自転車ペダルの交換方法&おすすめ10選!選び方も詳しく解説

【2021/04/26更新】 ペダルはほかの自転車のパーツとは異なり、比較的楽に交換できる部分です。それでいて種類も豊富であり、自分の趣味や走りにもっとも適したものを選択できます。

しかし種類が多いため、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。そこで今回は、用途別におすすめのペダルをピックアップ。ペダルの交換方法や選び方とあわせて紹介します。

ペダルはハンドルやサドルと同じく、常に自らの身体と触れているパーツです。そのためできるだけ自分の好み、走りにあったものを選びたいですね。

自転車ペダルの種類

自転車のペダルは大きく分けると「フラットペダル」「ビンディングペダル」の2種類に分かれます。

それぞれどんなペダルなのか特徴を知っておきましょう。

スニーカーでも気軽に乗ることができる「フラットペダル」

気軽に乗るならフラットペダル

フラットペダルとは名前の通り「踏み面が平坦になっているペダル」です。普段使いのシューズやサンダルのまま乗れるため、気軽に使えるというメリットがあります。一方で、0時の方向から真下までしか踏み力の効果がなく、パワフルな回転ができないというデメリットが生じます。

本格的に乗るならビンディングペダル

専用シューズで足裏にペダルを固定するため、360度の回転ができます。とくに真下から0時の方向に踏み力が伝わる、いわゆる「引き足」が使えることで、ロスが少なく効率的なペダリングを可能とします。一方で、足とペダルを固定するため、すぐ外せなくて「立ちゴケ」をするなど、初心者には難しさもあります。

フラットペダルとビンディングペダルの違いについては、こちらの記事をチェック!

ペダル選びのポイント

ペダルの素材や種類によって、自転車の乗り心地は大きく変わってきます。選び方を間違えると、逆に乗りづらくなってしまう場合も。

ペダルの特徴と、自分が乗る環境・用途を考慮して選んでみましょう。

素材による特徴の違い

★プラスチック製

  • 低価格で種類が豊富
  • 重量はそこそこある
  • 通勤&通学などに便利

★アルミ製

  • プラスチック製と比べると軽量
  • 主にビンディングペダルに使用されている素材
  • ガッツリとした走りを求める人に

★ステンレス製

  • 少し重量はあるが、錆びにくい
  • ヘビーな使用にも耐久性が高い
  • 長期間、使用したい人に

★カーボン

  • もっとも軽量で高い耐久性
  • 価格はそれ相応に高い
  • リアルアスリート向け

フラットペダルはサイズに注目

フラットペダルは足をつく面が広く、安定した踏み力を実現します。しかし、先述しましたがパワーロスは大きいです。サイズはできる限り大きいものを選ぶのが正しいですが、本体である自転車との相性もあります。

軽さを追求するレーシーなロードバイクには、サイズの大きいフラットペダルはミスマッチとなる場合も。

ビンディングペダルは用途で選ぶ

ビンディングペダルはロードバイク用、MTB&トレッキング用に大別され、なおかつ片面フラットや両面タイプなどの種類があります。用途や好みに応じたセレクトをするのが大事です。

ビンディングペダルを「もっと知りたい!」という方はこちらをどうぞ。

ペダルの交換方法

ペダルの交換はそれほど難しくないので、初心者の方でも交換に挑戦しやすいパーツです。

ここで紹介するポイントを押さえて、自分でペダル交換に挑戦してみましょう。

必要な工具

大抵のペダルは15mmのスパナで対応できます。スポーツペダルの場合、6mmもしくは5mmの六角レンチがあれば問題ありません。

ペダルの外し方

一般的にも知られている通り、ネジは右に回すと締まり左に回すと緩みます。自転車も大概のパーツは同等のもので構成されていますが、ペダルは少々勝手が違います。

つねにほぼ一定方向へ駆動するこのパーツには、一般的に流通している[右ネジ]のほかに、左へ回すと締まる[左ネジ]というものが採用されています。ペダルの回転によって生じる緩みを防止するための仕組みです。

「進行方向に対して右側についているペダルは右ネジ」なので左方向へ回せば緩みます。

「進行方向に対して左方向へついているネジは左ネジ」なので右方向へ回せば緩まります。

バイクを裏側にまわした状態

新しいペダルの取り付け方

新しいペダルを取り付ける際には、取り外しと逆のことをするだけです。注意点としては、ペダルの左右を間違えないこと。そしてグリスを塗るなど、養生にも気をつけてください。

それではここから、おすすめのペダルを次の3カテゴリーに分けて紹介していきます。

  • 気軽に使える通勤&通学用
  • ちょっと本気で楽しみたいスポーツ用
  • ガチで取り組むビンディングペダル

通勤&通学にぴったりなフラットペダル

時間に追われる毎日。朝夕の自転車通勤&通学も穏やかではありません。そんなときはしっかり踏めて、よく回るペダルが欲しいところ。そして頑丈さ。確かな性能を持つペダルを厳選してみました。

WELLGO(ウェルゴ)グラスファイバーペダル

世界的に有名なペダルメーカー品で、多くの完成車に採用されています。近年ではさまざまな素材に取り組んでおり、こちらはグラスファイバー製。アダプターを使用するとトゥークリップの取り付けが可能です。

  • 参考価格:1800円(税込)
  • サイズ:112×103×29mm
  • 重量:398g(ペア)
  • 素材:グラスファイバー

TIOGA(タイオガ)シュアーフットスリム

幅が広いため踏みやすく、かつ軽く造られているペダルです。このペダルはさまざまな用途に合わせて使用できるよう、取り外し可能なリフレクタが付いています。安くペダルを交換し、かつ最先端の流行を取り入れたビジュアルアイテムを手に入れたいのであれば、選択しないわけにはいかないでしょう。

  • 参考価格:2,090円(税込)
  • サイズ:110×100×28mm
  • 重量:330g(ペア)
  • 素材:エンジニアリング プラスチック

MKS(三ヶ島)ペダル アイシーライト

このペダルの特徴は「非常によく回る」ということ。ペダルを回転させるためのベアリングと呼ばれる部品が精巧に作られているため、少しの力でもクルクルと動いてくれます。

ビジュアルに関してもフルメタル仕様の見た目が高級感を醸し出し、プラスチックのものとは一味違う満足感を得られるでしょう。

また、中央に配置されている凸凹がシューズの底とよく噛んでくれるため、滑りにくいのも好印象です。

  • 参考価格:2,085円(税込)
  • サイズ:93×67mm
  • 重量:365g(ペア)
  • 素材:アルミ

BRIDGESTONE(ブリヂストン)ノンスリップペダル

日本が誇る自転車界の雄・ブリヂストンによるペダル。深く刻まれたトレッドパターンにより、どんなシューズを履いていても滑り知らずです。純国内製で安心感も高いでしょう。色はブラックとグレーがあります。

  • 参考価格:1,782円(税込)
  • サイズ:-
  • 重量:390g(ペア)
  • 素材:樹脂

スポーティに楽しみたい方向けのペダル

週末のロングライドやツーリング、そしてフィットネスなどスポーティに自転車を楽しみたい。そんなあなたにおすすめしたいペダルを紹介します。

DIXNA(ディズナ)リブラペダル

「スポーティに走りたいけどデザインにもこだわりたい」という方におすすめのペダルです。シンプルなデザインながら、足裏に沿った形状と滑らかな回転で心地よく走れます。

裏面の重りにより踏み面が自然に上を向くため、ペダルが逆向きになる片面踏みのわずらわしさを解消。ボタン1つで着脱できるため、乗らないときはペダルを外しておけば狭いスペースにも自転車を格納しやすくなります。

  • 参考価格:7,428円(税込)
  • サイズ:110×75mm
  • 重量:380g
  • 素材:クロモリ

XPEDO(エクスペド)XCF08MC

マグネシウムのボディとクロモリシャフトの組み合わせで、重量はわずか250g。独創的な2ハーフリングデザインを採用し、食いつきのいい理想的なピン配置を実現しています。デザイン性だけでなく、しっかり機能面にもこだわったペダルです。

  • 参考価格:6,930円(税込)
  • サイズ:83×80.2×31.2mm
  • 重量:250g(ペア)
  • 素材:マグネシウム&スチール

GAN WELL(ガンウェル)GW-PDMX1

カラーリングで攻めたい人にぴったりな、カモフラージュを身に纏ったペダル。両面踏みでホールド力も確かです。重量はやや重めですが、他人と違った個性を引き出したいと思うなら迷うことはないでしょう。

  • 参考価格:3,273円(税込)
  • サイズ:100×97mm
  • 重量:421g(ペア)
  • 素材:樹脂

ROCKBROS(ロックブロス)自転車ペダル

スポーティさと、高い耐久性を持つペダルを探している方に。アルミ製で軽量、高い次元で丈夫さを誇る、ポテンシャルの高いペダルです。重さもかかりにくく、走行のしやすさや性能を損なわない作りが自慢です。

  • 参考価格:2,960円(税込)
  • サイズ:120×104×17.5mm
  • 重量:303g(ペア)
  • 素材:アルミ

ガチに走りたい方向けのビンディングペダル

街中をスピーディに駆け抜けたい。サイクリングコースを本気で攻めたい——そんなガッツリした走り屋におすすめしたい品々を紹介しましょう。

ビンディングペダルの基礎知識はこちらをどうぞ。

CHINELLI(チネリ)ペダル用ストラップ

ペダルではないですが、いきなりビンディングは怖いという人に向けたフラットペダルに足を固定するベルトストラップです。トゥークリップで足の爪先を引っ掛けるのとは異なり、足の甲の半分をカバーします。

通常のシューズでも使用できるので、自転車で出掛けて臆することなく街を闊歩できるでしょう。耐久性のある高機能素材と適切な角度のアルミバックルにより、ストレスなく足を出し入れできます。

  • 参考価格:4,730円(税込)
  • サイズ:幅50mm
  • 重量:141g(ペア)
  • 素材:-

SHIMANO(シマノ)SPDペダル PD-T421

自転車乗りが最終的に行き着くのがSPD-SLですが、自転車から降りたときに歩きにくいのが難点。そんな「サイクリングの後もそのまま歩くことができたらなぁ」とお悩みの方におすすめしたいのが、SPDのビンディングペダルです。

SPD用のシューズは、ペダルを固定するクリートが靴底に隠れています。靴底からクリートが出っ張らないため歩きやすく、それでいて種類さえ選べば危険なときは外しやすい。これから初めてビンディングペダルに挑戦したい、または上記の要望を抱えた方に是非ともおすすめしたい一品です。

  • 参考価格:6,114円(税込)
  • サイズ:-
  • 重量:423g(ペア)
  • 素材:金属繊維

シマノ製ペダル&シューズについて、もっと詳しく知りたい人はこちらをどうぞ。

おわりに

ペダルは自転車と身体が接触する大切な部分。乗り方にもよりますが、フラットペダルでも十分な場合と、ビンディングペダルのように固定式が必要な場合、さまざまなシーンがあります。

今回は10点のペダル+αをセレクトしましたが、その世界は100倍にも近いものがあるのが実情です。あなたのスタイル、そしてライディングに相性のよいペダルはきっとあるはず。諦めて妥協せず、ベストな選択をしましょう。

Second edition by Toshiyuki Masubuchi

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WRITTEN BYonzk

毎日往復50kmを通学する学生サイクリスト。ホームセンターに売られていたノーブランドのクロスバイクをドロップハンドルへ改造した事からロードバイクに目覚め、現在はSCULTURA 400を所有。冬にはスキーを嗜む。

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