女優・創作あーちすと「のん」が新作を試乗! BESV(ベスビー)が2019新モデルを発表
次世代プレミアムE-BIKEの開発・販売を手がけるBESV(ベスビー)。BESVのE-BIKEは、その革新的なデザイン、高い走行性能、直感的でシンプルな操作性により、世界最大の電動アシスト自転車市場であるヨーロッパにおいて、高い評価を受けている。
そんなBESVからこの度、 待望の折りたたみタイプのE-BIKEやフルサスE-MTBを含む3モデルがリリースされた。 3モデルの予約は7月1日から開始。
目次
毎日をスマートに、アクティブにしてくれる「BESV(ベスビー)」
まだまだ日本では普及が進んでいるとは言えないE-BIKE。自転車好きの皆様ならご存知かもしれないが、BESVについて簡単に説明しておこう。
BESVは、台湾のIT会社によって設立された会社であり、BESVのモデルはすでに世界中で発表され数々の賞を受賞している。日本においてもグッドデザイン賞受賞の実績をもつ。
BESVの由来は、
- B(beauty):機能性を満たした美しい製品であること。
- E(eco):E-BIKEを通して環境改善に貢献すること。
- S(smart):スマートな技術を用いて、製品をよりユーザビリティの高いものにすること。
- V(vision):上記3つの価値が、「VISION」を創造。
BESVのイメージ動画
新モデルは、折りたたみタイプのE-BIKEやフルサスE-MTBを含む3モデル
3モデルを実際に見ての感想は、見た目がE-BIKEっぽくない、という点だ。遠目で見ると、E-BIKEかどうか見分けがつかないレベルであると言っても過言ではない。ビジュアルへのこだわりを強く感じた。
それでは、詳細を見ていこう。
折りたたみ E-BIKE|PSF1(ピーエスエフワン)
BESVを代表するPSシリーズの折りたたみモデル。リジットフォークとアルミフレームで軽量化を図りながら、リアサスペンションによる走行時の快適性を実現している。
折りたためば、コンパクトに収納することができるため、車への積み込みはもちろん、電車に持ち込むことも気軽にできるだろう。通勤から、休日のサイクリングまで多様なサイクルライフにこの一台で対応できる。
- 販売価格(税抜):¥245,000
- 折りたたみ時のサイズ:840mm × 440mm × 770mm(全長 × 全幅 × 全高)
- 車両重量:18.3kg
- 走行可能距離:最大95km
- 充電時間:約4.5時間
- 駆動ユニット:BESV Original
- カラー:Gold / Gray Blue
※仕様は変更になる可能性あり。
販売開始は2019年9月下旬。7月1日の予約開始から、全国のBESV正規ディーラーにて予約すれば、先着100名様に専用のソフトキャリーケースをプレゼントされる。
女優・創作あーちすと のんが出演しているイメージ動画はこちら
フルサスオールマウンテン|TRS2 AM(ティーアールエスツー エーエム)
フルサスオールマウンテン「TR2S AM」。駆動ユニット「SHIMANO STEPS E8080」にBESVオリジナルのバッテリーを搭載。バッテリーはフレーム内蔵型で見た目もスマートとなっている。150mmトラベルのフルサスペンション、27.5 × 2.6タイヤを採用。
- 販売価格(税抜):¥445,000
- 車両重量:23.2kg(Sサイズ) / 23.3kg(Mサイズ)
- 走行可能距離:最大140km
- 充電時間:約4.0時間
- 駆動ユニット:Shimano STEPS E8080
- カラー:Matte Black
※仕様は変更になる可能性あり。
販売開始は、2019年8月23日
クロスカントリーハードテール|TRS2 XC(ティーアールエスツー エックスシー)
TRS2 のクロスカントリーハードテールモデル。TRS2 AM同様、駆動ユニット「SHIMANO STEPS E8080」にBESVオリジナルのバッテリーを搭載。130mmトラベルのハードテールに27.5×2.35タイヤを採用。
- 販売価格(税抜):¥360,000
- 車両重量:20.8kg(Sサイズ) / 20.9kg(Mサイズ)
- 走行可能距離:最大140km
- 充電時間:約4.0時間
- 駆動ユニット:Shimano STEPS E8080
- カラー:Matte Black
※仕様は変更になる可能性もあり。
販売開始は、2019年8月23日
2019新モデル発表イベント @代官山
BESV JAPANは、6月6日(木)に最新モデル「PSF1」「TRS2 AM」「TRS2 XC」の発売イベントを代官山T-SITE GARDEN GALLERYにて開催した。トークセッションには、自転車ロードレース解説者である栗村修さん、モデルの福田萌子さん、BESVアンバサダーを務める女優・創作あーちすと のんさんが出演された。芸能人も出演するということもあって多くの報道陣がかけつけており、私は30分前に到着したのに関わらず、一番後ろの席になってしまった。
それはさておき、トークセッションの中で印象的だった話題をシェアしよう。
E-BIKEが主流になる時代はもう目の前
スポーツe-Bikeナビゲーターでもある栗村修さんは、E-BIKEの未来を明るく見ている。「ヨーロッパではマウンテンバイクの8~9割がE-BIKE。日本でも環境が整えば、一気に市場が拡大するだろう。」と語った。その上で、「競技用を除き、電動ユニットを載せていないスポーツバイクが少数派になる未来がくる。体力や年齢の制限がなくなったことで、自転車人口も増えるだろう。E-BIKEの未来を見据えていきたい。」とした。
女性にこそマウンテンE-BIKEがおすすめ
ロードバイク好きとしても知られているモデルの福田萌子さんは、女性にこそ、マウンテンE-BIKEをオススメしたいと語った。理由は2つあるようだ。まずは、タイヤの太さによる安心感。ロードバイクの細いタイヤは乗っていて怖いなと感じる場面があるが、太いタイヤのマウンテンバイクはグリップも効くため安心感が違う。2つ目は、アシストのおかげで自分の力をフルに使わなくても坂道も登れるという点だ。
安心と快適さがあるマウンテンE-BIKEなら、体力に自信がない人が諦めていた世界や景色を楽しむことができる、とE-BIKEの持つ可能性を強く信じているようだった。
簡単かつコンパクトにたためるPSF1に驚き
かっこいい見た目のPSF1が、簡単にコンパントに折りたためることにとても驚いたとのこと。初めて折りたたんだ時も難しくなく、むしろ、どんどんコンパクトになっていく様子に楽しささえ感じたという。
これまでも現行モデルのPS1には乗ってきたが、折りたためるようになったことでより気軽にどこにでも行けるようになり、行動範囲が広がることが嬉しくてたまらないようだった。
また、BESVのアンバサダーになって印象的な出来事として、「イベントにファンの方がPS1に乗って来てくださったのが嬉しい思い出」と語った。
まとめ
BESVのラインナップに、新たに折りたたみタイプのE-BIKEやフルサスE-MTBを含む3モデルが追加された。さらに見た目がスタイリッシュになったことで、これがE-BIKEの火付け役になるかもしれない。日本でもE-BIKEがスポーツバイクの主流になる日はそう遠くないだろう。
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WRITTEN BYFRAME編集部
FRAME編集部はロードバイク、MTB、ミニベロ、トライアスリートなど、全員が自転車乗りのメンバーで構成されています。メンテナンスなど役立つ情報から、サイクリングのおすすめのスポット情報、ロードレースの観戦まで、自転車をもっと楽しくするライフスタイル情報をお届けします。 https://jitensha-hoken.jp/blog/