2023-2024年版|SCOTT(スコット)おすすめロードバイク全23台
派手すぎない落ち着いたデザインが魅力のSCOTT(スコット)。日本でもコアファンの多いブランドですが、本社をスイスに置き、本場ヨーロッパにおけるシェア率はじつはトップクラス。スポーツユースはもちろん、日常の足としても広く親しまれています。
そんなスコットの2023年モデルでは『フォイルRC』が大幅な進化を遂げました。TTバイクさながらの造形が目を引くエアロロードは、今なお注目度大。さらに最新の2024年モデルの情報もキャッチ! さっそくチェックしていきましょう。
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目次
SCOTT(スコット)とは
1958年に創業したスコットはスキー関連事業からスタートし、1986年から自転車業界に参入。フルサスペンションバイクの開発や、1,000gを下回るフレームの開発など、常に業界を驚かせる製品を投入し続けています。
プロレースへのサポートにも積極的で2009年「チームコロンビアHTC」以降、数多くのワールドツアーチームに機材供給をしています。
エアロロード「フォイル RC」が第3世代へ!
2023年モデルではスコットのエアロロード「フォイル RC」がモデルチェンジを果たし、第3世代となりました。地面と垂直に近いセッティングで、TTバイクに近い角度のシートポストが特徴です。
リアタイヤに沿う特徴的なシートチューブの造形も含め、よりエアロに特化した新型フォイル RC。2021年にUCIのフレームに関する規制が緩和されたことで、厚みはさらに薄く、側面は幅広く等、これまで以上にエアロな造形が可能になったのです。
スコットは新フォイル RCにTTバイク「プラズマ」の開発で得たエアロ技術を導入。前作と比較して時速40km走行時のパワーを16w軽減することに成功しています。(時速40kmで40kmの距離を走った場合に約1分18秒速く走れる計算に!)
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エアロなのに快適。振動吸収性のヒミツはシートポストにあり
エアロ性能に磨きをかけたフォイル RC ですが、振動吸収性も犠牲にしていません。第3世代から登場した新たな仕組みが、特許取得済みの「シンクロス ダンカン SL エアロ CFT」シートポストです。
横から見ると前後に幅の広いデザインですが、前面はとても薄くエアロ性能の高さを感じさせます。じつはこのシートポスト、複数のピースに分けられるのです。
大きく分けて前後2つのパーツから成るシートポスト。前方の細いカーボン製ピースが路面の衝撃を受けてしなることで、快適性をも犠牲にしないエアロロードに仕上がっているのです。
>> 現行の最新フォイル を紹介した FRAMEチャンネル(動画)もチェック!(04:08〜)
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▼新型フォイルの詳しい情報はこちらから!
2024年モデルでは待望のアディクトグラベルが登場!? フォイルのニューカラーも見逃せない
気になるのはスコットの2024年モデルの最新情報です。スコット本国では、すでに2022年モデルとしてグラベルロード「アディクトグラベル」が展開されています。
グラベルバイクでありながらエアロ造形が垣間見えるルックスから、アディクトグラベルのキャラクターはレース寄りだとわかります。
▼スコット公式のプロモーション動画:SCOTT Addict Gravel
最新のグラベルロード『アディクトグラベル』、今年こそ日本展開を期待してしまいますね。
さらに、2024年モデルではフォイルRCやスピードスターグラベルの新色もリリースされるとの情報も。スコットの新着情報に引き続き注目です!
はじめての一台にはこれがオススメ!
エントリー層に、または初めての1台としておすすめしたいモデルがこちら。王道の「SPEEDSTAR(スピードスター) 40」です。
スピードスターといえば、スコットの軽量アルミロードシリーズ。全モデルでケーブル類はフル内装*と、エントリーモデルらしからぬスマートな見た目が特徴です。
*)リムブレーキモデルを除く
標準でセットされる幅の広い32Cのタイヤが乗り心地の良さに貢献。手から肩にかけて腕周りの疲労を軽減してくれるでしょう。安定感のある走りは、初心者にこそおすすめできるポイントです。
クランクは50×34T、スプロケットは11−32Tと、登り坂でも軽快にこぎ出せるドライブトレイン。コンポーネントは信頼のシマノ・クラリスで、素早く安定した変速ができるでしょう。日常使いだけでなく、ヒルクライムやロングライドまで幅広いシーンで扱える一台です。
おすすめロードバイク全23台
ここからはSCOTTのロードバイクをモデルごとに紹介していきます。SCOTTのロードバイクシリーズは以下のとおり。
>> 気になるシリーズをクリックしてジャンプ
フォイル RC
平坦路の強力な武器となるエアロロードシリーズ。RCとは「Racing Concept」の略称。第3世代へと進化した最新シリーズです。
フォイル RC 10
税込価格 | 1,100,000円 |
フレーム | カーボン |
フォーク | カーボン |
コンポーネント | シマノ・アルテグラDi2 |
ブレーキ | ディスクブレーキ |
サイズ | 49、52、54 |
フォイル RC 30
価格 | 770,000円 |
フレーム | カーボン |
フォーク | カーボン |
コンポーネント | シマノ・105Di2 |
ブレーキ | ディスクブレーキ |
サイズ | 47、49、52、54、56 |
>> FRAMEチャンネルではフォイル RC 30が登場しています!(04:08〜)
フレームセット フォイル RC ULTIMATE HMX SL
価格 | 649,000(税込) |
フレーム | カーボン |
フォーク | カーボン |
ブレーキ | ディスクブレーキ |
サイズ | 47、49、52、54、56 |
フレームセット フォイル RC プロ HMX
価格 | 473,000(税込) |
フレーム | カーボン |
フォーク | カーボン |
ブレーキ | ディスクブレーキ |
サイズ | 47、49、52、54、56 |
アディクト RC
こちらもRC(Racing Concept)を名につけた軽量レースバイクシリーズ。特にヒルクライムに強さを発揮します。
ライダーが最高のパフォーマンスを引き出せるよう、軽くて強靭なHMXカーボン、または超軽量のHMX-SLカーボンを使用。
ディスクブレーキとスルーアクスル専用に設計。ケーブル類は可能な限り内装化され、フレーム本体の形状もエアロダイナミクスのデザインが採用されています。
アディクト RC プロ
価格 | 1,540,000(税込) |
フレーム | カーボン |
フォーク | カーボン |
コンポーネント | シマノ・デュラエースDi2 |
ブレーキ | ディスクブレーキ |
サイズ | 49、52、54、56 |
アディクト RC 10
価格 | 1,320,000(税込) |
フレーム | カーボン |
フォーク | カーボン |
コンポーネント | スラム・FORCE AXS |
ブレーキ | ディスクブレーキ |
サイズ | 49、52、54、56 |
アディクト RC 15
価格 | 1,100,000(税込) |
フレーム | カーボン |
フォーク | カーボン |
コンポーネント | シマノ・アルテグラDi2 |
ブレーキ | ディスクブレーキ |
サイズ | 49、52、54 |
※黒、グレーの2色展開
アディクト RC 20
価格 | 1,012,000(税込) |
フレーム | カーボン |
フォーク | カーボン |
コンポーネント | スラム・フォース eTap AXS |
ブレーキ | ディスクブレーキ |
サイズ | 49、52、54、56 |
アディクト RC 30
価格 | 880,000(税込) |
フレーム | カーボン |
フォーク | カーボン |
コンポーネント | スラム・ライバル eTap AXS |
ブレーキ | ディスクブレーキ |
サイズ | 47、49、52、54 |
アディクト RC 40
価格 | 825,000(税込) |
フレーム | カーボン |
フォーク | カーボン |
コンポーネント | シマノ・105Di2 |
ブレーキ | ディスクブレーキ |
サイズ | 49、52、54 |
フレームセット アディクト RC ULTIMATE HMX SL
価格 | 638,000(税込) |
フレーム | カーボン |
フォーク | カーボン |
ブレーキ | ディスクブレーキ |
サイズ | 47、49、52、54、56 |
フレームセット アディクト RC プロ HMX
価格 | 462,000(税込) |
フレーム | カーボン |
フォーク | カーボン |
ブレーキ | ディスクブレーキ |
サイズ | 47、49、52、54、56 |
アディクト
ADDICTと名付けられているが、上記ADDICT RCとは狙いが異なるエンデュランスバイクシリーズ。
2022年よりヘッドチューブ周りのケーブル類がフレーム内蔵となり、走行抵抗を抑えて見た目もスマートに。タイヤは全車、700×32Cを履きます。
アディクト 20
価格 | 627,000(税込) |
フレーム | カーボン |
フォーク | カーボン |
コンポーネント | シマノ・105Di2 |
ブレーキ | ディスクブレーキ |
サイズ | 49、52、54、56 |
※青、グレーの2色展開
アディクト 30
価格 | 484,000(税込) |
フレーム | カーボン |
フォーク | カーボン |
コンポーネント | シマノ・105Di2 |
ブレーキ | ディスクブレーキ |
サイズ | 47、49、52、54、56 |
※RED、YELLOWの2色展開
アディクト 40
価格 | 374,000(税込) |
フレーム | カーボン |
フォーク | カーボン |
コンポーネント | シマノ・ティアグラ |
ブレーキ | ディスクブレーキ |
サイズ | 47、49、52、54、56 |
スピードスター
スコットのバイクラインナップを支えるアルミロードシリーズ。入門者向けとしてだけでなく、輪行や輸送でハードに使うライダーにもおすすめできるバイク揃いです。
またレーシングバイクよりもアップライトなポジションがとれるエンデュランスジオメトリーを採用。上位機種の長所を惜しげもなく取り入れた、ブランドの屋台骨的シリーズとなっています。
スピードスター 10
価格 | 286,000(税込) |
フレーム | アルミニウム |
フォーク | カーボン |
コンポーネント | シマノ・ティアグラ |
ブレーキ | ディスクブレーキ |
サイズ | 47、49、52、54、56 |
スピードスター 20
価格 | 236,500(税込) |
フレーム | アルミニウム |
フォーク | カーボン |
コンポーネント | シマノ・ティアグラ |
ブレーキ | ディスクブレーキ |
サイズ | 47、49、52、54、56 |
スピードスター 30
価格 | 203,500(税込) |
フレーム | アルミニウム |
フォーク | カーボン |
コンポーネント | シマノ・ソラ |
ブレーキ | ディスクブレーキ |
サイズ | 47、49、52、54、56 |
スピードスター 40
価格 | 181,500(税込) |
フレーム | アルミニウム |
フォーク | アルミニウム |
コンポーネント | シマノ・クラリス |
ブレーキ | ディスクブレーキ |
サイズ | 47、49、52、54、56 |
スピードスター 40 RIM
価格 | 154,000(税込) |
フレーム | アルミニウム |
フォーク | アルミニウム |
コンポーネント | シマノ・クラリス |
ブレーキ | リムブレーキ |
サイズ | 47、49、52、54、56 |
スピードスター グラベル
グラベルロードシリーズ。過酷な路面を駆け抜ける高い走破性と、オンロードでの快適性を両立させている。
グリップ感に優れたパターン付きのワイドタイヤは、ダート路面で効果を発揮。
また、グラベルロードならではのコックピットセッティング、スピードスターの性能の良さを引き継ぎつつ、よりハードでアクティブなライドに対応したスペックとなっている。
荒れた砂利道から草原、アスファルトまで、行動範囲が広がるでしょう。
タイヤ幅はともに40C。
スピードスター グラベル 40EQ
価格 | 242,000(税込) |
フレーム | アルミニウム |
フォーク | アルミニウム |
コンポーネント | シマノ・ティアグラ |
ブレーキ | ディスクブレーキ |
サイズ | 49、52、54 |
スピードスター グラベル 50
価格 | 187,000(税込) |
フレーム | アルミニウム |
フォーク | アルミニウム |
コンポーネント | シマノ・クラリス |
ブレーキ | ディスクブレーキ |
サイズ | 47、49、52、54、56 |
メイトリクス
フラットバー仕様のシリーズ。スピードスターの性能の良質さを受け継ぎ、よりアップライトなポジションに対応するモデル。
タイヤは700×40Cを履き、街中を走っているときの段差も気にならず、週末はちょっとしたグラベルライドにも使えます。
ジオメトリーは上記スピードスター グラベルと同様。
ホイールベースは長いですが、リアトライアングルは小さくまとまっていてクイックに走ることができます。
メイトリクス 30EQ
価格 | 181,500(税込) |
フレーム | アルミニウム |
フォーク | アルミニウム |
コンポーネント | シマノ・クラリス |
ブレーキ | ディスクブレーキ |
サイズ | 47、49、52、54、56 |
前年度モデルはこちらから
Photos (C) SCOTT JAPAN
LINK:SCOTT JAPAN