【自転車がしゃべる!?】近未来のフルカーボンE-クロスバイクを堪能!パワフルなアシストで激坂制覇
見たことないE-バイクが登場しました。
フルカーボン製、超個性的なフレーム形状、さらにはAI音声認識や指紋認証・GPSにe-Sim内蔵と最新テクノロジーがてんこ盛りなE-クロスバイク『Urtopia Carbon 1(ユートピア カーボン 1)』です。
最速で試してみたFRAME編集部員の「未来は自転車がしゃべるんやねぇ」というコメントの真意とは!?? ザ・近未来な最先端E-バイクをじっくりチェックしていきましょう。
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目次
3つの未来ポイント
いかにも近未来な雰囲気がただようこの自転車が、『Urtopia Carbon 1(ユートピア カーボン 1)』です。
シティサイクルとは一線を画す、スポーツタイプの電動アシスト自転車がE-バイク。最近ではE-バイクもすっかりおなじみのカテゴリになりましたが、今回紹介するUrtopia Carbon 1の、この形、この機能、このテクノロジーをして「すっかりおなじみ」とは言わせません!
特筆すべき「近未来ポイント」を3つに絞って解説しましょう。
①フレーム形状が近未来!
なんといっても、フレームのこの部分。
ない。なくなっている。
トライアスロンバイクではシートチューブが取り払われたフレームを目にしたことがある人もいるかもしれません。空気抵抗を極限まで排除するためのものですが、さてこれをクロスバイクでやっているブランドが他にあるでしょうか?
初見のインパクトは抜群ですね! そしてこだわりポイントは形状だけでなく、素材にも。
フレームはフルカーボン製。フォークはもちろん、ハンドルまでカーボン製というから驚きです。なんだかハイエンドエアロロードで使う紹介文のようですね。実際に、東邦テナックス社製のUTS50は、ミドル〜ハイクラスのカーボンロードバイクで使われるカーボングレードなんですよ。
さらに、Urtopia Carbon 1が追求したのは “シンプルで流れるようなデザイン” 。スタイリッシュで近未来感あふれるデザインを実現するためにも、成形の自由度が高いカーボン素材の選択はマストだったというわけです。走行性能・デザインの双方を満たすためのフルカーボンバイクなんですね。
繰り返しますが、Urtopia Carbon 1はクロスバイクです。電動アシストのE-クロスバイク。カジュアルなクロスバイクでありながらハイレベルなこの構成は、まさに近未来。
②ドライブトレインが近未来!
Urtopia Carbon 1はカーボンベルトドライブです。一般的な自転車ではチェーンが使われる部分に、ベルトドライブという機構を採用しています。走行音が静かで軽いペダリングでスイスイ進むのがベルトドライブの特徴。
さらにカーボン素材の採用で、踏んだ力がダイレクトに伝わる剛性を兼ね備えています。また、チェーンのようにサビを気にしたり、注油のメンテナンスをする必要がない点も大きなメリットですね。
まさに近未来。
もちろん、その他のスペックも申し分なし。ブレーキは油圧式のディスクブレーキ、タイヤは35Cと太めのものをチョイス。悪路走行や多少の凸凹道も難なくこなす装備が自慢です。
③最先端テクノロジーが近未来!
特徴的なフレームやカーボンベルトドライブだけでも強烈な個性を放つUrtopia Carbon 1ですが、最大の未来ポイントはこれからです。
なにせUrtopia Carbon 1はAIを搭載しています。ハンドル右側のボタンをあちゃんあかりがポチしてみると……
そう、喋るんです、この自転車!
…… activate bike.
スマホとつなげろ、とか言ってきます。自転車が!!
流暢な英語がもう近未来。
と同時に、英語のガイダンスとハンドル中央のアンチグレア大型ディスプレイにQRコードが出現しています。
スマートフォンのアプリからセッティングをおこないましょう。
アクティベートは一瞬で完了。
アクティベート後はスマート機能がざくざく登場してきます。
指紋認証! 自転車1台につき、1人の認証が可能です。
ハンドル左側には十字キーが配置されていて、左右のキーでウィンカーを点灯させられます。夜間のみならず、日中だって後方の車からの視認性はバッチリ。十字キーにはライトや電源のオンオフなど、さまざまな機能が割り当てられています。
ほかにもアプリと連動してアクティビティの記録はもちろん、Bluetooth接続で音楽を流したり、ストラバサポートによるGPS記録でユートピアユーザー専用のSNSで共有するなんてことも。
実用性が高い機能としては、ナビゲーションも見逃せません。アプリ上で地点検索すれば、ユートピアのディスプレイ上だけでナビが完結するのです。(このあとの実走シーンをチェック!)
そしてさらなる近未来ポイント、音声認証!!!!!
音声で命令できちゃうってことですね。
- スピードアップ/ダウン
- ライトオン/オフ
- ウィンカー表示(右折・左折)
- ロックする
など、多数の機能を音声で操作できちゃうらしい。ためしに『ライトオン』をやってみましょう。
指紋認証を長押しして、「ライトオン」と発声!
点灯成功です。意外と発音は気にしなくてもよさそうです。
しかもこの音声操作、動作する際にグリップ部分が振動します。音が届いたかちょっと不安になる音声操作で、ちゃんと感触が手のひらで感じられるのはありがたいですね。
鍵をかける『ロックザバイク』もこのとおり。
ちゃんとロックがかかりました。
もちろん走行中も音声操作はできるので、たとえばスピードを上げたい/下げたいときや、日中でもトンネルに入ってライトをつけたいときに、ハンズフリーで操作できるのはありがたい!
>> 一連の流れはぜひ動画でチェック! 未来感がきっと伝わる
ナビ機能を使って目的地へ直行! 激坂を走ってみた
スマホと連動させればユートピアだけでナビ機能が完結するということで、さっそくあちゃんあかりに試してもらいます。
目的地にピンを置いて、「そこに行く」をタップすると……
一瞬でルートが表示されました。
さらにバイク側にもナビがセットされています。もちろん自転車が喋っていますよ……!
Head southeast then turn right onto benten douri.(南東に進み、弁天通りを右折します)
ナビのとおりに目的地、クライマーの有名練習スポット「ランド坂」へ向かいます。
道を間違えてもしっかりリルートしてくれます。案内が表示される際はきちんと振動で教えてくれるから助かりますね。
さて、坂のふもとに到着し、ここから気にしたいのがアシストフィーリング。E-バイクといっても電動アシストの味付けはマイルドなものからパワフルなものまでさまざま。
Urtopia Carbon 1のアシストはというと……
ゼロ発進からの坂道スタートで、『(アシストレベル)1でも余裕かもしれない』発言が飛び出しました。Urtopia Carbon 1はかなりパワフルなアシストがきくようです。
とはいえアシストレベル1のまま上りきってしまうわけにはいかないので、2→3へとモードを変えてみるあちゃんあかり。
3にした途端、後続していたカメラマンとの距離がぐんぐん離れていきます(カメラマンも電動アシスト自転車だったんですよ……!)。
そしてあっという間に坂を上りきり、感想を求めるとこの表情です。
完全に笑っちゃってます。
フルカーボンバイクとはいえ、電動タイプのガッシリとした15kg台のE-バイクです。基本斜度10%超えの激坂を軽々クライミングは、確かに笑っちゃいますね。
バッテリーも360Whの高エネルギーリチウムイオンバッテリーを搭載。フル充電時には最大100kmもの距離を走行可能です。頼もしすぎる!
>> 走れるFRAME編集部員のばっしーもテスト! 自己ベストに挑戦します。(動画をチェック)
Urtopia Carbon 1はAFUストアで購入可能!
未来型フルカーボンE-バイクの『Urtopia Carbon 1(ユートピア カーボン 1)』は、ミッドナイトインパリスとシリウスブラックの2色展開です。
撮影で使用したものは、ブラックベースにオレンジ〜グリーンのグラデーションの線形デザインが配されたミッドナイトインパリス。もうひとつのシリウスブラックはブラックベースにオレンジのソリッドなマークが施されたシンプルなデザインが魅力です。
ブランド | Urtopia |
製品名 | Carbon 1 |
本体重量 | 15kg |
ボディ素材 | カーボンファイバー(UTS50) |
耐荷重 | 110kg |
サイズ | 170〜185cm |
梱包サイズ | 1780 x 780 x 270mm |
走行可能距離 | 40km〜100km ※フル充電時 |
バッテリー | 容量:360Wh セル:Samsung リチウムイオン 充電時間:約2.5時間 |
パワーモード | 3段階(エコ / コンフォート / スポーツ) |
モーター | 36V 250W(定格)45Nm |
ブレーキ | Tektro ハイドロディスクブレーキ |
ホイール | 700C (IS0 622mm BSD)インナーリム19mm |
タイヤ | Kenda Kwest パンク耐性 700 x 35C(35mm / 1.4インチ) |
チェーン | カーボンベルトドライブ |
ライト | StVZO 20ルクスヘッドライト |
ディスプレイ | LEDドットディスプレイ |
防水性能 | ディスプレイ:IPX5 車体:IPX4 |
生産地 | 中国 |
気になる販売価格は59万8800円。これだけのスペック、最新テクノロジーが搭載されていれば納得のお値段ではありますが、やっぱりもっとお安く手に入れたいというあなた!
クラウドファンディングのリターン価格が狙い目です。
45万8000円 ~ 49万8000円 (17~24%)と、10万円以上おトクなスペシャルプライスは見逃せませんよ。
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近未来を実車で体感してみて! サイクルモード東京で見られるぞ
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WRITTEN BYFRAME編集部
FRAME編集部はロードバイク、MTB、ミニベロ、トライアスリートなど、全員が自転車乗りのメンバーで構成されています。メンテナンスなど役立つ情報から、サイクリングのおすすめのスポット情報、ロードレースの観戦まで、自転車をもっと楽しくするライフスタイル情報をお届けします。 https://jitensha-hoken.jp/blog/