コミケや自転車界隈で話題沸騰中!―今もっとも「弱ペダ」東堂尽八に近い女性 林檎蜜紀さんの魅力は自転車によって引き出される【前編】

容姿端麗、スタイル抜群。一見するとごく普通のアイドルの彼女は、なぜ自転車に乗っているのか? これからの自転車シーンを牽引する存在となり得る彼女の魅力とは一体何だろうか?

前編では林檎さんの自転車との出会い、自転車に懸ける想いについて伺ってみた。

今回のインタビュー場所は池袋のメイド喫茶「アカシウス寄宿舎学園」。彼女にとっても馴染みの場所とあって、終始和やかな雰囲気の中、インタビューは進められた。
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始めて1年半で富士ヒルクライム! キッカケは弱虫ペダル!

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――自転車に乗ってどれくらいになるのでしょうか?

林檎蜜紀さん(以下、林檎):自転車に乗り始めて、もうすぐ二年ですね。最初は、生まれてからママチャリにしか乗ったことが無くて、そもそも自転車がレース競技だっていうことを知らないレベルから、最近だと富士ヒルクライムやイベントレース、に出たりして、タイムが気になるなっていうぐらいになりましたね。

――二年で競技レベル!? すごいですね!

林檎:あれですか? ライターさんオタクとかではないですか? 何かにハマったりとか?

――えっと、結構腐女子(※Wiki「腐女子」)な感じです。

林檎:腐ってるんですね(笑) オタクってこう何かやりこむと凄くそれを考察したりしたくなっちゃったりとか、調べたくなっちゃったりしません?あれと一緒で自転車も始めたら自分なりに目指してる形を極めたいなと…。

普通のロングライドだとどうしても体力がなくてついていけなかったりとかするんですけど、得意なところでは頑張ろうってなったり(笑)。

――ちなみに平坦や坂道など、どういうコースがお好きですか?

林檎:全然、山好きじゃないんですけど、男性は体力があるじゃないですか。平坦とかでは走行距離が100キロを超えてくると体力のなさを感じてだんだんついていけなくなったりして……。

山だと女性の方が体重も軽いので、ちょっと有利になるんですよ。そんな理由もあって山の方が好きだったりします。

―― 一日、最高どれくらい走られたりされるんでしょう?

林檎:今までの最高ですか? 1日の最高だと103キロです。
ブルベ(長距離走行認定イベント)とか出て長く走ったりすると、200キロとかのコースもありますよね。

――200! すごいですね。旅行とか、ちょっと遠くでも行けちゃいますね。

林檎:いいですね?、自転車旅行!

――そんなロードバイクを始めたきっかけは?

林檎:始めたキッカケは弱虫ペダルを観てからです。私も東堂尽八くんと同じ自転車(リドレー)に乗りたいなって、思った次の日にお財布をにぎりしめて自転車屋さんに行ってましたね。

――行動早いですね!

林檎:オタクの無駄な行動力ですよ(笑)。

いざ自転車を買いに! 溢れるリドレーへの想い!

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――ちなみに行かれたお店は?

林檎:ワイズロードのチャーリー店がRIDELYの販売量が日本一と聞いたので行ったんですけど、人生の中でスポーツバイク専門店に行ったことないので、まずどんなカッコで行ったら良いとかわからなくて戸惑いました。

スカートで行ったら「股下が測れないので、これだと採寸できません!」って言われて。

今でこそ測定にスカートで行くなんて!って感じなんですけど当時は、なんで自転車買うのに採寸なんかいるんだ?みたいな衝撃でした。

ママチャリ買う時「コレください」って言って30分くらいで買えるじゃないですか。「今日買えません」って言われた時は本当にビックリしましたよ。

採寸が必要で己に合うフレームがないと買えないって言われて「え!?」って。

――その日はどうされたんですか?

林檎:出直しですね。次の日にパンツ履いて。すごく恥ずかしくて、何故か弱虫ペダルを観てリドレー欲しくなったって言い出せなくって。「あぁ、ちょっと彼氏(東堂尽八)が自転車乗ってて」って言って。まぁ、嘘じゃないですよね(笑)

「私は自転車のこと、わかんないんですけど……それが良いって言われて」という体でいたんですけど「どんな自転車が良いんですか?」って聞かれて思わず「タイムとリドレー!」って。

――それ完全に「知ってる人」ですよね。

林檎:もう恥ずかしくてチャーリー店行けないです!!(笑)測ってくれた人もバイトの若いお兄さんで、測定するときに股下とか測るんですよね。棒みたいのを股下結構ギリギリまで。上げて、「ちょっと押さえまーす」って感じで。ぴったりにサイズだしをします。

なんだか恥ずかしそうにしながらやってくれました。「ちょ、ちょっと失礼しまーす!」って感じで(笑)。

色も東堂くんは白のリドレー乗ってるんです。なので、カラーは白がいいって言ったら、「汚れちゃうから黒がお勧めですよ」って言われたんです。「いや! 絶対に白が良いです!」みたいな(笑)

店員さんは「何故!?」そのコダワリはなんなんだよ、って反応してましたね。理由を言い出せないので、やっぱり「いやぁ、イメージカラーが白なんで」とか言って。自分で言ってて意味わかんない。結局恥ずかしくてチャーリー店で買えなくて。渋谷のワイズロードで買いました(笑)。

あの時の池袋ワイズロードの店員さん、本当にすみませんでした…!

――最初に買ったロードバイクはお幾らくらいだったんですか?

林檎:最初に買ったやつは、うーん幾らぐらいかな? 最初で30万くらいかな。30万いってないかな、くらいですね。

――ビックリしませんでした? いきなりママチャリ1万から30万って。

林檎:ママチャリ30台買えちゃいますよね(笑)。東堂くんが大好きなので同じモデルにしたくて、シートのピラー、サドルから下に伸びる棒みたいなところあるじゃないですか、その部分はホントは黒だったんですけど白に塗装してもらったり。

ホイールも慣れてきたらヒルクライムにより適している軽いものに変えたりして。

サドルも女の子が乗っても痛くない、かつ、白いやつがいいって言って変えてもらったり。初期からはずいぶんカスタムして変えています。
アドバイスやパーツの交換などは錦糸町のFORTUNEBIKE さんにかなりお世話になりました。

林檎さんの代名詞「東堂尽八」、そして『弱虫ペダル』の魅力とは!?

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――そんな情熱を注ぐ東堂くんの魅力を是非。

林檎:東堂くんカッコいいじゃないですか。普段ちょっと面白い感じだけど。私、最初は巻ちゃんが好きだったんですけど、巻ちゃんカッコよすぎるなって思って、ずっと観てたら東堂くん推しになっていました。

東堂くんの良いところは、有言実行なところです。山をとるって言ったらとるし。有言実行かつ、後輩の面倒見が良い所なども好きです。山が速い所も凄く素敵です。

――やはりご自身も山や坂道が好きということもあって、クライマーの東堂くんを想いながら走られたりするんでしょうか?

林檎:あります。あります。あ、こんな感じで走ってるのかな、とか思って楽しい気分になったりすることがあります。やっぱり好きなキャラクターと同じところを走っているんだなって思うと、ワクワクします(力説)。

――東堂くんの好きな名言とかあったら。

林檎:好きな名言。それは、アレですよ。「登れる上にトークも切れる、さらにこの美形! 天は俺に三物を与えた! スリーピング・クライムの東堂尽八」ってとこが最高にいいと思います(笑)。

――林檎さんの代表コスプレといえば東堂くんですが、コスプレしてツーリングへ行ったりとかもされるんでしょうか?

林檎:そうですね。撮影ロケ地が箱根とかだったりして、「それ(東堂くんコス)で走りましょうか」みたいなことはあります。コスプレで走るって凄く大変ですけどね。

――他の方と「合わせ」で走ったりとかもあるんでしょうか?

林檎:私は殆どないですけど、羨ましいなぁって思いますよね。そういう企画があったらいいなぁって思います。むしろそういう企画や取材があれば誘ってください!(笑)

――すごく絵になりそうですよね! 妄想が……いや、なんかすみません!

林檎:そういうのありますよ(笑)。箱根とかで写真撮るのに走ってるんですけど、「あー!○○くんだ!」みたいになって、何故か地元の方と写真撮ることになったりとか…恐縮です。

――いやぁ、それはそうなりますよ(笑)。そういえば林檎さんの代表コスプレといえば東堂さんですけど、彼の他に弱ペダで好きな人とかっています?

林檎:彼の他に好きな人はいま、せん(笑)! 

―― 一途!

林檎:いやそんなことない(笑)。一生懸命スポーツをやっている感じじゃないですか、みんな大好きですね。誰だろうな、鳴子君とかも好きです。

熱い浪速のスピードマン!友達思いで自転車に対する思いも熱くて素敵だなと。泉田君とかもテンション高くていいなって思います。私もインナーマッスルを鍛えたいのでトレーニングとか教えてもらいたいくらいです。

林檎さん今年の注目のロードバイク

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――ちなみに、いま欲しいモデルとかってあったりされます?

林檎:欲しいモデルですか。今私が乗っているものは2014モデルのフェニックスという自転車です。

今気になるものはフェニックスの2016年モデルでフェニックスSLっていう新モデルが気になります。(フレームを指さし)あの三角の部分あるじゃないですか、フレーム部分が1050gしかないんですよ。お米(の小袋)位ですよね。

さらにヘリウムSLという最軽量モデルだとフレーム部分は750gしかない。お米よりかるい! SL印のフェニックスモデルとても気になります。

――ちなみにそれってお幾らくらいするものなのでしょうか?

林檎:お値段は軽くないです(笑)さっきお話しした三角のフレームの所だけで23万5千円税別です。全部組むと何をチョイスしていくかにもよりますが、もちろんもっとかかってきます。

軽ければ軽いほど、山などではより重量を気にせず走れたりしますが、落車や事故でカーボンが傷ついて割れちゃったりするのは心配になりますね。

――どういう時に割れてしまうんですか?

林檎:やっぱ事故とかね。ひびが入ってそこから…など聞いたことがあります。スポーツタイプの自転車の事故は乗る人の増加もありますが年々多いと聞くので気を付けたいですよね。

――保険とか入らないと怖いですね。

林檎:自転車をちゃんと乗るのであれば保険は間違いなく加入しなければならないです。

――今まで落車とかもしたことあるんですか?

林檎:沢山ありますよ?。良く見るとフェニックス、ボロボロで可哀想です。集団で落車したり……レースでは落車も事故も多いですし、危ないですね。

――落車を避けるにはどうすればいいんですか?

林檎:荒い乗り方をしないのはもちろんですが、周りによく注意して乗ることは必須ですね。ロードバイクはオールウェザースポーツと言われますが、初心者のうちは雨の日や路面のコンディションが悪い日は避けて早朝のサイクリングロードやサイクリングコースがお勧めです。
落車に関しては、最後は運!というのもあります…(笑) 

レースだと目の前の選手が落車してそれをどうしても避けきれない展開だってありますもんね。

自転車が凄く破壊された時は自分はかすり傷くらいだったり。自分が骨折など大けがをした時は自転車は割と無傷だったりして…どっちがいいんでしょうか?やっぱり自転車かな…?

――自転車が守れれば、良いんですか!?

林檎:難しい問題です(笑)。

溢れるキャラクター愛からロードバイクの門をくぐった林檎さん。今では我が身以上にバイクへ愛情を注いでいるようです。一つに掛ける想いが新たな扉を開く、林檎さんのように何かに打ち込んでいると、新しい出会いがあるかもしれませんね。

後編はこちら!
コミケや自転車界隈で話題沸騰中! ―今もっとも「弱ペダ」東堂尽八に近い女性 林檎蜜紀さんの魅力とは!?【後編】


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Written by 神田文香

澁澤龍彦とアブサンをこよなく愛するハードボイルドテイストライター。憧れの人は松岡正剛。好きな映画は「コマンドー」。サブカル系コラムからエログロ小説まで、幅広く(?)執筆する。趣味は昆虫食と盆踊り。 (朱時卍時=神田文香)twitter→@akatokibanji2