ツール・ド・フランス2017|ステージ20を前にした選手の様子、SNSまとめ

ツール・ド・フランス2017も残りあと2日! 日本時間の今晩行われるTT(タイムトライアルレース、決められたコースのタイムを競う)で、総合優勝が決定しますね。イマドキの選手は皆twitterやInstagramでファンに向けて発信しているので、現地の様子が直に感じられて、ロードレースファンとしてもワクワクします。そこで、現在総合10位までの選手のツイートをまとめ、翻訳してみました。

総合1位、優勝最右翼のフルームは

苦しい戦いながらも、献身的なミハウ・クフャトコフスキーのアシストにより、現在総合1位をキープできているクリス・フルーム(チーム・スカイ)。そんな彼のツイートはもちろん、アシストへの感謝の気持ちでした。イゾアール峠ゴールの山岳ステージ18で、ペースの速さとあまりのきつさについサングラスを投げ捨て、それがニュースとなったクフャトコフスキー

今気づいたけど、僕のサングラス、もうこれしかない?

それに答えてフルーム、

私のをあげるよ?

と、ラブラブの蜜月。なんだか腐女子の方にはおいしい展開です。
フルームがサイを助けるプロジェクトのサポートをしていることは以前お伝えしましたが、こんな消耗する戦いの合間にも、自分を象徴する動物=サイのことは忘れていません。

クロサイの赤ちゃん誕生!!!

ここから感じられるのは「王者の余裕」ではないでしょうか。

一方総合2位、フランスの新星バルデは

マクロン新大統領の激励を受けているシーンをリツイート。

バルデ、あとは気持ちの問題だ! 我々は君を誇りに思うよ。日曜日、楽しみにしている

フランス大統領からの激励というか、プレッシャーというか。

最強コロンビア人、ウランは

現在総合3位につけているウラン(キャノンデール・ドラパック)。公式Instagramはスペイン語ですが、こんな写真をアップ。

親愛あるファンの皆さん、応援ありがとう!明日Rigo*のこんな姿を見たいですね

*ウランの愛称

4位のミケル・ランダは

チーム・スカイ内でフルームとの確執も憶測されているミケル・ランダはフルームほどSNSまめではないようで、7月14日のこのツイート以来沈黙。

レース後ミーティング、終わった

5位のファビオ・アルは

紳士協定破りのレッテルを貼られ、議論の的になったファビオ・アル(アスタナ)ですが、ファンを大事にする精神はピカイチのようです。

応援してくれるファンのためにも全力を出す!ファンこそがロードレースの魂だ、というのが自分の哲学

と、カッコいいセリフ。ぐっと来た人も多いのではないでしょうか。

6位のダン・マーティンは

アイルランド出身のダン・マーティン(クイックステップ)はこまめにツイッターで文章だけ発信。21日のツイートは意気消沈している様子がうかがえます。

ステージを獲るために逃げに全力を尽くしたけど、僕はまだマークされているようだ。しょうがないが、最終的には一矢報いることができた。

スカイの執拗なマークに疲れたのでしょうね。このツイートには147もの応援メッセージがありました。

7位のサイモン・イェーツは

イギリス出身のサイモン・イェーツ(オリカ・スコット)はレース中はあまりSNSしない派のようです。7月8日のこのインスタグラムを最後に、アップデートはありません。

今日懐かしい道に戻ってきた? …もっといい天気だったらいいのにとは思うけどね? ❄️❄️❄️

8位のルイス・メインティスは

意外(?)にマメにツイートしているのがUAEエミレーツのルイス・メインティス(南アフリカ)。今日のホヤホヤツイートはこちら。

TTのスタート時間が16:50・・・

順位が上の選手ほど待ち時間が長くなりますからね。

9位のバルギルは

山岳賞をすでに確定しているワレン・バルギル(フランス、サンウェブ)はかなりマメなツイッター民&インスタグラ民。

明日もこんな感じで行きたいね!

燃えています。

10位のコンタドールは

日本にもファンが多いアルベルト・コンタドール(スペイン、トレック・セガフレード)。往年魅せた圧倒的な登りの強さはないものの、ここまで10位とはやはりお見事。

明日、最後のTTがんばります。この写真・・・彼は何をタトゥーにしてると思います?ファンのみんなにはいつまでも驚かされるよ!?

いかがでしたでしょうか? 選手のツイッターやインスタグラム、けっこう面白いですよね。お目当ての選手のTTの待ち時間にいろいろ検索してみるのも楽しいかもしれません。
Top photo:(C)Sidi / Bettiniphoto

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WRITTEN BYヤマショウ

FRAME編集長 山祥ショウコ マガジンハウス『GINZA』を経て英国遊学から帰国後女性サイトの草分け「Cafeglobe.com」の立ち上げに参画。その後『Casa Brutus』『GQ Japan』「Variety Japan」など、雑誌やウェブのスタートアップ時の編集に携わる。自転車歴9年目。四国出身、湘南在住。

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