わりを楽しめる皇居周辺はサイクリングにもおすすめ。

さらに皇居といえば毎週日曜に開催されるパレスサイクリングも有名ですね。お堀と松林を臨む車道が封鎖され、自転車だけが悠々と走ることができる特別なイベントです。

残念ながらこの日は平日。パレスサイクリングは開催されていませんが、皇居周辺の広々とした雰囲気の中、リヴァプール163Eの実力をチェックします!

パレスサイクリングでは車道が完全に封鎖され、自転車だけが広々と走行できる

初速がけっこう速いよ! 安定性のある走りって解説してもらったけど、走行性能も高い。小径車の「走りが弱い」イメージが払拭されるなあ。

そうそう、ホイールベースが長いと小回りがしにくいかなと思ったけど、安定性がありつつ細かい取り回しもしやすいんですよね〜!

ハンドル操作がラクだよね。外装3段のギア比も、絶妙なバランス!

厳選した3つのギア比ってことですもんね。

そう! 軽いギアのときに軽すぎてペダルが空転するとか、一番重いギアのときに踏み足りないとか、そういう感覚がない。開発者のこだわりを感じるよ。

急な坂道も電動アシストの力でスイスイ。「激坂なのに楽勝すぎる〜!!」

>> 動画で見るともっと伝わる!

リヴァプール 163E スペック

流麗なクロモリフレームに、コンパクトなバッテリーながらパワフルなアシストを体感できる電動アシストミニベロのリヴァプール 163E。

折りたたみ時はグッと背が低くなり、よりコンパクトに。カラーはシルバーとオリーブグリーンの2色から選べます。

フレームクロモリ
折りたたみサイズ1370×390×630mm
重量総重量約15.1kg
(車体重量約13.6kg バッテリー・スタンド・ペダルを除く)
タイヤサイズ16×1.75
コンポーネントLTWOO 3speed
ブレーキVブレーキ
アシストモード4モード(アシストなし【0モード】含む)
走行距離約38km(Lowモードでの走行時)
補助速度範囲0~10km比例補助/10~24km逓減補助
モーター型式直流ブラシレスモーター
モーター定格出力250W
バッテリー型式充電式リチウムイオンバッテリー
バッテリー定格出力25.2V
バッテリー容量5.2Ah
バッテリー寿命約300回
電源AC100~240V
消費電力131Wh
充電器定格出力電圧DC29.4V 1.5A
充電時間約4時間
カラーSilver、Olive
本体価格(税込)129,800円

ライトシリーズ御茶ノ水は一度は行く価値アリ! 気になる一台がきっと見つかる

リヴァプール 163Eも取り扱うライトシリーズ御茶ノ水。COOL with E-BIKEをテーマにした店内には、ここでしか体感できない軽量ミニベロや電動アシスト自転車がズラリ。

皇居にも近い立地で、パレスサイクリングツアーといったイベントも開催予定。自転車好きはもちろん、春に向けて自転車を新調したい人も、訪れて損はありませんよ!

LIGHT SERIES御茶ノ水

〒101-0051
東京都千代田区神田小川町3丁目2番地
TEL:03-6260-5755
営業時間:11:00~20:00
定休日:年末年始

【交通アクセス】

東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」B3b出口から徒歩3分 都営新宿線「小川町駅」A7出口から徒歩3分
東京メトロ半蔵門線「神保町駅」A5出口から徒歩6分     JR「御茶ノ水駅」御茶ノ水橋口から徒歩10分
東京メトロ東西線「竹橋駅」3b出口から徒歩12分

LINK: ライトシリーズ御茶ノ水

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WRITTEN BYFRAME編集部

FRAME編集部はロードバイク、MTB、ミニベロ、トライアスリートなど、全員が自転車乗りのメンバーで構成されています。メンテナンスなど役立つ情報から、サイクリングのおすすめのスポット情報、ロードレースの観戦まで、自転車をもっと楽しくするライフスタイル情報をお届けします。 https://jitensha-hoken.jp/blog/

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